○バルビローリ指揮ハレ管弦楽団(BS/HMV)1953/6/16・CD
バルビローリの丁寧な処理ではっとさせられるところの多い演奏。中間部がこれほど「フランス熱」にうかされた音楽だったとは。ドビュッシーに熱狂していたとはさもありなん、な模倣ぶり。いや美しい。リムスキーからの引用ともとれる描写的なパセージは世俗じみた音楽になりがちだがバルビローリのスピーディで迫力ある表現がそうは聴かせない。なかなか。
バルビローリの丁寧な処理ではっとさせられるところの多い演奏。中間部がこれほど「フランス熱」にうかされた音楽だったとは。ドビュッシーに熱狂していたとはさもありなん、な模倣ぶり。いや美しい。リムスキーからの引用ともとれる描写的なパセージは世俗じみた音楽になりがちだがバルビローリのスピーディで迫力ある表現がそうは聴かせない。なかなか。