いいや、違うね。
暇つぶしのために生きているのか?
いいや、違うね。
生まれてしまったから、仕方なく生きていくのか?
いいや、違うね。
そんな生き方はつまらないだろう?
人は生きていく中で、何かを成し遂げようとする。
それが「自分を成長させる」と考えて。
もちろん、それは立派なことだ。
成長することだろう。
でもさ、何もでかいこと成し遂げようとしなくてもいいんだと思う。
身近に計画でも立ててさ、一週間仕事頑張って、週末に友人と飲む酒は美味いぜ?
何もしないで食べる飯より、そっちの方が何万倍も美味いぜ?
人生は暇つぶしじゃなくて、与えられた時間なんだ。
この世に与えられた生命という名の時間だ。
生命の灯火が消えるまでの貴重な時間。
そう考えたらさ、何かできるだろう?
たまに夜空を見上げてみる。
そこには、広大な黒い海に、大きく光り輝く船が航行している。
そこから見たら、我々はなんとちっぽけなことだろうか。
風邪ひいててもさ、健康な状態を思いながら治そうとしてる私がいる。
当たり前のことは当たり前じゃない。
いろんな要因で、保たれてる。
それもまた、絶妙なバランスで。
そしてあなたは気が付くだろう。
生きていることは当たり前じゃないって。
改めて問う。
「人生は死ぬまでの暇つぶし」だと?
いいや、違うね。