goo blog サービス終了のお知らせ 

かめさんの輪(かめりん)♪

カメ好きです。活動している方をお手伝いしたり、学んだ情報を共有しています。どのカメさんもしあわせにと願っています。

♪2022年 イベント告知♪(カメさんの生体は、ぜひ国内ブリード個体、または里親募集サイトで計画的に・・・☆)

○国内ブリード個体・グッズ(爬虫類メイン)販売イベント 眺めるだけでも楽しい♪ 
○ぶりくら市
○2023年11月5日(日)場所/神戸サンボーホール1F,2F ※2023年はとんぶり市が先です
○とんぶり市 
2022年10月1日(日)場所/ 東京都立産業貿易センター浜松町館 4F5F
【終了しました】◎カメ DE Show!in NAGOYA (KDS名古屋)
日時 2022年3月19日(土) 10:00〜16:00
場所 名古屋市千種区吹上2-6-3 吹上ホール    
第2ファッション展示場
交通 名古屋駅より地下鉄桜通線 吹上駅下車

【終了しました】○第9回 淡水ガメ情報交換会 飼育者さんも楽しく学べる♪
2023年3月(土)(日)※ 調整中





◎カメグッズオンリーのイベント/カメ DE  Show!2020(本家KDS)
2020年11月29日(日) 浅草橋東商卸センター【中止】

『ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)はふつうに飼育、譲渡できます。』

~ご家庭や職場、学校などでミドリガメを飼育されていらっしゃる方へ~
2013年9月、環境省がミドリガメの「特定外来生物」指定を段階的に「検討」する・と発表しました。
「これまでどおりミドリガメが飼えなくなる」と誤解された方もいらしたようですが、

○「指定ではなく法改正の予定で、2023年6月に閣議決定されました」

○「今までどおり飼育できます」
(捨てたりせず、飼育ができなくなれば次の飼い主さんをさがす。)

○「飼育を続けること、譲渡に届出などは不要です」
「販売は禁止されます」
ニュースだけを見て、どうしていいのか不安に思われている飼い主さんも多いと思いますが、
かめはとても頭のよい生き物です。捨てられた悲しみを味わわせるのは、あまりにつらいことです。

飼育を始める前に数十年お世話ができるのか、よく相談 考えて お迎えしたら生涯大切に飼育してあげてください。よろしくお願いします。


2014年1月12日 「クサガメ・のんちゃん♪と暮らす。」 ~管理人ぽちこ
追記・編集:2023.2.1
https://www.youtube.com/watch?v=jSL4ju7Ab18
https://www.youtube.com/watch?v=OT7CdGIpbUA&list=PL9Gx55DGS7x7WRm1bYEINRfnrhRaVlRnn&index=16
↑環境省さん企画のWowキツネザルさんの動画です。法改正についてお話されています。

○告知 国内繁殖爬虫類 両生類及び 関連グッズの展示 即売会 2018.10.7(日)神戸『ぶりくら市』 11.11(日)東京『とんぶり市』

2018-09-11 15:09:53 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
にほんブログ村

イベント告知です。

秋ですね。秋は爬虫類イベントですね!(年中、月一以上のヘビーローテーションになっている昨今ですが、、)

どんどんひどくなるようすの、カメ密輸ニュース(しかも超大量)などをもう見たくないので、やっぱり今年もぶりくら市、とんぶり市を応援、告知させていただきます(了承済みです<(_ _)>)

10/5追記:ぶりくら市HPより 『台風25号にともなうぶりくら市の開催方針について』  ←リンク クリック








カメ好きさん、カメ飼育者さまにはおなじみの 周知のイベントかと思いますが、、


『ぶりくら』HP ←リンク(別窓)


○ 神戸会場 2018.10.7(日)11:00~16:00 神戸サンボーホール (全館)1F&2F

○ 東京会場 2018.11.11(日)11:00~16:00 東京都立産業貿易センター台東館 5F&6F

どちらの会場も 入場料 大人1000円 (中学生以下無料)



