goo blog サービス終了のお知らせ 

湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

※旧ブログの一部コラム・記事、全画像は移植していません。こちらのコンテンツとして残します。

ブラームス:交響曲第4番

2007年11月14日 | ドイツ・オーストリア
○C.クライバー指揮ベルリン・フィル(MEMORIES他)1994LIVE・CD

クライバー最後の有名な協演記録で、多少スリリングな状況で辛うじて行われた演奏会だったが、そういう時に限って稀に見る名演が残ったりするもの。前評判どおり、実に激烈な演奏だ。奇跡的な集中力の保たれた熱演で、最初から低音ブラスとパーカスが激しくアタックをつけて鳴り響き、しかし2楽章では静かな詠嘆が胸を打つ。ただ、モノラルだ。。それと上記感想は録音バランスが歪んでいるがゆえの可能性もある。ただ本人もこの私的録音をのち好んで聞いたらしいから、本人の耳にはこう聴こえて欲しかった、というものではあろう。ワルターライヴよりフルヴェンに近いすばらしい解釈演奏ぶりだが、○にしておく。

Comments (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブラームス:交響曲第4番 | TOP | ハチャトゥリアン:バレエ音... »
最新の画像もっと見る

8 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
クライバーは飽きる (サンセバスチャン)
2007-11-15 10:50:40
クライバー、実演では視覚的に興奮させられましたが、スタジオ録音では感心しません。特にこのブラ4、DGの録音のせいかもしれませんが途中で聴くのがいやになってきます。
返信する
クライバーについて (管理人)
2007-11-15 14:51:08
お久しぶりです。私も実はそれほど得意な指揮者ではありません。ただ、このライヴは異様でした。私はよほど他に語ることがなければ、視覚効果はほとんど重視しないので、確かに飽きる、と言われればそうかもしれないなあと思います。
返信する
DGの録音 (サンセバスチャン)
2007-11-15 16:01:34
DGの録音って伝統的に低音が薄いんじゃないでしょうか。クライバー、立体的じゃないんですね。音色もモノトーンかなあ。だから飽きるんじゃないかと思ってます。
返信する
モノトーン (管理人)
2007-11-15 18:14:09
モノラル録音だとひときわ際立ちますね。低音が強いのはドイツ式の音響の整え方でオケやホール、DGGのような録音バランスのせいもあるのでしょうけど、安定感がある反面耳障りに感じることもあります。
返信する
ステレオもあるでよ (田豊)
2007-11-16 22:47:49
ステレオのもあります。

その方が音も良いです、でも、飽きるというのは本音かな~ん~ん
返信する
ステレオですか (管理人)
2007-11-16 22:55:38
しかし飽きるという説に余り食指は伸びませんw
返信する
まともに紹介します。 (田豊)
2007-11-18 13:01:27
カルトクラッシック(cdr)で出た、クライバイー4枚組みでは、文句のないステレオ録音です。その後のクライバー選集4枚組みCDRでもステレオでは?

最初のCDRは、モノラルでかなり酷いと思ったものでしたが、全然違う音質です、ウィーン・フィルとのライブとは違って、クライバーらしいクリアさに欠けるを言う印象ですが、気のせいでしょうか?

熱気があり、むしろ前後して書かれているWFのライブに近いようなもちろんそれなりにスピーディで、私としてはクライバーのブラームス4番ではベストにあげることの多い演奏です。

でも、チェリといいクライバーといい大統領に頼まれるとベルリンフィル演奏するのですね。北陸
返信する
裏青ですね (管理人)
2007-11-18 14:03:14
うーん。。正規で出そうな感じがするので躊躇しておきます(CULTレーベルは現存してないですよね?)。詳細情報ありがとうございます。
返信する

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | ドイツ・オーストリア