オ ジ 記 

てくてく人生「オジキワールド」へようこそ!!
人生下り坂、最高!!

     よみがえれ! 福島・双葉・・・

言葉・・・

2016年02月23日 | 日記

札幌羊ヶ丘展望台にある「クラーク博士像」。

「BOYS BE AMBITIOUS」の文字が刻まれています。
実は、続きがあるんですね。
「BOYS BE AMBITIOUS LIKE THIS OLD MEN」
大志を抱くのは、少年や青年だけではなく、歳をとっても抱けるのですね。

これから先も、志を絶やさず、毎日を有意義に過ごしたいと思います。
毎日毎日の足跡が、自ずから人生の答えを出すのですね。

あのステージを思い出す・・・

2016年02月13日 | 日記

よみがえれ 福島 双葉!!



まもなく、5年が過ぎようとしている。


2011年3月11日、未曽有の大災害・・・。
東日本大震災、それに加えて福島第一原子力発電所の事故。
私たちは、生まれ育った土地そして家を残し、避難を余儀なくされた。


出来事は過去のことであり、その先を考えないと生きてはいけない。
愚痴ばかりでは、未来への希望など見つかるはずはありません。

沢山の避難者たちは、頼もしいくらい強く、生き延びる術を探っていました。
5年も過ぎると、先々の不安もありますが、気持ちも落ち着きを取り戻しつつあり、それぞれに楽しみさえ見つけて暮らしています。

でも、あの時の恐怖や避難の苦労を忘れることはないでしょう・・・。



震災から3か月後、福島県太鼓フェスティバルが開催されました。
毎年開催されているもので、私たちのチームも隔年で出演していました。

フェスティバルの少し前、出演のオファーがありました。
こんな時期に、大変な避難生活の中なのに、そんなの無理だろう。
そんな中だからこそ、出演して皆に元気を与えてほしい。
メンバーへ伺いをたてると、皆「やろう!」と・・・。
負けてたまるか・・・、我々の力で避難生活で落ち込んでいる人たちを元気付けよう・・・。

でも、ユニフォームがありません。
急きょ、黒いTシャツを揃え、下は自前のジャージ。
勿論足袋もありませんから、裸足です。



フェスティバル当日、会場には多くの避難者たちが、私たちを応援に駆けつけてくれました。
演奏にも力が入り、目には涙も・・・。

そんな1枚の貴重な写真です。
リハーサルではありません、本番です。




震災後は、被災者支援の団体からの出演依頼も多く、特に遠方からの依頼もたくさんいただきました。
遠くは沖縄や石川県、富山県などなど。



練習もままならない状況ですが、依頼をいただいているうちは、頑張って行こうと。
広範囲に避難しているメンバーも、その都度現地集合で、現在も精力的に演奏活動を続けています。



よみがえれ 福島 双葉!!

今後とも、「標葉せんだん太鼓」を応援してください。

太鼓の撥、バチ、ばち・・・

2016年02月08日 | 日記

先日の雪、日陰もやっと融けました。
寒いけど、何となく花咲く春が近づいているような、そんな気がします。
とはいえ昨年は、2月に大雪降りました。
一昨年も2月に2回も大雪、まだまだですかね・・・。

寒くても何でも、北朝鮮には困ったものですね。
そう、「ミサイル」です。
私たちの方言で、「だだわらし」というのがあります。
だだをこねる童、つまりわがままで言うことを聞かない子供、という意味です。
第一書記のあの所作は、まったくだだわらしですね。


さて・・・
震災前、いや避難する前と言ったほうがいいかな。
太鼓のバチを作りかけていました。
やっと今日、完成しました。
実に4年11か月をもって完成したわけです。
東日本大震災の2日前、制作段階の写真を撮ってありましたので、ご覧あれ。












2011年、避難後の夏、初めての一時帰宅。
この当時は、自宅から持ち出す物は、貴重品だけというもので、70cm四方のナイロン袋に入るだけという制約がありました。
そんなものに、どれだけ大切な物がはいるのでしょう・・・。
タイベック(防護服)の中に、リュックを忍ばせての警戒区域入域。
とにかく、まず持ち出す物は太鼓の法被とバチ・・・。
そうです、「太鼓は生きがい」でしたから、それしか頭にありませんでした。









というわけで、あれから4年11か月、作り半端なバチを温めていました。
やっと、やる気になり、とうとう完成しました。








最後に、デビューからのバチ歴を・・・。
ちなみに、今回ご紹介したバチは、横打ちのためのバチです。
最後の写真、左から「デビュー当時」、真ん中「避難後、間に合わせに買った短いバチ」、右は「今も使ってるもの」です。
サイズは、長さ56cm,太さ3.5cmがほとんど。





今後とも、オギキの太鼓も忘れず応援してくださいませ・・・。




放射線・・・

2016年02月02日 | 日記

先日降った雪、まだまだ残っているのに、またチラチラと降ってきました。
今日明日は、良い天気のはずが・・・。
窓から見える安達太良山は、今日も中腹から上が雪模様です。
そこで降ってる雪が飛んできたかな。
寒いです、「春よ来い・・・」。


目に見えない、臭いもない、刺激もない。
あれから5年が過ぎようとしていますが、未だにその影響が多大です。
放射線・・・、実際に見てみたいと思いませんか。


写真を整理していたら、震災前にスポーツ少年団で旅行した時の貴重なものがでてきました。
茨城県東海村、「原子力科学館」へ行った時の写真。

世界最大級の「霧箱」クラウドチェンバーを写したもの。
残念ながら、放射線そのものは見ることができませんが、放射線が飛んだ跡を見ることができるのです。

写真は少し手ぶれがありますが、わかりますかね。

原子力科学館のホームページでも紹介されていますので、ぜひご覧ください。
また、原子力科学館へ行って、実際に見てみるのもいいかもしれませんね。

   ホームページは http://www.ibagen.or.jp です。