昭和三丁目の真空管ラジオ カフェ

昭和30年代の真空管ラジオを紹介。
アンティークなラジオを中心とした、自由でお洒落な、なんちゃってワールド♪

昭和レトロのお店で、レトロ野郎二人がラヂオを熱く語る!

2007-11-13 | 昭和三丁目の真空管ラジオ
 真空管ラジオは鳴るといっても、そのままの状態で使っては大変危険です!!!安全に使用する為には、点検と適切な部品交換を強くお勧めします。・・・のコピーで始まる真空管ラジオ修復記 は、真空管ラジオに興味をもたれた方は、必ず訪れたことがあると言われる、またアクセス数も20万回を突破する、伝説のホームページです。
         
 真空管ラジオ修復記は、管理人様が、「外観はできるだけオリジナルで綺麗に、内部は安全第一で最新に」というポリシーのもとで、4年3ヶ月の時間を掛けて100台のラジオを、

・戦前~戦時中~終戦直後(昭和5年~昭和23年頃)のストレート・ラジオ
・戦後(昭和21年~昭和31年頃)のST管スーパー・ラジオ
・戦後(昭和30年~昭和38年頃)のmT管トランス付きスーパー・ラジオ
・戦後(昭和30年~昭和40年頃)のmT管トランスレス・スーパー・ラジオ

のジャンル分けされ、修復された様子を1台ずつご紹介された内容が圧巻のホームページです。

また真空管にまつわる楽しい「真空管ラジオコラム」や「ラジオ閑話」と題する随筆や、<太平洋戦争開戦の臨時ニュース音声再生(一部)>、 <玉音放送音声再生(全文)>の音声を聞くことができるなど、硬いだけのホームページとは一線を画したコンテンツも満載♪
       
       ▲「真空管ラジオ修復記」の修復記事の一例

 アタクシ店長も真空管ラジオのコレクションを始めた頃より愛読し、また管理人様には何度となくご指南をいただいていました。
その管理人様より、所用で当地におこしになるとのメールをいただき、お会いすることとなった次第です。
        
 約束の時間、その場所に目立つようにと赤いパーカーを着た、ホームページで自己紹介されている通りの“茶髪のお兄さん?(おじさん?)”と遭遇!
 挨拶もそこそこに、昭和レトロをコンセプトにしている鉄板焼居酒屋へGO!! 店内は昭和レトロの雰囲気満点の看板やポスター、玩具などが所狭しとディスプレイされています。
通されたカウンター席の棚に、戦前のシャープ製並四ラジオが飾られているのを、すかさず管理人様が発見♪
「このラジオ、スピーカーがマグネット・スピーカからダイナミック・スピーカに交換されてますね・・・」と、早速の鋭いツッコミです。
        
 瀬戸の新鮮な海の幸や、十銭焼きと呼ばれる「お好み焼き」の原形を肴に、真空管ラジオ談義に花が咲きます。
        
 堅実に技術者畑を歩んでこられ、誠実なお人柄でありながら、実はちょい軟派系の話題もOKの管理人様と、ユルユルの軟派系でありながら、実は硬い総合機械メーカーでIT&デザイン設計関連を生業とする店長のコンビネーションはバッチリ!? 真空管ラジオ以外の共通の趣味である目の前に並んだ「酒」もどんどんすすみます♪
            
 誠文堂新光社から2007年11月16日(金)発売予定の、管理人様ご執筆の「真空管ラジオ製作ガイド」のこと、依頼される真空管ラジオ修復にまつわる苦労話等をお聞かせいただいたり、“敷居の高い”と思われがちな真空管ラジオ・レストア&コレクションの趣味をどう次の世代に伝えていくか・・・など、話題は尽きません。 
ボクがこの居酒屋の女性店員さんを巻き込もうと暴走し始めた頃合を見計らって?、約3時間近くに及ぶ懇親会はお開きとなりました。
        
        ▲ラジオ修復記・管理人様、居酒屋の店員さんと記念撮影(目線入り:爆)

 真空管ラジオ修復記・管理人様、本当に楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
この素敵な趣味を末永くどう楽しんでいくか、またいかに“敷居を低く” “間口を広げていくか”等など、次回もゆっくり語り合えたら・・・と思います。