振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

山菜のコシアブラを採取に近くの山へ

2017-04-20 08:20:08 | 日記
例年ですと先週くらいに山に入っていますが今年は桜の満開が遅かったので昨日、山に入ってみました。

近くの山といっても自宅からは8kmくらいは離れていて昨年の夏に崖の崩落があったため、例年車を停めている場所の700m手前から車は進入禁止になっていました。そこからコシアブラの木がある場所まで20分は登り道を歩きますが、昨年より足腰の衰えを感じてしまいました。


この山には毎年来ていますから山中に十数本のコシアブラの木を確認していますが高く成長しすぎて手の届かない木や、崖の途中にあって近寄れない木などもあります。

私がおひたしにして食べて美味しいと思うコシアブラは新芽が筆のような状態から葉が少し開いて茎が数センチまでのものです。画像の新芽はやや生育しすぎていますが、日当たりのせいか木によって新芽の成長度合いも様々です。


これなんぞは天ぷらには手頃な状態です。タラの芽も採取できれば一緒に天ぷらも良いのですがこの山ではタラの芽はあまり見ません。


結局採取したのはこれだけですがおひたしにして酒の肴にするには充分です。右下にある筆みたいなやつが私の好みですが、来るのが少しだけ遅かったようであまり採れませんでした。

おひたしにしてポン酢につけてから口に入れると春の香りが口中に広がり、自然のエネルギーを感じます。

今週末は遊び仲間と滋賀県で山菜狩りの予定です。タラの芽、コシアブラ、タケノコを採取して天ぷらパーティになります。ソメイヨシノが散った後にやる毎年恒例のお楽しみ行事です。


山腹から眺めると間もなく新緑の時期が来そうだと感じられます。

花筏と一緒に泳ぐ鴨

2017-04-11 15:32:29 | 日記

ここは自宅から徒歩数分の場所で道路横の排水路沿いに桜がずらっと咲いています。なかなかのボリューム感のある桜です。



ふと排水路に目をやると風に吹き散らかった桜の花が流れて行くそばに鴨のつがいがいました。鴨の真横を私がついて行こうとするとくるっと反転して逆方向へ行こうとします。

私も続いて反転して数歩進むと鴨は再び反転して逆方向へ。私を避けようとしています。

これ以上の撮影はあきらめましたが花筏の中の鴨がいつもより綺麗に見えました。

京都の疏水沿いの桜

2017-04-09 10:17:23 | 日記
京都洛北に住む友人宅に家内とお呼ばれしたのですが、桜を見に行こうと言うことで先ずは車で北白川別当町あたりの疏水沿いに。

昭和初期に米国人ヴォーリズの設計によって建てられた駒井家の洋風住宅です。学生時代にはこの近くで10分くらい西に歩いた場所に1年間住んでいましたが当時はこのあたりには殆ど来ていませんでした。疏水がある閑静な高級住宅地であることは知っていましたが縁が無かったのですね。

この後、哲学の道へ移動しましたがここは外国人の観光客の方がが多いですね。

哲学の道も疏水沿いの桜の名所です。

間もなく雨が降り始めたので友人がとっておきの場所ということで車で移動して松ヶ崎浄水場そばの疏水沿いに植物園方向に車を走らせました。

雨のため画像は撮りませんでしたがここも桜の木がたくさんです。静かで落ち着いた住宅地を流れているので桜を見物している人もあまりいません。車の通行もあまり多くなく、歩いて花見にはよいかもしれません。

帰宅後に調べて初めて知りましたが、哲学の道沿いの疏水も松ヶ崎付近の疏水も南禅寺付近で琵琶湖疏水から分水された1本の同じ疏水なのですね。白川や高野川を交差しながらつながっていて、最後は堀川に流れているなんて考えてもみなかったです。

