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の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

イサーンの磨崖仏 (プッタサターン・プー・ポー)

2014年06月04日 | カーラシン

■「ワット・ウドム・パチャーラート」から国道12号線(観光地図では国道213号線となっていますが、新しい地図ではカーラシンを経由してソムデットから東に向かってムックダーハーンに至る道路が国道12号線に格上げされています。)に戻り、そのまま反対側の集落に入って行きます。細い農道を進むと「プー・ポー」が見えてきました。

山の麓と山頂の切り立った岩にドヴァーラヴァティー時代に彫られた寝仏・プッタサターン・プー・ポーがあります。

カーラシンからここまで33.4kmです。

「プッタサターン・プー・ポー」の石碑です。



山麓の磨崖仏は屋根が作られ、床が整備されています。

ソンクラーンでたくさんの人が参拝に訪れています。

参拝では、ほとんどの人が灌水をします。そのため、床は水浸しです。

参拝の人が途切れるのを待って、やっと全身像の撮影ができました。
6世紀から8世紀のイサーン様式の寝仏で、全長3.3m、高さ1.27mで仏陀の頭部には光背が刻まれています。









文字が彫られているようです。

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山頂への門です。

登りの階段が続きます。

僧侶は毎日歩いていますから疲れを知らないようです。



十数分で山頂の崖までたどり着きました。水を持ってこなかったのが悔やまれます。暑さと登り階段で喉がカラカラです。



12世紀から14世紀に彫られたドヴァーラヴァテイーとスコータイ様式が混じった寝仏像です。全長5.2m、高さ1・5mで彫深さは55cmと説明されています。