オ ジ 記 

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     よみがえれ! 福島・双葉・・・

命の鼓動2・・・

2012年10月26日 | 日記・エッセイ・コラム

「夢は全国太鼓フェスティバル」・・・、そんな思いを胸に活動を続けてきました。


フェスティバル出場の夢が叶った・・・・・。


H12年10月15日、緊張の極みの初ステージ、やり遂げた思いでいっぱいでした。

H21年10月18日、再びお声をかけていただき、またまた感動のステージ。

これが、震災前の最後のステージでした。

H22年のフェスティバルのポスターには、我がせんだん太鼓の看板娘「KAORI」が、大きくモデルとして登場。

でも、もう全国Feには出場はないだろうな、と。

特に、この震災の後、無理無理・・・、そう思うのが普通か。


今年、再びそのステージに立てることとなった。

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私たちのメンバーは、震災による原発事故で、避難生活。

全国各地に拡散してしまった。

しかし、太鼓の響き、鼓動を捨てることはできず、本宮市を中心に、苦境に負けず集まったメンバーで、活動を再開。

せんだん太鼓の灯、絆の灯を絶やしてはいけない、その情熱で練習も再開した。

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会場こそ、少し小さくなったかな、しかし満席の観客。

一度は、避難生活のメンバーのことや、練習不足のことなどから、出場を辞退。

しかし、かねてよりお付き合いを頂いていた、「氷上太鼓」の皆さんのご努力と熱いお誘いで、出場を決意。


とにかく、感動と感謝です。

生きていた証が、ここにありました。

会場は変われど、全国太鼓フェスティバルのステージに立てたこと、本当に幸せです。

スタッフの皆さん、本当にお世話になりました。

この感動を、これからの太鼓演奏活動に生かしていきたいと考えています。


感動をありがとう!!




おまけ・・・

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このジョッキーに山盛りのアイスがあったのに、簡単にたいらげてしまった二人・・・。

前日の食事会・・・、せんだんのCHIZUと氷上のMAKI!!


命の鼓動・・・

2012年10月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 

まだ余韻が残っている・・・。

これが最後だろうと、感傷的になりながらも、全身全霊で打った。

「太鼓の甲子園」と呼ばれ、プロ・アマ問わず、私たち太鼓打ちにとって、憧れのステージ。

岩手県陸前高田市で毎年開催されてきた、「全国太鼓フェスティバル」。

しかし、昨年の東日本大震災による大津波で、市は壊滅的な被害を受けた。

そして何と、色々なドラマを生んだ、会場であるあの体育館も、形こそあるがまったくの廃墟。

ボランティアでフェスティバルを支えてきたスタッフや、太鼓チームのメンバーも、数多く犠牲になった。

フェスティバルなど出来る状態ではなかった。

それでも打ちたい・・・

昨年は、名古屋ドームで、何とか陸前高田太鼓フェスティバルの名の付いたものは開催された。

しかし、やはり岩手の地元での開催を、との思いはつのるばかり・・・。

その思いは、天に届いた・・・!


私たちの太鼓チームも、幸運にもまた出場する機会を与えられた。


長くなりそうです、続きはまた明日に・・・・・!!


