振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

新しく買ったスマホが第2スロットのSIMカードを認識しない

2023-07-16 10:17:05 | 日記
今年のゴールデンウィークに、アンドロイドスマホを新調した。4年半使った旧スマホはまだ使える状態だが、電池の持ちが少し悪くなり、低下した視力でも見易いように画面を大きくしたかった。

機能的には旧スマホと同じように、日本のSIMカードと海外の現地SIMカードが同時に使えるDSDV機能を条件に探していると、某メーカーより手頃な価格で新機種が丁度発売された。

早速スマホショップで端末のみを購入し、自分でSIMカードを入れ替えセットアップした。第1SIMスロットに挿入した日本のキャリアのSIMカードは正常に認識されて立ち上がり、通話もデータ通信も問題なかったが、第2スロットに挿入したAIS(タイの電話会社)のSIMカードは認識と遮断を数秒間隔で点滅するように繰り返し、直ぐに認識しなくなった。何度やっても同じで、これは変だ!

SIMカードの不具合か、それともスロットの接触不良か?   

SIMが認識されないのは日本でやってもタイでやっても同じだろうとは思いつつ、約1ヶ月後に渡航したタイでトライするものの結果はやはり同じ。

更にはAISのSIMカードを念の為に持参した旧スマホで試すと、通話が出来ない上に、AISのアプリに電話番号でのログインが出来なくなっていた。No Numberの表示が出ると言うことは、SIMカードの不具合か?それとも接触不良で認識と遮断を繰り返した事でSIMカードをダメにした?


このAISのSIMカードは昨年8月に購入して、8〜9月と今年1〜2月、2回のタイ渡航時に利用した。現地でTopUp(追加チャージ)して使用期限を2024年まで延長しているので問題はないハズ。コロナ禍前までも旧スマホで、何度も同じようにしてタイで使っていたが、こんなトラブルは初めてだ。

予備のSIMカードがもう1枚あり、それを挿入して認識するかどうか試せば原因がわかりそうだ。しかしスロットの接触不良が原因で、なおかつそれによって予備のSIMカードまでがダメになるのは困るので止め、現地滞在中は旧スマホと予備のSIMで用事を済ませた。

スマホメーカーに連絡して調べてもらう予定だが、さてどうなることやら。

☆ブログのアップ前に追記
SMSのメッセージアプリをチェックしていたら、AISから日本で使えるローミングパッケージの購入をすすめるショートメールが届いていた。着信はスマホ購入後にAISのSIM設定に四苦八苦している時間になっている。と言うことは、SIMカードが認識されてアクティブの状態が数秒間くらいはあった思われる。








パスポートに出国スタンプを捺してもらった

2023-07-09 14:54:51 | 旅行
空港から海外へ渡航する際に、日本人用(主として)に顔認証ゲートが導入されて久しい。コロナ禍前の2019年から導入され始め、現在では羽田、成田、新千歳、中部、関西、福岡、那覇の7空港で運用されているそうだ。

それまでは出入国管理官との対面審査で、出国の際は搭乗券とパスポートを渡すと読み取りと本人確認をされ、問題がなければわずか10秒程の感じだったが、最後にペタンとパスポートに出国のスタンプを捺され、パスポートと搭乗券を返してもらって終わりだった。

以前も日本人専用レーンに並べばさほど長い行列が出来ることはなかったが、顔認証ゲートになってからは非常にスムーズになり、行列が出来る間もなくゲートに入れる感じだ。今回の渡航では出国も帰国も共に、顔認証ゲートはガラ空きに近かった。円安がこのまま続き、航空運賃が高止まりのままだと海外に出掛ける日本人は一向に増えず、このゲートに行列は出来そうにない気がする。

今回の帰国時だが、審査場のスタッフは日本人を顔認証ゲート方向に案内する人と、ゲート通過後に帰国スタンプを希望する人にスタンプを捺す人の2人だけ。ゲートの横でディスプレイ操作の不慣れな人を補助してくれる人の姿は見えなかった。対面審査に比べて省力化され、配置人員も相当減らせているだろう。

参考までに出入国在留管理庁のホームページを覗いてみた。日本人対応で減らせた人員は、外国人審査に充て、外国人の出入国審査の厳格化維持と円滑化を図るとある。恐らくこれはコロナ禍以前の訪日外国人を増加させる前提での方針で、確かに必要な事ではあるが、コロナ禍前の前提レベルに戻るだろうか?過剰な設備と人員が勿体無い気がする。

また、出国審査場と入国審査場での顔認証ゲートの設置割合は同率ではなく、出国が6割、入国が4割となっている。確かに飛行機のボーディングタイムが迫っているのに審査場に長い行列があったら間違いなく焦る。



ところで顔認証ゲートが導入されてからはパスポートに必ず捺印されていた出国と帰国のスタンプが無くなった。希望すればゲート通過後のカウンター窓口で捺印してくれるので、今回の出国時にはもらってみた。窓口の人が美人だったからだけで、特別な理由はない。

