湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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チャベス:ロマンティカ交響曲(交響曲第4番)

2014年03月05日 | その他ラテン諸国
○バーンスタイン指揮NYP(whra)1960/2/8live・CD

ミヨーふうの楽天的な音楽から中欧ふうの構造で聞かせるカッチリした音楽までよく練り上げられた構成の中に配置されている。三楽章制の連続して演奏される交響曲だが、緩徐楽章を挟んで急峻部があるごくオーソドックスな構成だ。緩徐楽章には晦渋な箇所もあるがそれほど長続きせず、楽天的なメロディや強いリズムによって娯楽性を顕にする。録音起因で音場が狭くせせこましく感じるところもあるが、アンサンブル自体の緊密さ~凄まじく緊密なわけでもないが~はよく聞こえる。リズムが膨張したりと手探り感のある箇所も無きにしもあらずだが、それは仕方ないか。
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