ホーレンシュタイン指揮ボーンマス交響楽団(KARNA:CD-R)1969/4/16LIVE
精彩に欠ける演奏。録音は茫洋とし薄いノイズが支配している。演奏自体確かにホーレンシュタインらしいものなのだが、オケのせいか個性がなく、いたずらにフォルムを大事にしているわりにはがっしりした構築性が感じられずいささか心もとない。ゆるいテンポで終始余り揺れずに流れるだけで、パンチがなくマーラーを聴いている醍醐味がない。3楽章から4楽章はまだ楽曲自体の魅力で聴けるものがあるが、なんとなく腑に落ちないまま終わってしまった。もっと重いオケなら個性が際立ったろう。無印。直後に聞いたコンドラシンの正面切った魅力との落差が・・・
精彩に欠ける演奏。録音は茫洋とし薄いノイズが支配している。演奏自体確かにホーレンシュタインらしいものなのだが、オケのせいか個性がなく、いたずらにフォルムを大事にしているわりにはがっしりした構築性が感じられずいささか心もとない。ゆるいテンポで終始余り揺れずに流れるだけで、パンチがなくマーラーを聴いている醍醐味がない。3楽章から4楽章はまだ楽曲自体の魅力で聴けるものがあるが、なんとなく腑に落ちないまま終わってしまった。もっと重いオケなら個性が際立ったろう。無印。直後に聞いたコンドラシンの正面切った魅力との落差が・・・