■「プラ・プッタ・サイヤート・プー・カオ」の参拝を終え、まだ午後1時30分です。
ここからだと、さほど遠くない位置にプー・タイ族の「バン・ポーン」村があって「シルクの女王」と呼ばれている絹織物を生産しています。
国道2041号線を10km進み、国道227号線で左折し16km北上します。






先ほどまでバンコクからワゴン車でたくさんの主婦が訪れて、何点か買い込んでおられました。
販売している女性の話ではバンコクでは販売価格が1.5倍から2倍になるそうです。
後日談になりますが、やはりプー・タイ族の集落でクット・ワー村がありますが、そこは木綿織が盛んです。きれいなプレー・ワーのパー・サバーイを巻いた女性に聞いたところ、バン・ポーン村で購入したそうで価格は半額程度でした。



かっては日常使用で汚れが目立たない、左にあるような臙脂色の濃い色調がたくさん織られていたそうです。鮮やかな赤色は近年になってお土産などに好まれるようになり織り出したそうです。
染料は鮮やかな色彩を出すため化学染料しか使っていないそうです。天然染料は藍ぐらいだそうです。




下の写真の女性もよく似た柄の「パー・シン」を着用していますが、よく見ると裾は異なる柄が縫い付けてあります。
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プレー・ワー・シルクを身に付けた女性たちです。


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■織物は良く分からないのですが、精緻な手仕事にほれ込みお土産に数点購入しました。



織りに3か月かかっているとの説明でした。



どうも赤色系ばかりになってしまいました。写真では良く分かりませんが微妙な色の違いがあります。
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毎年8月12日に「リム・パオ・ホテル」を会場に「ウィチット・プレー・ワー・シルク・フェステバル」が開催されます。プー・タイ族のパレード、プレー・ワー・シルクのコンテスト、プレー・ワー・シルクを用いたファッション・ショー、手織りの実演、販売などが催されます。



