湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

gooホーム(SNS)

2007年10月11日 | Weblog
http://home.goo.ne.jp/user/r_o_k
だそうです、SNSをいまさら使うかたもいないかもしれませんが、よろしければどうぞ

招待制なのかなあ???そのときは招待しますが。きほんココ基点なので音楽系なつながりのかたならということで。大昔本体サイトでmixi招待しますと書いたけどまったく反応なかったなあ。。
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耳が幾つ在っても足り無い

2007年10月11日 | Weblog
恒例のいいわけです。らくがきに集中していたら頭が完全に画像シフトしてしまい、人間を見ると3Dで骨格と肉付きを把握しようとしたりノイローゼです。楽器はせいぜい三時間くらいで発散して終わりますが、ヱはエンドレスでもんのすごく疲れる、ということを久々に実感しました。体力がなくなってるせいもあるが。山本直樹先生のサイン会に行きましたが(生々しくて難しいテーマだ・・・)、筆遣いに隙がないなあとプロの腕にあたりまえに喫驚したりもしてました。

しかし耳はフリーにしてるかというと、ヱにほんかくてきに取り組んでるわきゃあないので相変わらず異常聴きです(本気モードのときは一切の感覚が麻痺する人なので音や映像の摂取はおろか食事も睡眠もとらなくなります、だから滅多に本気にしないようにしてます、一般勤労者として)。しかし今、メインは溜りに溜まったラジオ録音の消化にあてているゆえ、せいぜい何度も聴いてる音源をPCで同時に再生して書くくらいしかできません。たまたまラジオモードが切れ、更にコンスタントに隙間で聴いてるロックやソウルにも飽きたときには必死で書くのでいきなり増えますが、すいません、クラシックの位置付けはそんなかんじです。そろそろラジオ録音もはけてきたので、新しいエントリをまたコンスタントにあげるかもしれません。まーいろいろありまして結局体壊しました。呪いでしょう。恨みでしょう。身にオボエは星の数ほどあるのです<パクリ

楽器弾いてないことの言い訳でした。仕事が落ち着いてきたので、体治ったら運動とともに再開します。練習再開の時期に間に合うといいなあ。喝老人は80年代ロックに拘りすぎだ。水中のじじょうのうたが60台で終わるとは(ヱが戻ってる)。みうら先生のラップはレモンガスにしか聞こえない。
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ラヴェル:ボレロ

2007年10月05日 | ラヴェル
○チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル(VON-Z:CD-R)1994live

やや引き気味に聞こえる弦楽器が物足りないが、そこにいたるまでの各ソロ楽器の、自主性はないが完璧なハーモニーをもたらすアンサンブルの妙、もちろんソロとしての技量にまったく不足はなく楽しめる。爆発的エンディングは残念ながら客席のブラヴォーほどには伝わってこないがホール録音というものの限界だろう。恐らく既出盤だと思うが正規と聞き惑うほどに音がいい。
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ラヴェル:スペイン狂詩曲

2007年10月05日 | ラヴェル
◎チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル(VON-Z:CD-R)1994live

チェリの技術・律しぶりは古典よりむしろ現代の複雑なもの向きで、ラヴェルのようなスイスの時計技師の作品には全く向いている。一時期イタリアで振っていたせいか知らないが南欧ふうの曲がとくにチェリには向いているように思う。リズム表現の明快さ、縦のがっしりした安定感、更に前進力が、ともすると恐怖政治に陥りかねないその支配下のオケを、自主性などなくてもいい、ただついてこいと最後までぐいぐいひっぱってゆく。旧い指揮者のような単調な引っ張り方ではなく、繊細な音響にとくに配慮することによって楽曲そのものに内在するデーモンを引き出し、美しく再現してみせる。熱い演奏というより律せられた演奏ではあるが、素晴らしい満足感である。恐らく既出盤だと思うが正規と聞き惑うほどに音がいい。
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ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲

2007年10月05日 | ドビュッシー
○チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル(VON-Z:CD-R)1994live

恐らく既出盤だと思うが正規と聞き惑うほどに音がいい。バランスも安定ししいて言えば弦が遠いくらいで、チェリの理想の音響がきちんと収録されていると言えるだろう。チェリならではの音の彫刻、静謐に律せられた世界が展開され、そこに自由は無いが、美は確かにある。安定感のある音響、縦の重さ、それらが曲にいい意味で構築性をもたらし首尾一貫した聴感をあたえる。ソリストに重心を置くでもなくオケ総体としての迫力と鋼鉄の美はどうしようもなく素晴らしい。迷ったがチェリ美学が余り好きでない向きは無機質ととるかもしれないので○。
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マーラー:交響曲第2番「復活」