ヒガンバナ・・・

2012年10月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 

今月初め、警戒区域内の自宅に一時帰宅をしてきました。



哀れで見たくもない我が家、それでも行かなければ・・・。

もう、持ち出すものもない・・・。

というのは、持ち出しても、借り上げアパートでは置くところもないのです。

幸い、わたしは、友達の倉庫に、持ち出したものは置いていただいているのだが。


家に行く進入路は、雑草で車も通れない状態です。

車の側面を擦りながら、何とか庭先まで・・・。

一時帰宅する度に、家は朽ちていってるようで情けない限りです。


通称「オジキファーム」、家の裏の畑。

雑草の隙間に、いろんな花が咲いていました。

特に目に入ったのが、赤い「ヒガンバナ」。

曼珠沙華ともいうそうです。

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花と葉は、互いに会い交えない、何とも悲しい花である。

「葉は花を思い、花は葉を思う」

相思華とでも表せるのか・・・。


しかし、この花言葉は、

「情熱」「また会う日を楽しみに」とか・・・。


どんな花であれ、命の限り咲き乱れるその姿は、私そのもの・・・のような気がします。

今回の日記・エッセイ・コラム、少しシックでもありますね。

出来る限り、明るい明るい話題を・・・と思います。

次回は、さてさて・・・・・。


ボンネットバス・・・

2012年10月14日 | 日記・エッセイ・コラム

 秋の一日、稲刈りも終盤を迎えた、のどかな安積路をドライブ。

 須賀川市長沼町の秋祭りにお邪魔をした。

実は、プログラムにジャズ演奏があったからだ。

バンド名は、「Jazz For Tohoku」。

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 震災後に結成、被災地をボランティアで回り、被災者たちを元気付けているバンドである。

もちろん、メンバー皆、ジャズ奏者。

久しぶりのジャズ、秋の風とともに流れる楽器のリズムが、何とも心地よかったです。

 演奏が始まるまで、ぶらぶら出店を見てまわっていると、「おっ! ボンネットバス」。

早速乗ってみることに・・・。

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 実に懐かしく、遠い昔に思いを馳せた。

よく、あちこちのイベントでは会うことがあるが、乗車したのは初めてである。

老体にムチ打って・・・、なんて失礼で言えない。

すこぶる軽快に走行、息切れもしないその力強さに感服。

私たちも、負けてはいられませんね。元気を頂きました。

 天気も良かったので、バスは窓を全開。

乗っていた子供たち、窓から手を出していた。

運転手や添乗員から注意・・・、まだ出している。

私も注意をしたが、聞いてくれない。

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 バスになんか乗らないんだろうな、そんな機会なんかない現代っ子。

普段でも、乗用車に乗ってエアコンかけて、窓開けて走らないんだろう。

注意されていることすら、わからないし理解できないようです。

 

でも、映画の一シーンのような、穏やかなローカルバスの風景に満足した時間だった。


AKEMIさん・・・

2012年10月02日 | 日記・エッセイ・コラム

 

   「私、走ることばかりやってたから・・・」

 郡山駅の新幹線改札口でお出迎え、「エスカレーターで降りましょう・・・」。

「大丈夫大丈夫、足腰はじょうぶなの・・・」。

そう言いながら、彼女は軽快に階段を降りていきました。

 福島県ダブルダッチ協会の設立1周年記念イベントが、先日開催されました。

3月、NPO日本ダブルダッチ協会の総会の席上、福島に行ってみたいとおっしゃったんだそうです。

本当に? 

彼女って、だれ?

日本ダブルダッチ協会会長「増田明美さん」です。

そう、マラソンで数々の記録を残した方です。

  1982年、マラソンで日本記録。

  1984年、ロサンゼルス五輪マラソン女子日本代表。 などなど。

現在は、テレビ・ラジオで、マラソン・駅伝の解説のほか、トーク番組に出演。

スポーツライター、マラソン指導、講演活動を通して、走る楽しさを伝えている。

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なかなか会える方ではないのですが、本当に来てくれたんです。

いらっしゃる前日は、大阪でのお仕事。当日も、イベント会場から帰って、東京でお仕事があるとか。

忙しいスケジュールの中、時間を割いてきてくれました。

実に気さくで、そして質素で飾らないお人柄。

参加者と、終始笑顔で交流するお姿を拝見し、何ともほのぼのとしました。

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 イベント、大成功です。

テレビ・新聞で報道され、イベント後は問い合わせが数多くあり、福島県ダブルダッチ普及の兆しが見えてきました。

キッズチームも拍手喝采、今後の活躍が楽しみです。

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ちなみに、増田さんと昼食を共にしたんですが、ナ、ナント、ご馳走になってしまいました。

いや~、本当に恐縮の極みです。

でわでわ・・・。