湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ブルックナー:交響曲第9番

2007年05月14日 | ドイツ・オーストリア
○ワルター指揮フィラデルフィア管弦楽団(classical radio vault:CD-R)1948/2/2live

録音劣悪で放送ノイズがかなりきついところもあるが音量も音の芯もしっかりしていて雑音慣れしていればそんなに酷いと言うほどでもない。ただ、演奏自体は好みをわかつだろう。ブルックナー原典主義者はまずワルターなど聞かないだろうが、比較的幅広く聞く私もこの演奏、1,2楽章はニュアンスにはうねる起伏がつけられているものの直線的であるが、3楽章の感情的な動きにはいささか辟易とさせられた。録音状態の問題でフィラ管かどうかすらよくわからないこともあり、少々飽きた。○にはしておくが、ワルターファン以外には不要だろう。ブルックナーじゃなくてブラームスである。

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