振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

滞在費を圧迫する値上げと円安

2024-02-05 16:53:39 | チェンマイステイ
毎年のようにチェンマイに滞在しているが、我が家の場合はそれにかかる費用については飛行機代や宿泊費は特別会計(貯金)から捻出し、日常的な食費や諸雑費は通常日本での生活と同様に家計費から充当している。そしてゴルフ代(腰痛で今は行ってない)やマッサージ代、衣服やお土産でも個人的な買い物は夫婦それぞれの小遣いからと決めている。

コロナ前に比べて航空運賃が5割増し、またはそれ以上に高騰していて一番悩ましい。かつては夫婦二人で10~12万円台で済んでいたが、今回は18万円強かかった。日系の航空会社を利用したなら夫婦で30万円近くしているはずだ。LCCですらかつての2倍近くになったのではないだろうか。

こちらでの朝食で最も利用頻度が高いのが豆乳と揚げパンで、ターニン市場の端まで買いに行っている。



豆乳に麦や豆、タロイモの団子?、寒天?のような具が入った飲み物と揚げパンをメインに、他にバナナやゆで卵、キュウリのスライスなんかと食べている。昨年7月に二人分の豆乳と揚げパン3個で34バーツだったのが、今回は42バーツになっていた。





価格表では普通の豆乳が1バーツUP、具の入った豆乳が3バーツUP、揚げパンが3個10バーツから1個4バーツにUPしていた。と言っても8バーツ(30数円)のUPで元々の値段も安いので影響は少ないが、以前よりお客さんが少し減ったように見えることの方が心配だ。万が一、店(屋台)がなくなったりしたら一番困る。

何もかもが値上げしているわけではないが、スーパーやコンビニに行っても今まで買っていた商品だと値上げされたモノがあることに気が付く。炭酸だったり、冷凍食品だったり。ビールが上がっていないのは助かる。全体的にはここ最近の日本の物価上昇に比べてまだマシな感じだと思う。


しかしながら、すべての滞在費用を圧迫している根源は、円安につきると思う。ドルやユーロに限らず、タイバーツに対する日本円も随分と安くなっている。今回は手持ちのバーツを持参しているので両替はしていないが、バンコクの両替屋のサイトを見ると1万円で2400バーツになっている。ここのところ2400バーツを切ったり戻したりという感じだ。以前にこちらで両替した時のメモを見て比べてみると
2019年1月  2865バーツ
2020年1月  2835バーツ
2023年1月  2550バーツ
2024年    2400バーツ



この4~5年で2割近く目減りしているのがわかる。円高時代の10年前には3300バーツ、12年前には4000バーツあったのがウソみたいだ。

ひとつ不思議に思う部分があるのは国際線の航空チケット代で、外国系の航空会社のチケット代は円安のせいで支払額が高くなることはわかるが、日系の航空会社のチケット代は燃料部分などには円安が反映したとしても、全体では円安の影響部分が少ないはずなのに何故に現在も外国系に比べて高いのか?

元々、日系航空会社の運賃は外国系に比べて高いが、円安状況下であれば運賃差が縮小しても良さそうなものだ。見えないからくりでもあるのだろうか。


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