振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

関西空港からバンコクを経由してヴィエンチャンへ

2017-06-29 10:54:55 | 日記
関西空港を夕方出発するスクート便を利用して友人のKさんと二人でラオスの旅に出た。

昨年の10月、スクートがやっていたプロモーションの時期に往復チケットを購入したがこれが20300円の格安。機内食なし、荷物は機内持ち込みのリュックだけは無論のことだ。

自宅から関西空港までのアクセス費用をプラスしても自宅⇔東京の新幹線代より安い。日本の新幹線のなんと高いことか。

但し、ドンムアン空港到着が夜10時頃なので翌日のフライトまで1泊しなければならない。空港前のアマリホテルのツインルームに泊まったが、昨年11月にはゲストハウスみたいな所に泊まり、そこへ行くのに苦労した。(既筆)

朝食はいつものように空港事務所ビルにある職員用食堂マジックフードポイントで麺類をいただいた。これで60バーツと市中よりは少し高い感じだ。


この後ホテルに戻って少し休み、10時頃チェックアウトして空港へ。昼に出発するエアアジアのヴィエンチャン行きに搭乗。


ヴィエンチャンやルアンプラバーンにLCCのエアアジアが飛ぶようになってラオスへは随分行きやすくなった。今回の航空運賃は6400円だ。エアバスのA320はほぼ満席であった。


機内で入出国カードをもらって記入したが表紙には国旗や名所が描かれていて他の国ではあまり見かけない。いよいよラオスだという感じですごく良い。


到着したワッタイ国際空港はこじんまりしていて日本のローカル空港レベルで、空港ビルを新築中であった。日本の安藤・間が請け負っているようだ。

到着ロビーにあったタクシーのカウンターに行き、7USドルを支払ってタクシーでヴィエンチャン市内に向かった。タクシーは韓国KIAのセダンだった。

やっぱり旨い、現地で飲むビアラオ

2017-06-27 14:08:03 | 日記

タイのチェンマイやバンコクに行っている時に飲むビールはもっぱらビアチャーンかビアシン。時々レオも飲んでいる。

TOPSなどのスーパーに行くとラオス産のビアラオの小瓶を販売していて何度か買って飲んだことがある。他のビールにはないコクがあって大変旨い。値段は小瓶1本で¥200くらいになる。

6月中旬に初めてラオスに行き、5日間タップリとビアラオを飲んできた。



ラオス料理、ベトナム料理、タイ風の料理、画像にはないが餃子やイタ飯と、どれと組み合わせてもビアラオは旨い。

おまけに暑いので休憩しながらもよく飲んだ。タイのように野暮な酒類の販売時間帯規制がなく、いつでも飲めるので嬉しい。

値段の方は安い店で大瓶(620ml)が10000キップ、高いところで15000キップだった。つまり日本円で140円~210円になり、ふところ具合には大変優しい。日本に輸入されたものでは小瓶で300円近くするし、市中ではなかなか見かけない。

東南アジアの各国にはそれぞれの国にビールがあり全部を飲んだ訳ではないが、私の評価ではかなり美味しい部類に入る。
以前にネットで見たのだが、東南アジアのビールを1本ずつ集めて10人くらいでテイスティング評価をしたらしい。ビアラオの順位は7位とブービーだったがビールの小瓶を10人に小分けしてチビチビ飲んでもビールの旨さがわかるはずがない。グィーッと飲んで喉越しの旨さを味わうのがビールだ。間違っている。

仙厳園と尚古集成館に来て思う

2017-06-13 09:43:48 | 日記
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島津家の別邸の仙巌園だが前面にある錦江湾と桜島を借景にした大名庭園とある。

後楽園、兼六園、偕楽園と言えば日本三大名園でいずれも大名庭園だが仙厳園はそのランクにはない。庭園を比較できるような知識はないが仙厳園は別名「磯庭園」と呼ばれるように海岸線近くまで断崖のような山が迫った狭隘な場所に造られ三大名園に比べて半分以下の広さだ。