~来場される皆様へのご案内~

1.入場券(パンフレット)の販売は9:30頃をめどにイベント会場前にて販売いたします(10:45まで)

なお購入はおひとり様2枚までとさせていただきます。

(2.省略)

3.イベント会場フロア内は禁煙です。喫煙は会場外の指定の場所でお願いします。

4.会場周辺において生体(購入生体を含む)を容器から出さないでください。

5.会場で販売されている生体以外の会場内への持ち込み(犬、猫などを含む)はできません。



                



ぶりくら設立趣旨(HPより引用)


自然環境及び生態系の保全、希少野生動物の保護などの観点からみると、上記のエキゾチックアニマルに関するペットトレードは少なからず影響を与えていると考えられます。
ペットトレード等に関する国際条約とし「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(通称ワシントン条約:CITES)が機能しているものの、これは野生動物全てに適用されるものではありません。

そればかりかCITESの付属書対象種になったとたんに市場価格が高騰したり、需要が増えるという悪循環さえ現実に起こっています。
例えば輸出国や輸入国である我が国において、ペットトレードに対するなんらかの法的規制が加えられた場合、これらの貴重な動物達はもはや日本で見ることができなくなってしまうのです。

ペットは生活必需品ではありませんが、人間の心を豊かにするものであり、ペットを飼育するということは本来高尚な趣味であるべきでだと私たちは考えます。
このような状況において、ペット飼育を継続して行うには、野生個体を飼い(買い)、死んでしまえばまた新しい野生個体を飼う(買う)という現在のスタイルを見直す時期に来ているのではないでしょうか。
我々は、ペット飼育(ここでは特に爬虫・両生類)という素晴らしい趣味を将来にわたって続けるために、飼育個体の繁殖を勧め、これを普及させることを目的とし、「ぶりくら」を設立するものであります。

「ぶりくら」では、ぶりくら市(国内繁殖個体の展示即売会)を行います。
何年かかるかわかりませんが、ぶりくら市を通して下記の目標が達成できれば素晴らしいと思いませんか?

•国内繁殖個体(CB)の価値を認め、広める
•飼育モラルの向上及び啓発 ・ブリーダーの支援・育成
•野生環境におけるペットトレード目的の乱獲抑制
•適切な飼育技術の公開
•趣味として高次元の愉しみへの脱皮
•爬虫類・両生類を中心とした飼育関連業界の活性化支援


皆様のご参加・ご賛同を事務局一同心よりお待ち申し上げます。


(引用以上)




                

あと、HPの「ぶりくらについて」もぜひご一読を。







今回は盗難、事故など起こらず、楽しいイベント、一日となりますよう。

よい出会いの一日となりますよう。


9/11現在、打ち上げの参加者を募集中だそうです。(HPにて)ぶりくら市ブースは9/3で申し込み締め切り。。だそうです。



自ブースは『ぶりくら市』にて出店予定です(No.70 中2F ブース名は『かめさんの輪♪』です)。

(10/5追記:出店内容は次の記事に紹介させていただいています。啓発活動と、活動レポート、活動者さま応援ブース、カメ愛いっぱいみなさまに応援されてるブースと

なっております<(_ _)>)

どうぞよろしくお願いいたします。


にほんブログ村



フィールドへGO~2018.7 川に遺棄されたミドリガメと、ミドリガメたちに『できる』こと。

2018-07-10 11:48:18 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓  ごほうもんいただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ ぽちっと応援していただけると、とってもうれしいです。感謝です

