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人生・・・

2010年06月10日 | 日記・エッセイ・コラム

「あぁ、こんなつまらない事で、・・・のせいで、俺の人生狂ってしまった。」・・・

よく聞く言葉だ。

・・・のために人生が狂う、なんて事はないんだと思う。

そもそもその人の人生は、そういう風になる運命だったのではないか。

狂いもなにもなく、そのひとの人生そのものではないのか。

最近、こんなことを考える。

ず~っと以前、この人生ということについて、書いたことがある。

このブログではないが、5年くらい前になるだろうか、日記として書いた記憶がある。

後でいい仕事をしている人は、だいたい二十歳くらいまでにその基礎を作っているようだ。

二十歳くらいまでに知ったことや経験したことが土台となって、あとはそれを大きく成長させていく。それがほとんどの人間の人生ではないか。

感受性の強い時期に、本当にすぐれた人に出会い、美しいものに心打たれ、高い理念と情熱で多くの事を経験する。

そういうことが、その後の人生を左右するのだろう。

若い時はつらいことが多いよ、という人もいるかも知れないが、そのつらさこそが、若さの恵みなんですね。

私自身、もう若くはない。

自分に与えられている可能性を受け入れ、あまり無理をしない方がいいのかな、と考えてしまう。

歳をとっても、何事にも積極的なほうが若さを保てるだろう。

しかし、限界もある。

すなわち、失敗して自己嫌悪に陥ったり、他人に迷惑をかけたりする。

若さがいいとは、こういうことだろうか。


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