プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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絵本を探しに本屋さんへ

2019-03-06 07:08:02 | ルーティン
ホノルルに唯一残ったと言ってもいいぐらいの本屋
Barns & Nobleに行ってみた。
アラモアナショッピングセンターの1階にあって、
賑わっている界隈の一階下。
ちょっと薄暗くて、用事がないと行かない階だ。

ホノルルから本屋さんはどんどんなくなって、
カハラモールにあったBarns & NobleがRossに
なった時には、結構、ショックだった。

何かいい本がないかなぁ、とぶらぶら。
奥にある読み聞かせ会のセッティングが
プーさんの森になっていてかわいらしい。
子連れのママたちが絵本を読んだりしている。
イースターに向けて、
卵やウサギの本が特設テーブルに展示してある。

子どもの本エリアの入り口にはオススメ本が並んでいたので、
これをパラパラとめくる。
なんだか、子ども向け生き方指南ハウツー本。
「世界にはいろいろな人がいる」
「あなたは愛されている存在なんだよ」
って直接的に書いてある。
大事なメッセージなんだけど、
話法がコーチングっぽい。

ちょっと待って、待って。
絵本って、
例えば「あなたは大事な存在なんだよ」ってのを
ストーリーと絵で子どもに伝えようとするものなのではないの?
こんなに直接的ハウツー的情報伝達的でいいの? って
ちょっと危機感を持ってしまった。

この本が人気だということは、大人たちが
この本がいいね!と思っているということだものね。
「こういうトラブルが起こったりもするよね」
「そんな時はこうしよう」みたいなものが必要なのか。
子ども同士でのあれこれの葛藤を体験する前、ということにならないか?
子どもたちにその本を読む大人のための絵本なのか?
「そんなときは、呼吸に注目して深呼吸をしてごらん」て。
絵本でそれを知るのか。
周りにそれを伝授する大人はいないのか?
みたいなことをアレコレ、考えた。

そんなことを感じながらも選んだのがこの本。
とってもかわいい。
「使える」と。
感情についての絵本。
大人向けの研修会でね。




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