■「ワット・ウドム・パチャーラート」から国道12号線(観光地図では国道213号線となっていますが、新しい地図ではカーラシンを経由してソムデットから東に向かってムックダーハーンに至る道路が国道12号線に格上げされています。)に戻り、そのまま反対側の集落に入って行きます。細い農道を進むと「プー・ポー」が見えてきました。
山の麓と山頂の切り立った岩にドヴァーラヴァティー時代に彫られた寝仏・プッタサターン・プー・ポーがあります。
カーラシンからここまで33.4kmです。
「プッタサターン・プー・ポー」の石碑です。
山麓の磨崖仏は屋根が作られ、床が整備されています。
ソンクラーンでたくさんの人が参拝に訪れています。
参拝では、ほとんどの人が灌水をします。そのため、床は水浸しです。
参拝の人が途切れるのを待って、やっと全身像の撮影ができました。
6世紀から8世紀のイサーン様式の寝仏で、全長3.3m、高さ1.27mで仏陀の頭部には光背が刻まれています。
文字が彫られているようです。
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山頂への門です。
登りの階段が続きます。
僧侶は毎日歩いていますから疲れを知らないようです。
十数分で山頂の崖までたどり着きました。水を持ってこなかったのが悔やまれます。暑さと登り階段で喉がカラカラです。
12世紀から14世紀に彫られたドヴァーラヴァテイーとスコータイ様式が混じった寝仏像です。全長5.2m、高さ1・5mで彫深さは55cmと説明されています。