子供の頃、夢中になって野原を駆け回って、遊んでいたことを思い出す。
腰に竹の刀を差し、弓矢を持ち、そして竹の吹き矢を持って遊んだことが蘇る。
今、その「吹き矢」が、スポーツとして話題になっているようだ。
今日、私の所属するスポーツクラブで、体育指導委員やスポーツ指導者を対象にスポーツ吹き矢の講習会が行われた。
老若男女を問わず出来、健康とそして美容にまでいいという。
少しその「スポーツ吹き矢」について書いてみたい。
スポーツ吹き矢は、長さ120cmの細長い筒にプラスチック製の矢を入れ、息を使って5~10m離れた円形の的をめがけて矢を放ち、その得点を競うスポーツです。
スポーツ吹き矢式呼吸法を学べば誰でも手軽にでき、幼児から高齢者までがゲーム感覚で楽しみながら、精神力や集中力が身に付く。
この「吹きや矢式呼吸法」は、腹式呼吸と胸式呼吸の両方を使って行うものです。
このスポーツ吹き矢の健康効果も書いておきたい。
1.延髄を刺激してコンディション良好
スポーツ吹き矢では、大きく息を吸い込みます。その指令が大脳から延髄の呼吸中枢に 送られるため延髄」が活性化。不眠症や体調の改善につながる。
2.呼吸器系にも有効
強い胸式・腹式呼吸によって息をするため、体の隅々まで酸素をおくる。
3.血液循環がよくなり、内臓を活性化
内臓に停滞している古い血液を送りだすため内臓器官の機能が高まり、便秘や食欲不振の解消が期待できる。
4.精神集中力の強化とストレスの解消
的への集中を高めようとすれば、雑念を排除し、精神の集中力を高め、命中すれば爽快感に満たされ、ストレス解消にも効果的だ。
5.腰痛予防や回復に役立つ
腹式呼吸をすると強い腹圧がかかり、自然に腹筋が鍛えられ、腰の周りの筋肉も鍛えられる。
いかがでしょうか?
矢を吹き放つまでには、精神統一するための、きちんとした所作もあり、なかなかの日本的なスポーツとみました。
ぜひ今後、多くの皆さんが体験されることを期待します。