湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ヒンデミット:ピッツバーグ交響曲

2006年07月11日 | ドイツ・オーストリア
ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送交響楽団(revelation)1965/3/7LIVE・CD

この曲は構造と響きの鉄鋼製品であり、前衛であるヒンデミットの中ではわかりやすいほうとはいえ大半の普通の人は、ショスタコやプロコの一番マイナーなシンフォニーあたりを想起することだろう。激しい管打の耳をつんざく破裂音の連続に最後はクラスタ状にうにょうにょしだす弦楽器など、確かに覚悟して聞けば楽しかろうが、音楽として楽しむにはいささか暴力的に過ぎる、とくにこの演奏は。当惑したようなパラパラ拍手に苦笑。いい録音だけど無印。

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