長岡京市観光協会のブログ

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新春の伝統行事・弓講が行われました

2017年01月16日 | 神社・仏閣


1月13日(金)、雪のちらつく寒い日の午後、

走田神社にて新春の伝統行事・弓講が行われました。

鳥居をくぐると、神秘的な森を通って本殿へ向かいます。



本殿の前の鳥居に、ぶら下がっているものがあります。

これは、御幣(ごへい)を12個ぶら下げたしめ縄。

1月から12月までを表し、御幣の下がり具合によって

その年のお米の価格を占ったと言われます。

神事は、午後2時ごろより行われました。



まずは、神主さんが祝詞(のりと)をあげ、神事を行います。



次に、お千度参り。

榊(さかき)を持った方を先頭にして、

参拝者全員で神社を三回、ぐるっと周ります。

そして、とうとう弓講です。



初めに神主さんが弓を四方に向けてお清めをします。



続いて的矢射(まとやうち)の儀式。



二人で6本ずつ、計12本の矢を的に向かって射ます。

的にあたると、「おおー」と歓声がおこりました。



最後に、地区の方々が作られた「御供(ごく)」と呼ばれる

おむすびが参拝者に配られました。



おむすびはほんのり温かく、たけのこのつくだにも入っています。



巫女さんから厄除けをしていただいている方もいました。

新年の始まりを告げる、伝統ある行事でした。





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