野馬追いの夏が来た!
一千有余年の伝統を誇る、国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追い」。
福島県浜通り、相馬・双葉地方の五郷(地区)から、500騎余りの騎馬武者が、東北の夏祭りの先陣をきる。
7月23・24・25日に行われ、威風堂々にして豪華絢爛な祭りである。
この時期が近づくと、出陣する武者たちの、胸轟き血は踊り、勇壮華麗な戦国絵巻に酔うのである。
中村藩と呼ばれた相馬藩は、藩政時代は六万石の小藩。
北には伊達氏があり、安閑としてはいられなかった。常に武器をかたわらに置いて働き、敵が攻めてくると聞けば、妙見神社に集まり、結束を固くしてきたという。
詳しくは、http://www6.ocn.ne.jp/~nomaoi/ でみて頂きたい。
23日の宵祭りには、和太鼓でこの祭りに彩を添える。
騎馬武者の鼓動に共鳴するが如く、太鼓を打ち鳴らすのである。
流し踊りにステージに、命の鼓動を披露する。
一年のうちで、最も燃える夜である。