2013年2月19日
上川町と遠軽町の境界にあるチトカニウシ山に、行ってみた。
札幌近郊の山に行こうと考えていたが、
どうも天候が良くなく、チトカニウシ山に変更した。
北見峠(国道333号線)から、取り付く。
駐車して準備をしていると、芦別からやってきた単独山スキーヤーが来た。
そのあと二人組の山スキーヤーもやってきた。
なかなか人気の山のようだ。
まずは林道を歩いて、左端に見える無線施設を目指していく。
林道といっても埋まっていて、トラバース気味に歩くことになり
歩きにくいので、適当なところから右の尾根を登っていく。
無線施設に到着!
予想より寒くなく、-5~-10℃位で風も弱い。
この辺りから、山頂が望めるはずだが、
ガスで隠れている。
山頂に行っても、展望はないが
前回も引き返したので、今回はピークを踏みに行くことに・・・・
おっと、突然目の前に突然、単独山スキーヤーが現れた!
(真中やや左)
林道を最後まで行って、登ってきたようです。
晴れていれば、左のピークの右側に、山頂が真っ白な山容が望めるはずだが・・・・・
傾斜が付いてきて・・・・
後ろから突然「ハア、ハア」と喘ぎ声で驚き、振り返ると
二人組の山スキーヤーだった。
「あれ、スノーボードは?」
「え?」
「下りはどうするの?」
「え?」
「スノーシューで、下りるの?」
「そうですが・・・・」
ここは山スキーのメッカだからね。。。。
傾斜を登りきると、緩やかになり
目の前に最後の傾斜です。
そろそろクラストしてくれないかと願うが
まだスノシューでは、沈み込みます。
おや?
もう山頂に到着していると思っていた単独者と二人組の姿がみえる。
先頭の単独者は動かず、何かしているようだ。
どうやらスキーを担いで、つぼ足になったようです。
二人組も滑りやすく、手古摺っているようです。
そのうちの一人は、転倒して数メートル滑り落ちていました。
スノーシューでは、どうってことない斜面!
もう少しで山頂ですが、ガスで展望は全くなし!
単独山スキーヤーが、滑走の準備をしています。
はい、山頂に到着!
山頂は、標高は1445mあるので
ビュービューと吹きさらしです。
展望があれば、北大雪、表大雪、天塩岳などが一望できるのだが・・・・
前日の18日に、天塩岳でスノーモービルで入山したグループが遭難し、
その中の1名が、凍死してしまった。
安らかに眠れ
二人組山スキーヤーも、ホワイトアウトなので
慎重に下って行っています。
さあ、下りていきましょう!
無事下山!
おや、単独スキーヤーの車がまだあります。
どうしたんだろう?と思いながら、着替えていると
丁度二人組山スキーヤーの車が通過するとき
わざわざ停車して、声を掛けてくれた。
単独スキーヤーは、何度かどこかの斜面を、登り返して滑っているようです。
好き者というか、元気な人だな。
取り付き地点から、チトカニウシ山方面を眺める。
終始曇りで展望はなく、雪もチラついて
天候に恵まれず、残念だった!
↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)
GPSによると、今回の歩行距離は12.0kmでした。
帰路、新十津川温泉「グリーンパーク しんとつかわ」にて、温まっていった。
私が登ったのは2005年5月21日(家内の誕生日)でしたが、まだスノーシューでなければ登れませんでした。
最近気がついたのですが、ポッケさんは北海道100名山を目指しているのですね。
眺望がないと登ったとは言えますが、印象が残らないので
また眺望があるときに、行かないと駄目ですね。
北海道100名山は、全く意識したことはありません。
初めて登る山のワクワク感や不安感が楽しいので、登る山を選択しています。
(登頂山座は少ないので、まだまだ初めて登る山が盛り沢山です)
けれども徐々に登った山が増えてくると、北海道100名山を意識するかも?(笑)
今日は久しぶりの快晴でしたので、やはり山に登っていらしたようで・・・・
確かに・・・・・この寒い中、何を好んで
さらに寒いところに、行くのだろうとは思います。
ただ不屈不撓の一心にあり。さらば、ひたむきに、ただ想え