平成最大級の豪雨が襲った数日間でしたが、みなさまかめさまご無事でしょうか。

災害に遭われました地域の方々には、心よりお見舞い申し上げます。言葉が見つかりません。。




今月もいつもの川におじゃましてきたのでレポートさせていただきますね。

ちょっと今回は、今にいたるまでに考えていることをまとめてみたいと思います、、が、いかんせん頭が

ぼーっとしつつ生きてるので、まったくうまくまとまってもなく、ただ羅列しているような内容ですが、、


一部の画像が行方不明なので、川やゴミの画像がなくってカメ(ほぼミドリガメ^^;)のみのレポートとなります。

また時間があれば追記したいと思います。


書いている内容は、「いちカメ好きの飼育者として、いつもカメの保護活動におじゃまさせていただき、ここで駆除対象のアカミミガメ(通称ミドリガメ)を

責任をもって一部里親さまをさがすことを了承していただいた子たちを預かり、日々里親さま応募者さま、ミドリガメたちと向き合って

「命とはなんぞや」「飼育ってなんだ」と日々自問自答してきた私が感じてきたこと、今までの葛藤と、何度か来る波と今、やっぱり「ここ」という落としどころを。

あくまで個人の考えなので、合わない方はスルーしてくださいね。



こちらに今までおつきあいいただいてきた方は何度か見知っていらっしゃるかもしれませんが、私は2013年に「たすけた亀につれられて、、」

もとい、脱走させてしまって無事助けていただいたカメさんに関わる方々、カメさんのために、何か恩返しができないか」と始めた保護活動のお手伝い。

最初のきっかけは2009年の大阪開催の「カメ会議」に参加、拝聴、見学させていただいたところからですが、そのころは全然自然のカメさんには

興味はなく、ほんとうにただイベントに参加したり、かめともさんとカメ話やカメ飼育ブログできゃっきゃと楽しく交流させていただいている日々でした。



2013年の秋に2009年の会議でお世話になったカメの保護活動の会長に偶然再会、そこで保護活動に参加希望を伝えて2014年の春から

月に一度を目標に(月に0~3度の時も)参加させていただき今に至ります。



クサガメ一頭しか飼育したことのない私には、自分で思っていた以上に失敗の連続の飼育でしたが、「飼育」などという言葉よりもいまは

「ミドリガメを通して日々こちらがいろんなことを教わっている」という気持ちが強いです。

育ててもらうのは、こちら側だとつよく感じます。



なので、テレビ番組で「こいつら」「やつら」などと発言していたら、逐一「いいや、侵略的外来種って人間のことやろ!」など突っ込んでいますが、、

罪はない、というのなら防除するとしても、せめて愛と敬意をもって接していただきたい、、なんて。

(愛情表現で、そういう場合もありますが)こまかいことですみません。メディアの印象ってこわいので。






前置きがだらだらすみません。

こすれた後肢のウラ。





画像がまずいんですが、かなりのべっぴんさんです。足のける力もぜんぜん痛くなくって、「この子は遺棄個体やろね~」と。

この日はこの子をずっと愛でていました。よっぽど連れて帰りたかったです。




愛らしいアカミミの黒化男子。すごく立派なサイズで甲長はミミ男子ではMAXに近い20cmオーバーです。

おおきくなってからのけがなのか、すごく複雑な前肢の形状でした。

この子はとってもおとなしかったので、会のメンバーのTさんが「連れて帰りたいな」とずいぶん悩んでいました。

ほかにも保護したミミちゃんの、クチバシのない子がいます。当時ボロボロでひん死だった子だそうなのですが、「亡くなるまでうちで、、」と預かって、もう何年もとっても元気に過ごしているそうです。



