昭和三丁目の真空管ラジオ カフェ

昭和30年代の真空管ラジオを紹介。
アンティークなラジオを中心とした、自由でお洒落な、なんちゃってワールド♪

おいしん坊、万歳!~マドロスの街、そして神戸♪編~

2006-09-11 | 昭和三丁目の真空管ラジオ
今日は朝7時過ぎの新幹線に乗って、ロマンチックな街、お洒落な街、港町の異国情緒・・・・マドロス(今どき使わない死語!)の街、港・神戸に日帰り出張の旅に出た。

 新神戸に着くと「神戸休暇へ。~」などと、ぬるいキャッチコピーのJR観光ポスターが駅コンコースのあちらこちらに貼られており、「俺、し・ご・と にきたんですけど・・・」と、アマノジャッキーな台詞を吐き捨てながら、三宮行き地下鉄に歩き始めた。

      

 観光ポスターに毒づいてもしょうがない。眠気を覚まして今日の会議の議案進行の作戦を練るために、本格的ネルドリップコーヒーをリーズナブルに味わえる上島珈琲店 地下鉄三宮駅店で一息つくことにした。ちなみに、あのUCCコーヒーの発祥地は、ここ神戸であることはよく知られている。

      

「失われつつある日本の喫茶文化を大切にした、懐かしく温かで、しかしかつて何処にもなかった大人のための珈琲店」がコンセプトという店内は、日本のモダニズムの父と言われる工業デザイナー柳 宗理氏デザインの食器や椅子などを取り入れ、レトロさの中に斬新さを併せ持つ空間であり、イラついた気分を落ち着かせてくれる。

      

 三宮・花時計前駅から同市長田区の新長田駅までを結ぶ神戸市営地下鉄・海岸線に乗り、出張先の事業所のある和田岬駅に降り立った。愛称「夢かもめ」とよばれるこの路線は、日本で3番目の鉄輪式リニアモーター4両編成のミニ地下鉄。平日は路線沿線に勤める人の通勤、また途中にある御崎公園駅は神戸ウイングスタジアムの最寄駅でもあり、サッカーの試合開催時には賑わう。

      

 和田岬駅前にある活州居酒屋の海鮮丼(並¥480)は、安い!旨い!!
酢飯の甘みと酸味の具合も良く、魚介類たちの邪魔をしません。天ぷらも衣薄目でカラッとしてて美味しい。定食・一品(居酒屋メニューを随時)がやたらに多くて迷ってしまいますが、そこはグッとこらえてとりあえず海鮮丼を食してみてください。プラス100円で具だくさんの豚汁も付きますよ~♪

 七転八倒しながらも、打合せ、会議も無事終了し、ほっと一息つく、帰りの新幹線の楽しみは駅弁!! 正直、まさか自分がこんなにも駅弁に嵌まるとは思いもしなかったのだが、今日一日頑張った自分へのご褒美だ。

       

 淡路屋の、あぶり牛飯(1,000円 )、中華飲茶弁当(1,100円 )、牛めし(1,000円 )などを狙ってたのだが、新幹線の出発時間に追われ、選ぶ時間もなく、神戸食館弁当(1,100円 )を購入した。神戸の街並みをぐるり散策・・・そんなイメージで、ご飯のまわりに10種類のおかず、神戸らしさを詰め込んだ幕の内弁当は、それなりに神戸のビジネス旅情(?)を味わえる駅弁であった。