春風献上・・・

新年あけましておめでとうございます。

いよいよ、2014年の始まりです。

かと言って、たかが１日が過ぎただけ、一晩過ぎただけ。

でも、少し違うんです。

３年ぶりの、少し穏やかな元旦です。

帰還困難区域であるがゆえ、帰れない我が家、我が故郷「双葉」。

意を決して、新居を・・・。

昨年暮れに、引っ越して、我が家での正月、感無量そしてあきらめ。

近くの「安達太良神社」に初詣、１年間の無病息災・・・諸々をお願いしてきた。

でも、寒かったぜ。

境内に落ちていた、長い松ぼっくりにびっくり。

今年もオジキは突っ走ります、どうぞよろしくお願い申し上げます。

散り散り…

間もなく5カ月になりますね。 そう、あの忌まわしい地震から。

夢中で暮らし、戦場のような職場、そして過酷な業務。 時が経つのも、気にとめなかった。

でも、どんな状況でも、ポジティブな生き方は忘れたくない。 生活も、だんだんと平静な状態に戻ってきたし、また子ども達を集めて、活動もしようと考えている。

楽しいことも考えないとネ。

今日の一枚！ 愛車クルーガーです。 津波にやられたプラドの代替車。なかなかいい車です。 福島ト○タの、○トウさん、お世話になりました！

誰か来るの？・・・

昨日午後、会社へ向かおうと、郡山駅の高速バス乗り場にいた。 いわき駅まで、休憩なし。 トイレに行くため、バス乗り場北側へ。 駅からのエスカレーター下に、沢山の人だかり。 誰かが来るんだなと思い、少し待つことにした。 ほどなく、「キャーキャー」と賑やかになった。 何と、皇太子様と雅子様がエスカレーターで来るではないか。思わず携帯で撮影したが、少し小さかったようだ。 やっぱり・・・、お二人には、後光が射していたゾ。 ラッキーな時間でした！

4カ月…

夢中で生きてきた。…と言えば、ちょっとだけ気恥ずかしいような。 でも、もう4カ月が過ぎてしまったんですね。

あの日あの時、どんな事を思い、どんな事をしていたのか。 今度だけは、さすがに終わりかな、とも思ったけど、生き延びたいと考えたことも確かです。 勿論、家族のことは頭に浮かんだけど、すぐに復旧業務にあたったし、連絡もとれずに、「きっと無事で避難してる」と信じてるしかなかったな。

時間が経つにつれ、そんな記憶が薄らいでいくのが怖い。


写真は、現在住んでいるアパートのベランダで、育てたちっちゃなトマト「イエローアイコ」です。

今日も仕事です。今晩から3晩夜勤したら、帰宅します。アイコはいっぱい色付いているだろうなぁ。 それとも・・・。

太鼓・・・

26日、福島県太鼓フェスティバルが開催される。 東日本大震災の影響で、今年の出場は絶対無理だと、誰もが思っていた。 ユニフォームは無いし、ましてや肝心の太鼓が無い(三分の一はトラックの中にあったので無事避難)。 でも、今回の地震や津波に負けるな…、と出場のオファーがあったんですねぇ。何とも嬉しい限りである。 と言うことで、メンバーで検討の結果、「出場」ということになり、ここ何回か週一回ではあるが、練習をしたところです。 とはいえ、広範囲に避難しているメンバー全員が集まれる筈もなく、果たして本番で上手くいくのやら・・・。 しか～し、我が「標葉せんだん太鼓」は、情熱の塊、特に生き甲斐としてやってきた私にとって、苦境に負けない最高のステージにしたいと意気込んでるのです。 「問題は横打ちだな・・！」だって。 ん～っ、曲の中で横打ちを担当するんだけど、心配らしい。 「だいじょうぶだ…っちゅうの！」

写真は、今は帰ることの出来ない、練習場の体育館での練習風景。 きっと帰れることを信じ、場所は変わっても、太鼓を打ち続けたい！！