■ソンクラーンに行けなかったコーン・ケンのシムを訪ねてきました。今回の旅行目的は「プー・ウィアン」の磨崖仏参拝ですが、磨崖仏の所在地「チュム・ペー」までの行路途中にあるシムに寄りましたので紹介します。

【初日の走行:朱色・566km、第3日目:山吹色・364km、帰路:黄緑色・570km、全走行距離:1520kmでした。】


2001年に王室後援の下でサイアムソサエティによって修復作業が実施されています。


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■正面の壁画です。

左には子供の像がありませんが、逸失したものと思われます。







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■左側面の壁画です。


「プラ・ラム」が魔王「タオ・ラパーナスアン」にさらわれた妻「ナーン・シーダ」を弟「プラ・ラック」、息子で猿に変えられた「フラマン」(タイではハヌーマン)の協力で取り戻すお話です。

壁面にぎっしりと描かれた絵を理解するのは、非常に難しいです。よく見ていくと「プラ・ラック・プラ・ラム」以外のジャータカも描かれているようです。




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■右側面の壁画です。






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■背面の壁画です。







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■堂内は仏伝図が描かれています。堂外の画風とは多少異なります。








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