の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

チャンタブリーのカトリック大聖堂

2015年07月11日 | チャンタブリー

チャンタブリー川東岸の「聖母マリア大聖堂」へやって来ました。

300年前、宗教迫害を受けたベトナム人キリスト教徒がチャンタブリーへ逃れてきました。チャンタブリー川西岸に礼拝堂を建設しました。1840年に礼拝堂は東岸に移りました。

結婚式が執り行われていたようです。新郎、新婦と参列者が記念撮影に出てきました。

現在の大聖堂は1906年に建設着工、1909年にタイで一番大きなカトリック大聖堂として完成しました。



聖母マリア像です。





聖堂内に入ってきました。

椅子には結婚式の花が飾られています。















螺旋階段です。

周長4.7m(直径1.5m)の聖堂正面の時計です。


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この写真は2008年2月23日に撮影した聖母マリア大聖堂です。左右の塔には尖塔部がまだ建っていません。
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タークシン王公園は聖母マリア大聖堂の西方2kmにあります。大きな池の中島にアユタヤ目指して進軍するタークシン像があります。祭壇にはお参りの人が絶えないようです。

タークシンは潮州系中国人の子で、アユタヤ朝末期にタークの国主となりビルマ侵攻の防衛に就きますが、アユタヤ陥落後ラヨーンに逃走します。チャンタブリーの反対勢力を制圧し、潮州系華人を集めてアユタヤのビルマ軍を駆逐にチャンタブリーから出兵します。
1767年チャオプラヤー川西岸のトンブリーに王朝を樹立します。
敵対する勢力を駆逐して、アユタヤの版図を回復しますが、1782年、部下の謀反で処刑されます。




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西南へ25km、国道4002号線で海沿いへ出ます。「サパーン・チャルーム・パ・ギァット」橋まで来ました。

漁船が停泊しているところには、製氷工場があるようです。奥の寺院は「ワット・パック・ナーム・ケム・ヌー」です。



午後4時30分です。漁船が出航していきます。



漁から戻った船が、氷詰めを待っています。




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海岸に沿ってバンコクへもどります。さらに1km進むと岬の突端に公園があります。
沖縄から東南アジアの海岸に自生する「サパロット・タレー」(海のパイナップル)、アダンです。




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午後5時51分、海に陽が沈みます。

海辺の結婚式(3)

2015年07月01日 | チャンタブリー


午前10時50分、バンド演奏が披露宴を盛り上げます。



日差しが強くなってきました。



暑さを避けて、屋根の下へ移動する人がたくさんいます。
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■披露宴の料理です。
まず「ヤム・プラームック」、マナーオ(ライム)を使った酸味のあるイカサラダです。エビも入っています。
「クン・パット・ナムマンホーイ」でしょうか・・・。
イカです。
「トムヤム・タレー」
「プラー・カポン・トート・ラート」スズキを揚げて辛めのスープがかけてあります。
「トート・マン・プラー」魚のすり身のさつま揚げです。唐辛子も練りこんでます。
「クン・オプ・ウンセン」エビとハルサメを鍋で蒸しています。エビは底に隠れています。
「リンチー(ライチー)」です。缶詰です。
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海岸をアイスクリーム売りがやってきました。





花嫁がタイ衣装からドレスに着替えて登場です。

新郎の挨拶です。



花嫁がブーケを投げました。

ブーケ争奪戦です。

ブーケを手にしたのは彼女です。

その後、二人は招待客のテーブルを回って挨拶をします。友人たちはこの時にお祝いを贈り、記念品を受け取ります。

新郎、妊婦は全てのテーブルを回り終え、海岸で記念撮影です。

海岸で遊ぶ人たちを消去しました。











ブーケはこの少女がおねだりしました。









バンドも曲がハードになってきました。



午後1時です。三々五々と招待客が消えていきます。タイではまだ新婚旅行の習慣は根づいていません。新郎、新婦はもう一泊するようで、リソートに泊まって一晩騒ぐ友人も結構いるようです。

リソートの入り口です。

チャンタブリーの市街まで30km足らずです。久しぶりに「チャンタブリー国立海洋博物館」を訪れることにします。

海辺の結婚式(2)

2015年06月30日 | チャンタブリー


海を背にした壇上の長椅子に新郎と新婦の両親が腰かけ、その前に新郎、新婦が座ります。台上に置かれている包みは結納の品です。

午前9時、結婚式が始まります。



まず、新婦の両親に二人が挨拶します。

続いて、新郎の両親への挨拶です。

台上に置かれた包みが解かれて、新婦の両親によって花びらがちりばめられます。
右には結婚指輪、左は新婦の両親に渡される結納金と新婦に贈る金のネックレス、ブレスレットなどの装飾品です。



まずは指輪の交換です。新郎が新婦に指輪を贈ります。



次に新婦から新郎へ・・・。

出席者が囃し立ててキスを・・・。

新郎も花嫁にお返しのキスです。

ネックレス、ブレスレットと花嫁を飾っていきます。





結納金は新婦の両親が持ち去ります。肩に担ぐようです。





新婦の両親が去って、出席者が記念撮影にきました。



次に両親や親せき、友人たちがお祝いを新郎、新婦に贈ります。お返しも新郎、新婦から手渡しされます。

午前9時42分になりました。受付の女性たちです。



次は新郎、新婦の手に聖水が灌がれます。

ジャスミンの花輪を髪に飾り、木綿糸で結ばれます。





花嫁の両親から灌水です。

こちらは灌水を待つ友人たちです。



両親、親戚、友人と出席した全員が灌水して二人を祝福します。





灌水が終わると、二人の頭に巻かれていたジャスミンの花輪が花嫁の腕に巻かれました。



幸せそうに語らう二人です。

出席者が新郎、新婦との記念撮影が始まります。
この後お色直し、披露宴となります。

海辺の結婚式(1)

2015年06月29日 | チャンタブリー
2月28日、チャンタブリーのレム・サデット・ビーチで結婚式がありました。海辺の結婚式は初めてです。

【の~んびり タイランド「クメール遺跡の日の出 (1)、(2)、(3)でタイトルとは全く関係なくタイの結婚式を紹介しています。ぜひご覧ください。】


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バンコクからチャンタブリーまで250kmです。午前4時にバンコクをスタート、結婚式の開始は午前9時ですが早めの到着を目指します。
モーターウエーから国道344号線で国道3号線を左折、170km程走行してきました。
ガソリンスタンド「パン・チャーク」で時間調整のため休憩します。

午前7時23分、レム・サデットまで22kmです。

午前7時45分、結婚式が催される、「ブラパー・ビーチ・リソート」に到着です。式場の準備はできていますが、表にはまだ人影がありません。

会場は水色が基調です。



出席者に贈られる記念品です。



東の空は雲が出ています。
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花嫁の部屋を尋ねて訪れます。まだメイクアップの最中です。お祝いを渡して一旦退散です。




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明るくなった式場をもう一度撮影します。









午前8時30分、雲が消え青空になりました。







出席者の記念撮影が始まっています。


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午前8時59分、新郎が花を手に新婦を迎えに行きます。

新婦を連れ出してきました。記念撮影中です。
海辺の壇上には新郎新婦の両親が着席しています。

壇上の両親へ挨拶に向かいます。