朝さいしょに魚のあらをしかけていたカメさん調査用のわな。



カニカゴに、しっぽつきでカメがおぼれないように浮きがわりのペットボトルも入れています。

あんまりにもカメが入りすぎてしまったり、しっぽ部分が人為的になどでねじれたりするとエスケープできなくなって溺れる危険もあるので

しっかりとわなを調整してセットしています。長時間は目を離さないよう、「調査中です。さわないあいでください」も書いているのですが

おかまいなしにさわされてしまったり。




わなにはでっかいアカミミさんたちが。








おおきさが伝わりますでしょうか。。

数日前にけっこう雨がふったあとだったので、流されてきたのかもしれません。と、おなじみのクロクサくんも入っていました。





「こんもりしていて、ヘルメットみたいやな~」

おおきなおおきなアカミミ女子でした。


この日は別のポイントで手さぐり、目視でも調査して、スッポンも一頭(画像が、、^^;)見つけました。

そこそこの数のカメたちが居ましたが、やっぱり一番多いのはアカミミガメでした。





犬猫の殺処分をゼロへ、という運動や個人の活動者さまには頭がさがります。

いっぽう、「蛇口をしめないときりがない」という言葉は、カメの保護活動にもあてはまります。

「売る人」「買う人」「捨てる人」がいなければ、保護活動者は不要となりえる犬猫さんの保護活動。


カメの場合は、日本全国じゅうの池、河川にアカミミガメやそのほかの遺棄(→繁殖)外来種がいて、固有種を守るためにはアカミミガメは別の場所へ保護するか、

残念ですがれいとうなどの殺処分をしているのが現状です。

ある施設の実際の現状ですが、収容されても状態のよくない子もいるので病気がうつるのはさけられず、次々と亡くなっているのです。

もちろんそのような施設ではとうぜん意識の高い方や自然、生き物好きの方がかかわっていらっしゃるのでその心境はいかばかりか、なのですが、、






日々そういったことをみるたび、「どうする?」「何ができる?」とこころに問いかけられます。

ただたんたんと自分のできることをやる、が正解です。


けれど今、生きている子たちを目の当たりにすると、たくさんの「まよい」「葛藤」が出てきます。毎日です。






そもそも、駆除は必要、というか、「そこからとりのぞくこと」は必要だと感じます。

「殺処分」は必要か、と言われると、言葉じりをとらえてつっこむと、ちがう気はします。

「人間がすべて責任をもってその命をあずかれるなら、殺すことは必要ではない」からです。

そこはかかわる人によっては「自由選択」なのかと。

いっぽうで、、「殺すな」といった意見をぶつけている場面もあります。


その場合は、「駆除」は必要がない、という感情論なのでしょうか。誰だって殺したり、命を奪うのはいやです。

外来種が在来種のニッチを奪うことになるので、駆除せざるをえない、そして国内のごくごく一部でしか実施されていない保護活動時に

一カ所の川だけでも年間500頭も捕獲されるアカミミガメを、かわいそうですがその後のお世話ができないからという人間の都合で

殺処分されているのがおそらくどの保護活動においても現状です。

里親さんをさがしたり、保護施設を作るからひきとりたい、というのなら話し合いで自分のできる範囲で行動することは可能だと思います。

けれど「ただただ反対」「やめて」と「いう」「書く」だけなのなら、いくらアカミミびいきの私でも それは残念ですが現状においては「非現実的」のような気はします。。


環境破壊をとめることはできない。これも「できない」と決めつけないで、がんばれば叶うかもしれない。

そう、なんでも「やる」「ボーダー(限界)を決めない」も大切。(そのかわり、何かを犠牲にしないと叶いませんが。。犠牲というとよくないイメージではありますが)

