意志のなかにいる

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今年最後の仕事はたまったアニメの処理です(アニメ感想)

2010-12-31 11:49:09 | アニメ感想(2010 四期)




もう年越しちゃったけどねw








荒川アンダー ザ ブリッジ×2 第13話 「13 BRIDGE×2」と
別の荒川沿いの住人からの総括 △++






「ちょっと想定からはずれる」ってことに賭けているフシがあるね荒川は
マリアさんからの過酷なミッションもまああれはあれで非道いけど
いくらなんでもリク達が想像していたほど酷くもあるまい
「ガチ」から一歩手前で踏み留めることによってフィクションを保証している
そのあたりの寸止め加減が実に巧である。


「荒川」もひととおりギャグに必要なキャラ(駒)がそろった感じだから
普通に流しても面白いとこにハナシが転がる場合もある
今回だと新キャラ補正もあったけどアマゾネスさんが出てくると
そういう傾向はあったかもね、一方で「密閉空間」をこさえたりしたりして
ロケーションを絞って遊ぶのも上手い、作品として長生きできそうだ
そして何より「オッサン」に対する愛情よなあ
村長・シロさん・高井さん、彼らの作品でのあつかいの良さといったらない
持論だけどオッサンの扱いが上手い作品は良作っていうのがあります
多分原作者は人間が好きなんだろうねえ、カッパの次ぐらいに











おとめ妖怪 ざくろ 第13話 「おわり、燦々と」と
まとめ、遅々と △+






愛があれば大丈夫





ま、1クールで「他者」を受け入れるのに最も適した方便は
「恋愛」ざたぐらいしか説得力を有し得ない、ということで
これは嫌味じゃなくて本気で考えるとすごく大変な話題ではある


まあでもあくまで「をとめ妖怪」ではそれを「美少女妖怪調伏譚」として
「有効な装置」取り入れただけだと思われるし
「太正時代」を選んだりしているのも余計な煩雑物が入り込む余地が
少なくなって賢明な判断だったとおもう
ざくろの母ちゃんとか「生む装置」みたいなフェミの人が卒倒しそうな
設定も「まー昔のハナシだから」でうまく誤魔化せたんじゃないかと



そういうユカイな活劇はきょうび、少年漫画でもなかなかお目にかかれなく
なってはいるわけで、そういうのが少女漫画の側から提示されているのが
時代なんかな、という気はする。あるいはある文化が飽和状態に達する時
男⇔女という設定が幅を利かすのは恒例のことなんかもしれない
江戸時代なんかもそうだったしね。おっと、時代が昔に戻りすぎました。










探偵オペラ ミルキィホームズ 第12話「ミルキィホームズの帰還」と
まとめ(笑) △++






こんな娘達など探偵じゃねえ!!





こんだけどいつもこいつも「能力者バトル」に凌ぎを削っている昨今で
あっさりその能力を1話目で投げ捨てたあげく蹂躙しつくしたのって
なにげにスゲーことなんじゃないだろうか
「探偵・バトルなんて下らないぜ!」って啖呵を切ったわけで
しかもそれに変わる要素なんて微塵もみつからないような状況でですぜ



解き放たれた野獣どもが何をしたかっつーと
食料を貪り、味方を罵りあい、妄想に浸り、そしておっぱいを愛でただけだ
あとはもーその場その場を生きるってことで、ハードボイルドよなあ
「萌えさえすればよい」ってのを逆手にとって私たち萌え豚の横面をひっぱたいた
ワケで、「エルフェンリート」にせまる嫌がらせかもね
そして一部の「そういう」趣味のお兄ちゃんが琴線に触れたってのが
事の真実なんではなかろうか、狙ってできるもんでもないのだろうけどさ。












海月姫 第11話 「ジェリーフィッシュ・オブ・ドリームス」と
まとめ、だよ(テキーラ) △+







今週のニートに言ってはいけない言葉ランキング第1位「働け!!」






尼ぁ~ずっていうちょっと変わった方々をダシにして
「女の子の夢」であるアパレル業界のとば口にちゃっかり達してしまったのは
ちょっとズルいかもしらんね
「自然物・動物」をモチーフにするのって定番のやり方だろうしねえ
あと、「これから」のお話しを紡ぐのにあたって楽しいことばっかりじゃないと
普通に想像しうるわけで、そう考えると一番おいしいとこを頂いたということに
なるのかもね、おいしいとこどりの人生、それを一生続けていくンだということ
一言いいたくなる気持ちは分かるけどそれを「エソラゴト」の上で否定するのは
困難がある、「どうして兄妹で好きなっちゃいけないの!」って質問程度には










屍鬼 第22話 「蔡蒐話」と蒼活(まとめ) △+





こんだけやって「人生は勝ち負けじゃない」ってジーさんそりゃあねえぜ(爆笑)


そういえば力士像みたいなジーさんも後半は鬼神のような活躍ぶりでしたね
文字通り。イッちゃったというより極めて正常そうに見えるのが怖いのよ
この人に比べると夏野クンなんてほんとどうでもいい存在だよねえ
なんならめぐみちゃんやまさおクンよりどうでもいいと言っていいね



ここでは「屍鬼」っていう「ピンチ」が主要な動機だったけど
たとえば「何らかの理由で他者を殺さなければならくなる」っていう状況が
訪れたらって置き換えればこれは相当精巧なシミュレートだったのかもしれないね
自分で思いついて体温が下がったよ
オチはもちろんこう「戦争は勝ち負けじゃない」ってさ、あーあ。









パンティ&ストッキングwithガーターベルト 
第13話 ビッチガールズ/ビッチガールズ 2ビッチ と糞レビュー △++




最初は糞みそなハナシだったけど途中でその路線は切り替えてふつうの
ファッキンビッチなおはなしにしてたね、実に賢明だとおもう
今回の最終話あたりもチンコ剥きが主題っつうよりアニメーションとして
視てたし。


ミルキィホームズがあばれはっちゃくをするのに断りがなかったのに対して
パンストはキッチリ表現の為の素材ってのを用意してきてるのが律儀です
「俺の感性はどう?」ってかんじで、ありだと思います


ま、でもこんだけやってすぐに思い出せるとこっつーと
1話目とオヤジのゲロとトランスフォーマーと恋物語と
そして最後の最後のどんでんがえしの所ぐらいだよね(結構あるな)
「カートゥーン」の限界まで詰めたのではなくそれの「パロディ」って意図
だったのかもしれぬ、「パロディ」やるのも楽ではないですね


コメント
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