振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

歩行困難な腰痛から回復、診断は椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎すべり症

2022-07-24 16:37:26 | 日記
ブログの投稿をさぼり始めて約7か月が経過。恐らくは投稿の再開を促していると思われるブログサービスからの、1年前の投稿記事を知らせるメールが最近は頻繁に届く。

タイトルにある腰痛は昨年の11月中旬に始まり、数十メートルも歩くとに腰から左の上下肢、臀部にしびれと激痛が走った。立っているだけでも徐々に痛みが始まり、睡眠時も寝返りをすると激痛に襲われた。なので家では座っているしかなかった。ただ、自転車やバイク、それに車の運転に支障がなかったのは幸で、外食などには出掛けることはできた。

40代の頃から腰痛はしばしば経験していたが上下肢にしびれや痛みを伴ったことはなく、今回は椎間板ヘルニアを発症したのだと思った。いつも降圧剤を処方してもらっているかかりつけ医が整形外科の看板を出しているので、激痛が始まった時にレントゲンを撮ってもらった。

画像を見るなりかかりつけの先生曰く、「腰椎の椎間板が擦り減って、もう無くなっているよ」「腰椎が変形して棘のようになった骨が神経に触っているのだろう」だと。おまけに以前からわかっていたが、前から見て背骨が逆の「く」の字に曲がっている。痛み止めの薬を処方してもらったが効果がなく、更に強い薬を追加しても好転しないまま通算約50日が経過した段階で病院の脊髄・脊椎センターを紹介してもらった。

病院でMRIを撮ると脊柱管にも圧迫があるのがわかり、下された診断が上記タイトルのとおり。ドクターに手術で治せるかと尋ねると、元通りにはならないが改善の可能性はあると言う。歩くと激痛が走るこの状態が今後も続くと思うともう耐えられない。手術は40日後になるらしいが、手術を決断した。

で、すぐに手術前検査などを受けたのだが、入院の日を3週間後に迎えたあたりから不思議なことに痛みやしびれが少しずつ和らいできた。ゆっくりとした散歩ぐらいなら10分間は歩けた。病院に連絡して予定外の診察を受けると、その状態なら今すぐに手術の必要はなさそうだとのドクターの診断で、手術は中止になった。

その後は2週間サイクルくらいで痛みが少し出たり収まったりを繰り返し、5月頃からは痛みもしびれも出なくなってきた。3月からは近くのスポーツジムに通い始め、軽い筋トレをしたり、プールで水中ウォーキングをしている。毎日の軽いストレッチと散歩をする以外にも、自宅天井からロープを使ってぶら下がれるようにした。くの字に曲がった背骨が少しだけでも矯正できるように毎日何回もぶら下がっているが、少しは効いているような気がする。

今も何とかその状態が保たれているが、何時また再発するか、内心はビクビク。改善努力を愚直に継続するしかない。身体だけでなく脳も老朽化しないように、この際ブログも再開してみよう。