の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

ワット・フア・クアン(ナーン)

2016年02月03日 | ナーン
ナーン国立博物館の向かいに古刹「ワット・フア・クアン」があります。まだ参拝したことなないので、この機会に寄っていきます。

本堂です。

脇の入り口です。

歴史にありそうな天人が彫刻された木製扉です。

ご本尊にお参りです。



ナーガが本尊の両側に横たわります。

ナーガの胴体が基壇を取り巻いています。

本尊左の壁画と比丘です。

同じく右の壁画と比丘です。

本堂を外から見ます。

本堂の窓です。

左の建物は経蔵でしょうか・・・。









金色に輝くのは24頭の象が支える「ワット・プラタート・チャーン・カム・ウォラウィハン」の仏塔です。
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裏道を回り国道101号線に出る角に「ワット・シー・パン・トーン」があります。今日は競艇の船首が山門まで突き出て絵になっています。車を路肩に止めて撮影です。


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ワット・シー・パン・トーンから国道101号線を南下、91kmでパヤオへ向かう国道103号線の交差点です。交差点を直進、10km余りで刃物の村「メー・カーム・ミー」です。道路わきの刃物店が並びます。
棚に並んだ刃物のリズム感が面白く撮影です。



さらに4kmでノック・ノイです。カオ・ソーイを食べていきます。

元旦のワット・プラタート・チェー・ヘーン

2016年01月31日 | ナーン

午前10時、プーカー・ナーンファー・ホテルから東南に3kmにある「ワット・プラタート・チェー・ヘーン」に到着です。
ナーン川の東、プー・ピアンの丘の上に建つ仏塔までは、麓から真っすぐに幅広い参道が伸びています。

参道両側には巨大なナーガが首をもたげています。

正月でお寺の敷地内は露店が並び、駐車場まで入っていけません。空いた路肩に車を停め、裏参道を仏塔へ進みます。

裏参道脇に屋根の破れた礼拝堂があります。



ビルマ様式の仏像が安置されています。

礼拝堂の後方に建つ仏塔です。





礼拝堂の向かいには手入れにされたビルマ様式の仏塔「プラ・マハ・チェディ・チャウェダコン」が建っています。午年生まれの人が参拝する仏塔で、2014年は午年だったため、たくさんの花が供えられていました。


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表参道に設けられた新年を迎える祭壇です。

竹を碁盤に組んだ間に木の葉が挟まっています。
由来を調べれば面白そうですが・・・。

机の上に紙とペンがあり、みんな名前と住所を書いて、あたりに貼っていきます。

カボチャやバナナ、サトウキビにも名前と住所が書かれた紙が貼りつけられています。



こちらの旗(紙片)には名前と生年月日が書いてあります。


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仏壇がしつらえてあります。タンブンをしていきます。

奉納された飾りです。
日本の初詣で見る御幣や絵馬、大晦日に神社へ納める家族と新年齢を記した半紙の人形(ひとがた)などと共通するところがあります。おみくじもあります。日本のように運勢を書いた紙を木の枝に結ばないので目立ちませんが、日本人以上におみくじは大好きな人たちです。









こちらは幟(トゥーン)が奉納されています。



竹竿に吊るされた幟(トゥン・チャイ)です。特に6mから7㎡の長尺の「トゥーン・チャイ」を「トゥーン・サオ・ワー」と呼びます。
「ワー」とは長さの単位で、1ワーが約12cmです。「サオ」は12の意味で、「トゥーン・サオ・ワー」は12ワー(長尺)のトゥン(幟)です。
ここまで来る途中の竹組の周りに吊るされていたのが「トゥーン・サオ・ワー」になります。



ナーン王国のカーンムアン王統治時代にスコータイ王国のリタイ王から授かった仏舎利と金、銀製の仏像が安置された仏塔です。
(2013年10月31日アップの「ナーンの夕暮れ ワット・プラタート・チェー・ヘーン」も参照してください。)







礼拝堂に参拝します。


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露店を冷やかしながら、車へ戻ります。





宝くじです。毎月1日、15日に当選番号が発表されます。
今日が抽選日で午後に当選番号が発表されます。タイ人には人気があり、当選を祈願した人もたくさんいることでしょう。また、ご利益を願って買う人もたくさんいるでしょう。

午後12時30分、裏参道の入り口でアイス・コーヒーを買い込み出発です。
プレーを目指します。およそ140kmです。

再びプーカー・ナーンファー・ホテル

2016年01月30日 | ナーン
2年前のナーンで迎えた元旦です。
写真は廊下に飾られているワット・ノン・ブアの壁画です。カシ王国へ向かう船が難破、離ればなれになっていたテヴァティーサンカとチャンターカートが再会する場面です。