本当はみんな気づいているんです。「人は、これではいけない」。



「10人ぶんしか棲めない場所だけど、20人棲んで」と言われて、すばしっこくって優秀な子が先にごはんにありつく。

わけわけなんてできないから、どんくさい子は生き残れない。



「行動」することに関しては、


ちっさくっても、おおきくても、それを できるか、できないか、です。

だから、できなくっても、できても、いいもわるいも、ない。



(飼育放棄と虐待はアカン!)自分自身に、相手に問う。「そこに、愛は あるのかい?」




…というところにけっきょく行き着いたので、私自身はまどいなくお世話に集中し、できるだけ限られた環境ですがカメさんたちには「生きていてまし」と思ってもらえるように

せっせと、ときにはただたんたんと、時にはおおきく、ときにはちいさくよろこびと愛情をもってお世話をしつづけたいと思います。



、、とはいえ、「特定外来種」に指定された際に、一般飼育者に「わが家の子を、」という究極の選択を迫られてしまう現行の法もちょっとあまりあまりな、

飼育者がかつてないほどたくさんいるアカミミガメのことですし、ここはひとアクションともうひと調べ、詳しく相談が必要、と思っています。

祈りはエネルギー、愛はパワー。できることを「やる」ですね。


そもそも人はペットなど飼育しなくても「生きて」行けるのです。その上で飼育させていただいている、という

感謝の気持ちをもって、責任をもって、だのどうのこうの、、考えたりします。

(もちろん、「この子がいない人生など考えられない!」と とっても家族同様愛して飼育されている方も

多数いらっしゃるかとは思いますが)言葉ですべてを表現、たとえを書いていくには限界があるので。

飼育をさせていただくのなら、最後まで。それが難しいなら最初からお迎えしない。

そして野生の子もお迎えしない。生き物好きが、生き物を不幸にすることのないように。

・・・人は楽なほうに流れるので、終生飼育を誓ったとしてもそれが絶対、ではないし、何が起こるかわかりませんしね。

地震や天災、大雨などで逃げてしまわないとも限りません。おおきな保護施設、公共施設ですらあり得ないとか言えない世界ですよね。




*************



。。私自身はとってもとっても横着で面倒くさがりで、たいていのことにはスキルが低いのですが、、その時にはみなさまのカメ愛パワーをお借りしますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

(といいつつ、いつもいただいておりますが、、助けていただき、ありがとうございます(^O^)。)

人の欲望(所有欲)と、自分さえよければ、という思いはとどまるところを知らないのでしょうか。祭りの後始末はいったい、、、。

カメさんのように長生きする動物は、本来動物園でしか扱えない動物にするべきなのでしょうね。と話し合っています。


以下、ちょっとメールをやりとりさせていただいていた中で、表現がわかりやすかったので一部をそのままシェアさせていただきます。


**************

 在来の環境や生き物は、何万年も何十万年も・・・長い長い年月をかけて形成されてきたものであり、そういうものを私たち人間の欲望によって簡単に

破壊 していいものではないと私は考えています。もちろんアカミミガメをはじめ、外来種そのものに責任があるわけではないのは確かだけど、人間が持

ち込んだ以上、人間がその後始末をするべきであると思うからこそ、決して楽しくない駆除も続けているわけです。



 極端な意見と思うかもしれませんが、野外に出てしまったら侵略的外来種として猛威を振るうことが分かっている生き物については、私はどんどん規制

すべきで、最終的には飼育NGで、もう「動物園や水族館で見たらいいじゃないか」とさえ思っています。どんなにしっかり飼育している人でも、地震など

の災害に遭えば、逃げられてしまってそれが原因で野外に広まる可能性は高いです。自分はしっかり管理していても、例えば自分に何かあっ て誰かに託

さねばならない場合、その誰かが自分と同じレベルで飼育してくれることはまずありません。それこそ近所の川に捨てられるかもしれません。・・・「外

来種が原因で在来種が滅びればいい」と思っている人なんて誰もいないけど、人間は自分には甘いし、失敗もします。「絶対に逃がさない」なんて誰も約束

できないんです。だから悲劇的な結果にならないようにするためには、規制すべきなんです。

 在来種の減少・・・ウナギでもそうですが、絶滅危惧種になってなお規制しない・・・未来に残すためには、何故みんな我慢できないのかと思います。

***********(コピー以上)



ずっと以前にも確か飼育ブログにも書きましたが、理想としては外来種は植物含め輸入もストップして、在来種を守る取り組みをして、

心豊かに他者を思いやる生活ができれば、、と思います。(現実難しいですが、しっかり購買側が意識すれば、どうするべきなのか答えはは出るはず)

