○クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団(DA:CD-R)1945/4/7通しリハーサル
重く引きずるようなテンポで、かなり後ろに持っていかれる形で始まる。重苦しいというよりロマンティックな「操作」の感じられる音楽。革命やレニングラードに娯楽性を見る人には向くだろうし、逆に、ちっとも骨ばったショスタコ的洗練がなく、編成を厚くしてどんどん解釈を反映させている感じで、作曲家が駄目出しをしたのはまさにこの録音だったかもしれない(リハと銘打ってはいるが恐らく正規のお蔵録音でモノラルながら状態もよい板起こし)。歌謡性は強いもののそれを支える音響もまた分厚くロシア男子的な粘着気質を感じさせる。クーセヴィツキーらしいし、これはこれで面白く聞ける。○。
重く引きずるようなテンポで、かなり後ろに持っていかれる形で始まる。重苦しいというよりロマンティックな「操作」の感じられる音楽。革命やレニングラードに娯楽性を見る人には向くだろうし、逆に、ちっとも骨ばったショスタコ的洗練がなく、編成を厚くしてどんどん解釈を反映させている感じで、作曲家が駄目出しをしたのはまさにこの録音だったかもしれない(リハと銘打ってはいるが恐らく正規のお蔵録音でモノラルながら状態もよい板起こし)。歌謡性は強いもののそれを支える音響もまた分厚くロシア男子的な粘着気質を感じさせる。クーセヴィツキーらしいし、これはこれで面白く聞ける。○。