オ ジ 記 

てくてく人生「オジキワールド」へようこそ!!
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     よみがえれ! 福島・双葉・・・

大晦日・・・

2020年12月31日 | 日記
「清流に間断なし」
絶え間なく流れる水は綺麗です。
日々清流のように生きること、物事を諦めず続けけることが大切です。

コロナウィルスに翻弄された1年でした。
ことごとくイベントは中止、伝統芸能の伝承にも多大な影響があった。
親子、兄弟の間でも、会えない悲しさはあった。
来る年こそは、コロナウィルスに負けず、いやウィズコロナで感染拡大を止めていきたいですね。
来年もどうぞ、「オジ記」ご愛読いただきますようお願いいたします。

2021年も、良い年になりますように・・・。


本日の1枚。



功労者表彰・・・

2020年12月06日 | 日記
3日、福島県スポーツ少年団功労者表彰をいただきました。
昨年までは、指導者協議会役員の立場で、受賞者を祝福する場所にいましたが、今年は何と私が受賞いたしました。
スポーツを通して子供たちの心と身体を育てる・・・、そんな思いで始まったスポーツ少年団の指導。
いつしか35年の時間が過ぎていました。
以前(10年前)に書いた少年スポーツに対する一考察も載せておきましょう。














「社会教育への思いと一考察」

 スポーツを通じて心と身体を育てよう、身体を動かす歓びを、そして良い思い出づくりをと考えながら25年。スポーツ少年団の指導をしながら、子供たちと楽しく時間を過ごしている。
 指導を始めた頃と今日を比べると、子供も親もかなり様変わりをした。態度や言葉づかいが荒くなったし、集団での活動が苦手な子供や親も多くなった。
 今日の子供たち、よくムカついたりキレたりする。なぜムカつきキレたのか、その理由さえもきちんと説明できない。メディアでは毎日のように殺人や未遂、そして想像もできないような、年少者の犯罪を報道している。
 子供たちの凄惨な事件が繰り返される昨今、若い世代への諦めムードが漂っているが、希望の芽を大切にしたい。子供たち自身の心は、本当は昔と少しも変っていないのです。大人たちが見逃さず見守り、大切に育てていかなければならないのだと思う。
 他人の痛みを教えるのは教師、それは学校の先生だけではなく、親や地域の人たちで教えるのです。学校・家庭そして社会教育・体育指導者をまじえた話し合いの場が、数多く開かれることを願っている。
 ある哲学者の言葉です、「凡庸な教師は、ただしゃべる。よい教師は説明をして納得させようとする。優れた教師は、自らやってみせる。偉大な教師は、心に火をつける。」 子供たちのそして親たちの心に火をつけて欲しいものです。
 人と人との関わりを学ぶ場、集団の中で子供たちは成長します。年齢・経験・能力の異なる子どもと成人が一緒に活動することで、社会人として必要な基本的な態度や能力が育つと考えます。私が指導するスポーツ少年団の活動プログラムには、団員・保護者・指導者が共に楽しめて交流のできるものを多く取り入れています。幼児期や少年期に受けた感動や思い出は、子供たちの将来の生き方や感じ方に大きな影響を与えます。人と人との出会いから、人の心の温かさ、人のために役立つ喜び、そういうものを感じてほしいという思いが、指導の基礎となっているのです。
 心も身体も発育発達の途上にあるこどもたち、そして将来に向かって伸びていこうとする子供たち、どんな環境にあっても自分を見失わず、力強く生き抜く力、それを育てるための場は、生活と結びついた地域社会の中、子供たちの集団による社会活動の場以外にはありません。
 しかし、今日の社会体育、子供たちに良いことばかりとは言えないようです。勝利至上主義の目立つ種目もあり、それらに参加している児童生徒が学校で見せる、排他的かつ乱暴な言動である。同じ種目を選択している子が何人か集まると、ほとんど学校での集団的取り組みが困難に陥るとも聞きます。女子に顕著にみられる「いじめ」という現実もおそらくどの学校でもあるのだろう。小学校低学年から、監督の大人たちの罵声の中で、ほとんどの日曜祝日を過ごすのだから、当然のことである。
せっかくの社会体育の中で、子供たちの心を歪ませているとしたら、悲しいことである。学校生活を大切にしてほしい。そして我々社会体育を指導する者として、考えなければならないことだ。
 指導を始めてから、25年。そろそろ引退を、という思いもありますが、子供たちの笑顔を見るにつけ、こんな生き方に満足を覚え、もう少し頑張れそうな気がします。「情熱」、それは、物事に全力でぶつかろうとする燃え立つような思い。情熱を持って、子供たちを見守り、ふれあっていきたい。
 子供は地球の未来です。