長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

走田神社 弓講・お千度詣り

2018年01月14日 | 神社・仏閣
13日、走田神社での地域の伝統行事、

「お千度詣り」と「弓講」に行ってきました。



走田神社は地元の守り神として、

また五穀豊穣を祈願する農耕神として

昔から崇敬されてきた神社です。

鳥居をくぐり、石段の途中で目にするのが、吊り下げられた榊の束。



12束の榊の下がり具合で、かつてはその年の

米の価格を占ったといいます。

今年の下がり具合はいかがでしょう。

石段をのぼりきると、境内へ。

拝殿には幕が張られ、中には巫女さんが二人。

参拝者にお祓いをされます。



本殿で神主さんが祝詞をあげ、土地の関係者、

氏子さんたちが参拝をすまされると、

いよいよ「お千度詣り」。

榊を持った方を先頭に、皆で本殿、拝殿をぐるりと3周。

無病息災を願います。

その後は「弓講」という的矢射の儀式が行われます。

矢を射るのは、昔このあたりの城主であった高橋家のご子孫。



羽織袴の衣装から片肌脱ぎ、素手で弓を射る。

寒中に勇壮なお姿です。 

「弓講」は戦乱の時代、地元の豪族が弓を射て、

村人を守ったのが始まりとされています。

儀式の後、「御供」のおむすびをいただきます。



気が付けば、境内は溢れんばかりの人、人、人。

集まった方々は、それぞれに見知った人と

新年の挨拶を交わしたり、歓談したり。



焚き火の煙にほんわり包まれ、

どこか懐かしく地元の新年行事を感じるひと時でした。



おむすび、とっても美味しかったです♪


最新の画像もっと見る