京都の川は鴨川も高野川も桂川も基本的に北から南に流れていて、南禅寺から松ヶ崎方面に向かうと登って行くことになるので水が流れること自体が想像できません。

先人の発想と実行力にビックリです。

こんな所にDC3があるなんて

2017-04-07 10:02:00 | 日記
小さい頃から飛行機が好きで中学生の時には模型飛行機のUコンにはまっていました。今でも飛行機の爆音が聞こえてくると立ち止まって上空をながめる癖があり、すれ違う通行人に不思議な顔をされることがあります。

大井川鉄道からの帰りは浜名湖岸にあるホテルで1泊しましたが、翌日は自宅に戻るために東名高速のインターチェンジを目指して車を走らせていました。すると道路の脇に双発のプロペラ機が置いてあるのが目に入りました。

一目でC47かDC3であることがわかりました。

第2次大戦の直前にアメリカで開発されて1万機以上も生産された名機中の名機で、大好きな飛行機のひとつです。今もって現役で飛行している機体があるそうで私も十年以上前にチェンマイで上空を飛行しているのを見たことがあります。

確かバンコクのスワンナプーム空港の片隅にもよく似た機体が置いてあり、遠くで確認できませんが恐らくDC3であろうと思います。


この機体は「飛べダコタ(C47の英国名)」と言う邦画の撮影のためタイにあった機体を日本に運び、撮影後にここに展示されるようになったそうです。終戦後に上海から東京に向けて飛び立った英国のC47が暴風のため新潟県の佐渡島に不時着した事故を題材にした映画だそうですが、機会があれば鑑賞してみようと思います。


こんな所で見ることができたなんて、つい興奮してしまいました。

孫を連れて大井川鉄道に

2017-04-05 09:00:56 | 日記
保育所が1週間の休みとなったので我が家に預かった5才の孫とそのパパ、家内と4人で静岡県の大井川鉄道まで出掛けました。

パパである私の息子も同じ年頃の時期に私の郷里を走るSLやまぐち号に乗せたことがありますがプラレールで育った世代です。孫もその血を引いたのか大のプラレール好きで今度の旅行を喜んでいました。

ところが出発の前日になって孫が「SLは見るだけでいい。乗りたくない。」と言いだしたのはビックリでしたが何か不安があったのでしょう。SLは既に大宮や京都の鉄道博物館で見ているので未体験ではないのですが。


当日は車で朝7時に出発、10時20分頃に大井川鉄道の新金谷駅に到着。先ずは10時38分発の家山行きのSLを見学しました。

春休みですから親子連れの乗客がいますがクラブツーリズムのツアー客、もちろん中高年の方々が目立ちました。ツアーバスは家山駅まで先回りしているようです。

私たちはここではSLに乗らず車で千頭駅まで移動してそこから井川線の12:28発のアプト電車に乗ることにしました。6両編成の小型の車両がゆっくりと大井川沿いに登って行きます。例年ですと桜の開花が始まっている頃ですが今年は1週間程度遅れているようです。

途中の駅からはまたまたクラブツーリズムのご一行様が乗ってこられました。

途中のアプトいちしろ駅でアプト式電気機関車が後部に連結されました。この駅から次の長島ダム駅までが急勾配のアプト区間になっていて、更にゆっくりゆっくりと電車は登って行きます。

長島ダム駅でアプト機関車は切り離されますが、私たちもここで千頭駅に戻る電車に乗り換えました。この電車にも別のクラブツーリズムご一行様が乗車されていましたが途中の駅で下車されて待機中のバスに向かわれました。


孫も新金谷駅でSLを見学してからは「やっぱりSLに乗る」と言いだしたので千頭駅からは孫とパパをSL列車に乗せて、私と家内は車で新金谷駅に向かいました。なるべく大井川鉄道に並走する道路を選んで走り、撮影に良い場所があれば動画撮影するつもりです。

鉄道と道路が並走する区間が数か所あり、実際に撮影もしましたがガードレールが邪魔したり、線路と道路の高さが違い過ぎたりと上手く撮れていません。予め下見しておくことが大事です。

これは新金谷駅到着の直前の踏切で車内から撮影。タイミングにも左右されますが千頭駅からの所要時間はSLも車も大差ないことがわかりました。