昨夜はこの窓が打ち上げ花火で赤や緑に映り、花火の炸裂音を聞きながらの年越しでした。
さすが北に位置するナーンの屋外は冷え込み、窓ガラスは結露しています。

2階のテラスです。通りには朝靄がかかっています。









朝食です。

屋内の椅子は、ナーンの織物をつかった背もたれです。

開放的な屋外に席を取ります。
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プーカー・ナーンファー・ホテルの玄関です。

玄関扉の取っ手の彫刻です。ナーンの家具職人の手によるものでしょうか・・・。








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一階には中国人移民の斡旋所時代の資料が展示されています。









ホテルのスタッフに見送られて出発です。
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ホテルの洗濯袋です。新しいのを300バーツでわけてもらいました。
大きな丈夫な袋で、結構役に立っています。


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ナーン川の東、プー・ピアンの丘に建つワット・プラタート・チェー・ヘーンへ初詣に向かいます。




新年を迎える準備のワット・ミンムアン

2016年01月29日 | ナーン



午後4時40分、ナーンへ戻ってきました。

OTOPで時間を過ごし、午後5時30分に隣のワット・ミンムアンに移動しました。

ワット・ミンムアンの境内は人出が多く、年越しの催しの準備中です。

僧侶が祭壇の準備中です。写真には写っていませんが、後ろは来賓用の豪華な椅子を前列に、たくさんの椅子が用意されています。



サトウキビです。バナナとサトウキビは祭礼に必ず供えられます。

「ラック・ムアン」が祀られたお堂です。





漆喰で隙間なく彫刻された十字形の堂内に、「ラック・ムアン」町の守護神を祀るための柱が安置されています。



「ラック・ムアン」は3mの高さがあり、土台部は彫刻され金箔が貼られています。先端にはブラフマー(梵天)が彫刻されています。(写真は2012年8月6日に撮影したものです。)
四梵住(Brahmavihara)または、四無量心を表現する四面です。
四無量心とは、Metta、慈無量心【慈・思いやり、慈しみの心】、Karuna、悲無量心【悲・いたわり、悲しみを理解する心】、Mudita、喜無量心【喜・喜びをわかちあう心】、Upekkha、捨無量心【捨・心を動かされない、こだわりを捨てる心】です。



ラック・ムアンを祀るお堂の入り口の彫刻です。マカラから生まれる天女です。

こちらは本堂です。



本堂入り口の漆喰彫刻です。彫刻はチェン・セーンの職人によるものです。
この写真から本堂内の壁画までは2012年8月6日撮影写真です。



ご本尊です。

壁画は地元の絵師による、ナーンの人々の生活様式が描かれています。















屋根飾りは、ワット・ノン・ブアで見たのと同じ、象の鼻と牙をもった鳥「ノック・パッサリーリン」です。




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午後7時、プーカー・ナーンファー・ホテルの戻ります。暫く休憩のあと、市街の西、ドイ・カオ・ノーイ山頂の「ワット・プラタート・カオ・ノーイ」から新年を告げるナーン市街の花火を見に出かけるつもりでした。
ところが、うかつにも疲れからか寝込んでしまい、午前0時、ホテルの窓に響く花火の音で目を覚ます失態に終わりました。


ナーン・リバーサイド・アート・ギャラリー

2016年01月25日 | ナーン
プアからナーン市街へ戻る途中、およそ46km過ぎに「ナーン・リバーサイト・アート・ギャラリー」があります。
ナーン市街までは、あと20kmです。時刻はまだ午後3時6分、立ち寄ってみます。





ギャラリーの建屋です。



こちらはトイレです。

まずは喫茶室でコーヒータイムです。やはり、シップソーン・パンナーのタイ・ルー様式の家屋をデザインしています。









建屋内では美術品の販売もしています。







本館の展示室です。抽象画が展示されています。



トラと一緒に二階展示室へ上っていきます。

2階はワット・プーミンの壁画のパロディーが展示されています。

ワット・プーミンのオリジナルです。



ワット・プーミンのオリジナルです。




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ナーン壁画の複製画が展示されています。





ナーン川です。

ワット・プーミンの囁く男女の立体像です。

囁く男女と聞き耳を立てる女像です(笑)。

土産店です。



寺院壁画の本、2冊購入しました。


「ナーンの壁画(チェタカーン・ファー・ムアン・ナーン)」310ページの書籍です。


「ラーンナーの壁画」A4判、109ページのナーンを中心とした北タイの壁画が掲載されています。
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ミニチュアアートのギャラリーです。