それでも小雨の降る中を園内をほぼ一巡したが見る者を充分に楽しませてくれた。

しかしながらこの仙厳園には他の名園にはない歴史的産業遺産を内蔵していることが一番のポイントではないだろうか。


水力発電設備跡や反射炉跡、そこで製作した大砲。隣接の尚古集成館にはそれらの資料や遺物が多く展示してあった。

幕末に維新をリードしてゆくのは西郷や大久保だがそれ以前に西洋の文明を導入しようとした島津家の動きがあったことも重要だ。この磯庭園の一部で日本の歴史を転換させる初動があったと言うべきだろう。


話が脱線するが仙厳園から隣の尚古集成館に移動する際に左手の日豊本線を「ななつ星」が!すぐにカメラを取り出して撮ろうとしたがあわててスイッチを入れ間違い、遅ればせながらパチリとしたのが下の画像。よくわかりませんね。残念。

霧島温泉には坂本龍馬がいっぱい

2017-06-08 12:35:33 | 日記
2泊目は霧島温泉の丸尾に投宿した。中心部に近づくと硫黄の臭いが車の中にまで侵入してきた。
中心部の交差点のそばには温泉市場があってレストランや土産店の他に足湯や温泉蒸気で蒸した野菜を売る屋台があった。

宿のベランダから見ると湯けむりがそこかしこに上がっていた。風向きによっては硫黄の臭いも漂ってくるが、いかにも温泉に来ている感じで悪くない。


散歩に出掛けて温泉井戸のそばまで近寄ってみたが熱気がすごい。

宿の大浴場や露天風呂に入浴したが白濁した湯もあって透明な湯よりも何となく満足感がある。


数年前に完成した丸尾橋から下の源泉をのぞいたが、欄干の柵のモチーフが坂本龍馬とおりょうさんだった。幕吏の襲撃で負った傷の治療を兼ねた新婚旅行で霧島温泉に来たのは有名な話だ。



丸尾から鹿児島方面に車で下って行くと途中に塩浸り温泉龍馬公園というのがあって、そこには二人の銅像が立っていた。ここの温泉場に二人はは18日間滞在したとか。

余談になるが全国の銅像を調べているサイトがあって、そこの調査によると坂本龍馬の銅像は全国に39体あり、二宮金次郎(全国に1000体以上、さもありなん)の次に多いそうだ。地元の高知県には13体、京都府と長崎県に7体。そして鹿児島県には3体でいずれもおりょうさんが一緒の新婚旅行中なのが面白い。

指宿から鹿児島へ、そしてえびの高原

2017-06-07 16:41:12 | 日記
宿泊は指宿にしたのだが、有名な砂風呂は嫁がNGで入らず。宿はサイトのじゃらんで探してリーズナブルな宿にしていたが失敗。悪くはないのだが良いところもなかった。

で、翌朝は鹿児島に向かい、城山のふもとの西郷さんの銅像を見た。

7年前に鹿児島に来た時は都合をつけて城山に登り薩軍の洞窟や岩崎谷も行ったので今回は銅像だけにした。

市内に出て山形屋や天文館、納屋通りを歩いてから昼食のために地元の回転寿司屋に行った。しかし昨日行った店の七八に比べるともう一つだった。やはりもう一度七八に行きたいと思い、今日の午後に行くはずだった仙厳園を明日の七八での昼食後にして今日はえびの高原に直行した。

今日の宿泊予定の霧島温泉を通過してえびの高原に行くと咲き始めたミヤマキリシマが迎えてくれた。


まだ一部の木が咲いているだけで一面満開になるのはもう少し先になるようだ。それでも背景に硫黄山の噴煙が上がり、なかなかの景色だ。

確か5月上旬に噴火があったようで駐車場から先は通行止めになっていた。

近くにはキャンプ場らしき緑の平原もあってしばらく昼寝でもすれば気持ちが良さそうだった。機会があればまた来てみたいものだ。