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時は秋、萩の文様。

2012年10月18日 | 文様・模様・家紋の世界
琳派の酒井抱一筆の秋草図屏風にある萩は上を向いて咲いている。
同じ抱一の筆になる四季花鳥図屏風では、萩が枝垂れて咲いている。
しかし、枝は垂れているが、花は上に向かって立ち上がっている。
尾形光琳の秋草模様小袖の萩は枝垂れないで上に向いて咲いている様に見える。

最初の秋草図屏風は、抱一の光琳写しの作品だからであろうか。
四季花鳥図屏風は、六曲一双で、丁寧な写生に基づく美的な絵画の世界である。
参考に、このタブレットのカメラで萩の部分を写してみた。
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鈴虫や、コオロギも描かれている。

はぎの模様は、絵画から出て、工芸品や、染織にも多く見られる。
そして、伝統な家紋にも、萩の紋章がある。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
萩の花が上向きにですか。後で確認してきます。 (kazuyoo60)
2012-10-19 09:17:09
萩の花が上向きにですか。後で確認してきます。
小さな鳴く虫もですね。確かに小さな萩の花よりは大きいですね。
今ほど多種の花に逢われない時代です。時代を問わず、萩は人に好かれる花だと思います。もちろんデザインもです。
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kazuyoo60さん。 (吉天)
2012-10-19 17:03:36
kazuyoo60さん。
秋の代表的な植物です。
東京では、向島百花園の、萩の花のトンネルが有名です。
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