プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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田口ランディ対談集「仏教のコスモロジーを探して」読んでます

2019-09-26 11:00:43 | 読んだ本
昨日、河合隼雄さんの最終講義のYoutubeがフェイスブックで流れてきて、
ユンギアンじゃなくて、パーソンセンタードの心理学です、
と言われても「ああ、そうですね」って思えちゃうなぁと
思いながら一気に見た。面白い。
ストーリーテラーなんだなぁ。
人間性心理学ではコンステレーションとか共時性、元型という
ワードは使わないだろうけど。

そしたら、この間からフェイスブックに流れてくる
トランスパーソナルの流れのティール組織の話からの
連想で、宝箱でランディさんの本を見つけ出したん
だったよなぁ、って思い出して見たら
トップの対談相手が
吉福伸逸さんだった。

と言っても、この方も三鷹に研修会をお願いしに行く人に
くっついて行って、遠巻きに見ていただけ。
その当時、トランスパーソナルが妖しく見えてたからね。
もったいなかったなぁ。

対談、面白い。
脚注があっても私にとってはチンプンカンプンで
あやふやなことだらけなのだが、
「人を救う」というところから仏教がおかしくなった、
という部分が私にとってはツボ。

『菩薩が「一切衆生救済」のために戻ってくる、
「人を救う」という発想が入ってきた途端に
僕は仏教は堕落したと思う』
とある。

「わが内なるすべての衆生」ならわかるが、
「人を」としたところで自己と衆生という分裂を
起こしている、と。
河合隼雄さんの最終講義の中にも、
このテーマ、絵入りで入ってたなぁ。

「私」と「あなた」のテーマは、
ティクナットハンの
「インタービーイング」という言葉と共に、
この「救う」や「癒す」という言葉が
今の私にとって、フック。


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