2007年10月05日 | マーラー
○バーンスタイン指揮クリーヴランド管弦楽団・合唱団、ブロッサム祝祭合唱団、ヘイウッド(S)ルートヴィヒ(Ms)(BELSONA CLASSICS:CD-R)1970/7/9ブロッサム音楽センター・セル追悼live

きわめてクリアなエアチェック録音で、放送録音特有のマイク配置というか、ソリストやフォアシュピーラーに近すぎて「肌のきめの粗さを否応にもカメラに写されてしまった”美人アスリート”のように」薄くへろへろに聞こえてしまう場面も少なくないが、それでもこのセルのオケをよくもまあ「崩し」、そして「再構築」したものだと思う。過渡的な芸風であり、終楽章の嵐のような表現はそれまでのNYPとのものを思わせる荒々しさを発揮して突っ走るし、前半楽章ではオケの音の透明感を利用してけっこう美的センスを発揮しようとしている反面非常に揺れまくりで独特のルバートの横溢するはちゃめちゃ演奏になっている。そこが一回性のライヴ、しかもこの特別な追悼演奏会にふさわしい異様な雰囲気を醸し、楽章単位で拍手が入るという戸惑うような場面も面白く聞ける。1楽章最後の雪崩落としで欠落があるが単なる音階の途中が抜けるだけなので気がつかない人は気がつかないだろう。既出盤と同じもののようだが、デジタル音源としてもこちらのほうがいい。過渡期芸風にくわえ、クリーヴランドが余りに汚されてるさまをマイナスして○以上にはならない。

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ドヴォルザーク:交響曲第8番

2007年10月02日 | 北欧・東欧
◎ストゥプカ指揮チェコ・フィル(arllechino)1951live・CD

録音は悪いし客席反応も普通だがちょっと驚くくらい集中度の高い、特に中低弦のじつに充実した演奏で、激しい楽想においてはターリッヒの統率力を感じさせるが冒頭より一貫して緩徐部の表現が重厚かつ情緒纏綿、ゴリゴリくるベースに男らしくも美しいチェロの合奏が素晴らしい。諸所録音に問題はあるものの、ストゥプカのライヴとは思えない精度の高さはターリッヒのムラヴィン的マンネリズムとはまた違った、ドイツ式構築性とロシア式情緒表現の見事なコントラストの妙がきかれる。とくに惹かれたのは2楽章の雄渾な表現だが、雄渾といってもただダダダダと機械的に畳み掛けるのではなくフレージングとアンサンブルで美しい「音楽」を造り上げる。とりあえず何かこの演奏には他に無いものがあり、欠けているものもない。録音を問題としないならば、◎以外につけようがない。ドヴォルザークというのは完璧な作曲家だったのだなあ、と改めて賞賛したくなる、完璧な演奏だ。

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また落とし損ねる・・・

2007年10月02日 | Weblog
モチベーションがどんどん下がります。ミクロコスモスでけっこうな値付けのスヴェトラのラ・ヴァルス他をほんの数十分の差で買い損ねました。・・・ま、スヴェトラだからいいか。
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チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」~1幕抜粋

2007年10月01日 | チャイコフスキー
○コンドラシン指揮モスクワ・フィル(GLOBE)1978/3/29live・CD

ずいぶんとボロディン的な民族曲なんだなあと改めて組曲じゃない版を聴いて思った。反じて組曲は洗練された部分だけを抜いた非常に上手い構成のものだと感じる。コンドラシンは音響的には地味だが求心力がありリズミカルに気持ちよく曲を進めている。ややソヴィエト末期的というか個性が薄まっている感もあるが、すっきりとした演奏であり、リマスターもいい。○。


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バルトーク:弦楽、打楽器、チェレスタのための音楽

2007年10月01日 | 北欧・東欧
○コンドラシン指揮モスクワ・フィル(MELODIYA)1974・CD

コンドラシンにこの曲では超ドライな演奏が期待されるがソヴィエト時代のものであることからしてオケにやや不利があり、ライヴのようなバランスの悪さがぼわっとしたロシア独特のいびつな音響となって曲のスリムで無駄のない構造を侵している。コンドラシンの求心力もムラヴィンほどではない、と感じる。コンドラシンはムラヴィンが振らない外国の曲の録音をたくさん強いられていたようだが、いずれもやや個性に欠ける感もあり、またイメージとは離れた感情的な演奏に仕上がっている場合もある。これもやや感情の起伏がオケの音にあらわれ、ドライさが失われている。○。
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