振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

伊賀~伊勢~近江へ温泉1泊ツーリング

2021-08-23 20:59:30 | バイクツーリング
京都府民である自分と3人の滋賀県民、計4人のバイク仲間で1泊ツーリングに出た。コトの発端は滋賀県版のGOTOトラベルを利用してお得な1泊を楽しもうと、Mさんからの発案なのだ。宿もMさんの提案で永源寺にある温泉宿に決まり、Jさんが予約してくれた。

ツーリングコースは自分の提案で、信楽のコンビニで集合してから伊賀上野に向い、そこから伊賀街道(国道163号線)で三重県の津まで行く。そこから四日市方面に向かい、国道421号線で鈴鹿山系を越えて永源寺までのコースにした。

以下は伊賀街道の途中にある大山田温泉「さるびの」に立ち寄った画像。夏休みで日曜日でもあるので、ファミリー連れの車が多かった。





機械の故障か何かで動いてないようだが、温泉水の自動販売機があり、近くの売店ではポリタンクまで売っていた。



これはどうも伊賀の国のシンボルマークのようだ。




伊賀街道は江戸時代にこの地を拝領した藤堂藩が、領国である伊勢の津と伊賀の上野を結ぶ街道として整備し、物資や役人の日常的な移動だけでなく、有事の際は藩兵を急行させるのが重要な役割だったのだろう。

津まで出た後、鈴鹿の丸亀製麺で昼食。今晩は恐らく豪華な食事になるので、簡単に済ませた。

鈴鹿山系を越える国道421号線は、30年近く前に東から西に通ったことがある。峠のあたりの道路の両脇に背丈ぐらいあるでっかいコンクリートブロックが置かれ、そのすき間を徐行した記憶がある。今は峠の下を長さ4km超の石槫トンネルが開通し、険しい峠道と言う面影はまったくない。長いトンネル内はエアコンの効き過ぎた室内みたいで、メッシュのバイクジャケットでは身体が冷え切ってしまいそうだ。







これが今晩の宿になる「八風の湯」で、隣接する二階建ての別館が宿泊棟になっている。雨の心配があったので15時すぎにはチェックインしたが、日帰り入浴の客も多く、にぎわっていた。滋賀県版のGOTOキャンペーンを実施中のためか、今日は宿泊棟も満室と聞いた。









上の画像は供された食事の一部で、多すぎて食べ切るのがやっとだった。

温泉はサウナや露天風呂はもちろん岩盤浴などもあって、時間をかけてゆっくり楽しめる。宿泊棟の部屋にも露天風呂があった。また、部屋まで案内してくれて説明してくれたスタッフ、食事の世話をしてくれたスタッフ、どちらも応対レベルの高さが印象的だった。



それにして8月も下旬だというのに雨の多い梅雨末期のようなおかしな天気の中、出発から帰宅まで雨具を使わずに済んだのは幸運だった。




神鍋高原まで1泊ドライブ 4000円分のおみやげ券をもらった

2021-08-19 16:37:37 | 旅行
半月前の8月初旬、兵庫県北部の神鍋高原まで、片道180kmのドライブに出掛けた。

5000ポイント近く溜まっていた宿泊サイトのポイントの一部が有効期限を迎えつつあり、尚かつ7月末有効期限の販促ポイントが1000ポイント付加されたので、使わないともったいないと思って行き先と宿泊先を検討していた。

コロナワクチンの接種は完了したと言え、感染者が急増し始めたので遠方は避け、出来れば涼しげな場所を探した。温泉ありで2食付きの高原リゾートホテルのツインルームで¥29000、ワクチン接種の終わられたシニアは¥4000引きというのが見つかった。年齢証明は必要だが接種済証の提示までは求められていない。

更に予約画面で¥500のポイントをGetしたので、合計では10000円安い、¥19000で予約が出来た。

午後2時前に自宅を出発して、亀岡~丹波篠山~氷上を経由して午後5時にホテルに到着。節約のために有料道路はなるべく走らないようにしているが、京都縦貫道と北近畿豊岡自動車道を走った。後者の道路は無料区間がほとんどなのでありがたい。



チェックインすると「おみやげ券」なるものを¥4000分いただいた。地元の自治体の豊岡市がやっている事業で、地方版GOTOトラベルようだが、事前には知らなかったのでオーバーに言えば望外の喜びと言うヤツだ。



ヨメが早速にホテルの売店で買物をしたので、画像には¥2000分しかない。





翌日はチェックアウトした後に近くにある道の駅に行き、地元の野菜や果物、お菓子などの土産をおみやげ券を使って購入した。桃、ピーマン、ミョウガ、ナス、干物の魚、お菓子、その他、こういう買物はお得な感じもして楽しい。





宿泊したホテルには高校の野球部の合宿に利用されているらしくユニホーム姿のグループがいて、朝にはグランドまでの送迎用と思われる地元の大型バスが2台来ていた。一般の宿泊客は少なく、コロナがなければ夏休みだけに家族連れなどで賑わっていたのだろうと思う。

ホテルは森の中にあって散策コースが整備され、建物の裏側には冬になると子供達が雪遊びのできるミニゲレンデらしき斜面が広がっていた。温泉の露天風呂は森の木立に囲まれ、夜は夜で、朝は朝でゆったりした気分になれた。