オ ジ 記 

てくてく人生「オジキワールド」へようこそ!!
人生下り坂、最高!!

     よみがえれ! 福島・双葉・・・

一時帰宅・・・

2016年03月30日 | 日記

庭先にも、ちらほらと花が咲いてきました。

待ち遠しかった、花咲く春・・・。

暖かくなってきましたね。

先日、今年初めての一時帰宅をしてきました。
帰るたびに思うことですが、もう住めないのかな、やはり私が生きている間には帰還できないんだろうな・・・。
自分の家に帰るのに、検問を通る。
許可がないと、自分の土地にははいれないんです。
何ともやるせなく、悲しい気持ちになってしまいます。





主要道路から、家への道、電柱が傾いたままです。
以前より角度が・・・。
踏切通過時、左右を眺めてみました。
相変わらずの草ぼうぼう。
でも、このJR常磐線、除染その他復旧工事が始まっていました。
帰還困難区域を通そうという、無謀とも言える国の考え。
これも、特例なのか・・・。











毎年、ラベンダーやハーブで溢れていたオジキファームも、無残な姿です。
草を刈って、畑耕して、花畑を再生しようかな。
勿論、咲いても持って帰れないんだけど…。
それに、だぁ~れも見る人はいませんね。








ただ、畑の端に植えてある梅は、ちゃんと季節を感じ、必ず咲いてくれます。
自然は、嘘を付きませんね。





お墓に花を、そして供物を、少しのお酒をあげて合唱!
家の中を、軽く確認し古里を後にした。
帰路は、双葉の町中を通ってみました。
利用客のいない双葉駅、地震で倒れそうになった神社。
でもでも、ちゃんと私たちの帰るのを待っています。








私たちは、負けません。
そこに双葉町がある限り、足を運びます!!

体力低下・・・

2016年03月14日 | 日記

あの日から5年が過ぎてしまいました。
夢中で過ごしてきた5年、長かったのか、短かったのか・・・。
いやいや、時間は長くなったり短くなったりしない。
世界中同じ時間が過ぎたきたのです。
しかし、被災者や避難者にとっては、長く感じた5年間だったに違いありません。
毎日を忙しく過ごした私にとっては、意外と短かったのか。
とは言え、私も避難者、先の見えない復興に苛立ちは隠せません。
帰れない双葉町、もう帰らないと決めても、日が経つにつれ無性に恋しくなります。
この震災及び原発事故、風化させないでください。
風化ではなく、「忘却」してはならないのです。
しっかりと前を見て、しっかりと生きていきますよ!


震災以来、スポーツ少年団活動は休止状態。
子供たちと一緒に動き回っていると、おのずと体力も維持されていました。
週2回の太鼓練習、現在はステージが練習のような状態。
以前は、練習での体力維持は当たり前でした。
現在は、体力増強は無理としても、今レベルでの維持はしたいと、スポーツクラブへ通っての悪あがき。
しかし、体力低下は否めません。








過日、高校生の太鼓チームのステージを観て、躍動凄まじい若さ溢れる所作、羨ましくなりました。
そして昨日、飯坂温泉太鼓まつりを観に行ってきました。
素晴らしいバチさばき、一糸乱れぬ所作、打点の合ってるハイレベルのスキル。
出演団体のひたむきに打つ和太鼓サウンド、感動しました。
こういうステージを観ていると、もう、われわれもそろそろ引退かなぁ・・・なんて考えてしまいます。
とは言え、そんな命の鼓動を聴いていると、ワクワクしてきて、もう少し出来そうな気がしてきます。
4月からは、練習場所も確保できたし、集合するのに少し苦労するけど、燃えてきます。
気持ちは若者・・・。








まだまだ頑張るぞ~!!!!!