ウチの嫁は毎回スタンプをもらっている。パスポートをスタンプだらけにしたいようで、買い物ポイントのスタンプをもらう感覚だ。以前には寺社巡りをして御朱印をもらうことを楽しみにしていた時期もあったが、これに似たようなものかも知れない。


帰国の際の失敗談だが、ウチの嫁は自分の後ろから続いて隣の顔認証ゲートに入ったはずだが、出口で待っていても中々出て来ない。おかしいなと思いゲートの場所に戻ってみると、うまく認証されなかったようで、嫁は空いていた隣のゲートに移動してディスプレイを操作している。

何のことはない、嫁はマスクをしたまま操作をしていて、これでは駄目だ。大きな声を出すのは憚られるのでマスクを外す仕草で知らせて、やっとゲートを通過できた。オマケに最後まで慌てたのでスタンプをもらい忘れ、ブツブツ言っていた。ヤレヤレだ。



航空運賃は高いし円安で一時1ドル145円台、海外旅行へのハードルが高くなった

2023-07-02 14:37:39 | 旅行
今月(6月)上旬、関西空港からシンガポール経由チェンマイに飛んだ。搭乗したシンガポール航空のエコノミー席は搭乗率90%以上でほぼ満席。

しかしながらチェックインの行列に並んだ時から周囲を観察していたが、日本人乗客はせいぜい1〜2割と思われた。このシンガポール航空便は全日空のコードシェア便でもあるのだが。

10年くらい前までは海外の航空会社便でも日本発着路線の場合は乗客の半数以上が日本人だったのに。

そして関西空港までのアクセスとして今回は京都駅から19時台発のリムジンバスを利用したが、乗客は途中の高速京田辺からの乗車を含めて全部でたった6人。これも少な過ぎやしないか。

今年になってコロナウイルスに関わる海外渡航規制はほぼ無くなり、日本から海外旅行に出かける人が増えるかと思いきや、全く違う。自分の周囲では海外在住の子供や孫に会うためや仕事で渡航する者はいるが、海外旅行だ海外ツアーだという人はあまりいない。

東京などではパスポートの更新や新規申請の人が多く、窓口に長蛇の列が出来ているとのニュースがあったが、その割には渡航者が増えた、または増えそうな兆候が見られない。 

一方で円安は更に進み、一時は1ドル145円台になったようだ。やはり航空運賃の高騰や円安の進行、海外での物価上昇が日本人の海外渡航にブレーキをかけているとしか思えない。

今回のチェンマイ往復の航空運賃は約9万円だったが、航空会社は違うがコロナ前に何度も利用していた当時の約7割増しだ。他の航空会社でもコロナ前のおおよそ2倍になっている。安いはずのLCCでも2〜3倍になっていると思う。

たまたま先日配信された旅行会社のダイレクトメールの中に、バンコク・アユタヤ5日間(関西空港発着)というプランが、129,800円〜169,800円て掲載されていた。但し燃油サーチャージ別、空港施設使用料別とあり、それらを加算すると、支払総額は172,770円〜212,770円となっている。

このプランは往復とも日本航空の深夜直行便、ホテル・ニッコーバンコクで2泊、全食事付、観光バスツアー付と内容は充実しているので、初めての海外旅行、初めてのタイ旅行と言う人にも安心できるプランだと思う。が、それにしても高いなあ。以前でこの金額ならビジネスクラス利用のプランかと思う。

試しにこの旅行社のWEBサイトで9月出発の支払い総額10万円未満のタイ・バンコクツアーを探すと、最安値で8万5千円台だった。エアーは直行便ではなく香港乗継、またはベトナム・ハノイ乗継で、スタンダードホテルに3泊。食事はホテルでの朝食のみで、フリープランのため観光や現地空港との送迎は無し。直行便の飛んでいるバンコクまでを、乗継便で行くのも何だかなあ!

バンコクまでの直行便利用で安価なプランはエアアジア便利用プラン(ホテル2泊)で8万7千円台があったが、9月の催行日がたった2日だけでは対象になり難い。

コロナ前のこの旅行社のバンコクプランだとタイ国際航空の直行便利用が大半だったと思うが、現在はタイ国際航空利用での9月プランで最安値は13万6千円台。ホテル2泊で、食事はホテルの朝食のみ付いてフリープランだ。自分のイメージだと以前には半値以下の5〜6万円台であったような気がする。

他の旅行社にはもっと手頃な価格のプランもあるのだろうが、それらも以前より高くなっていることは間違いない。また、旅行先が異なっても似た状況だろう。  

このように航空運賃が高くなり円安も高止まりすると、気軽に海外へとは行けなくなる。2回を1回に減らしていると残り時間の少ない自分のこの先、楽しみが無くなるなあ!


下の画像はシンガポール・チャンギ空港のラウンジと、その中に設えてあった日本庭園風の坪庭?