川辺に土を捨てに来る方がたくさんいらして、たとえばそこから園芸種が猛威をふるい、カメも干せない陸場のできあがり、です。



先日捕獲したアカミミガメ2頭分から、52個の卵がとれて、はんぶんは有精卵だったそうです。






生き物を買って、コレクションして、、、その先には何があるのでしょう。個人個人を否定するつもりはありません。

ただ、人の豊かさは 本来そんなものではないと思うのです。

他者にやさしく。他者が他者へかけるやさしさを見た時、ほっとし、いやされませんか?それはなぜでしょうか。

はじめから備わっている「思いやり」という機能を、恥ずかしがらず、どんどん使って 恩返し、したいと思うのは おかしいことなのでしょうか。

こうしたことを書くと、拒否反応を起こされそうですが。。(今回に限ったことではないですね)へんな宗教ではないですので、悪しからず。

自分、ほんとうに不器用なもので。毎度うまく書けません。ただ川であったこと、感じたことを書いて読んでいただいています。

だったら書かなきゃいいのに、、と思うのですが。。ほんとに。ほんっとに。いつも勇気をふりしぼって書いております。

(なんでだ、、書くことが必要なのか、、、)

ちなみにヒトにはなかなかやさしく接することができません(笑)。すみません。そこの機能は欠けておりますが、日々修行中です。


みんなちがって、みんないい。ヒトの生物多様性のひとりとして。


もしもほんの一部でも共感していただけたら、管理人とっても喜びます。リアルでの意見交換は、いつでも大歓迎です。

これを読んであらためてそちら側でみなさまがまた違った意見をもつ、考える機会にでもしていただければ。。

ぶりくら市へはまた10月にブース出店させていただけるはこびとなりましたので、ブースにお立ち寄りの際にはぜひぜひお話してくださいね^^。





何度も追記してたらとっちらかりました、、いつになったらアップできるんでしょう。←8/18にこっそり下書き何回目かの日付のままでアップしました(^O^)

一般飼育者も、申請後に死亡個体がもしいて、飼育数が減った場合などに譲渡の受け入れが可能だといいですよね。

いけるんでは、、?と言われたんですが、おそらく現状では無理だったかと、、もしもご存知の場合はご指摘をお願いいたします。



↓↓ おつきあいいただき、ありがとうございます。


にほんブログ村
↑↑ みんな みなさまにとって きょう一日が よき一日でありますよう

「そこに愛はあるのかい?」と、「愛だろ、愛」はセットです。←知ってる人は昭和のお友達♪

2018.5 ~T川カメ調査~かわりゆく川。新幹線とカメさんの生活への影響って?  

2018-07-06 17:53:09 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓ ごほうもんいただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ ぽちっと おうえんしていただけると、とってもうれしいです。感謝です

更新のない間もご訪問、ぽちっと応援していただき、感謝、かんしゃです

まじめに(めずらしく?)お仕事&楽しくみんなのお世話に明け暮れておりました。

暑い夏がやってきましたね。地震、大雨による災害に遭われました方に心よりお見舞い申し上げます。



おかげさまでこちらはみどりーズも家族も無事元気に過ごしております。

ちょっとさぼるとすっかり活動内容がとんでしまい、どんなレポートを書いていいのやら?となり、更新意欲も薄れてゆくのですが、がんばってレポートしたいと思いますので

よろしければおつきあいのほど、、





5月の新緑の時期、冬場とはちがう川のようす。









以前はもっと水位のあったはずの水がとっても少ないんです。

実は、「新幹線が関係している」とは聞いていたのですが、どういう事情か先日やっと詳しく教えていただきました。

新幹線の車両を「洗う」ために「地下水」が使用されている、というのです。

それまでは水道水を使用していたのですが、市にお金を払っても「地下水」のほうがぐっとコストもさがるからだろう、ということでした。


その影響で川の水位がぐっとさがっているのでは、ということでした。環境は一度変化してしまったら、お金ではどうすることもできませんが

このままではどうなってしまうのでしょう。

悲しいことに、環境問題などはこうして無視されるような存在です。あさーくなってしまった場所にはカメさんは棲めませんし

実際どんどん見つかる場所は変化してきています。

そして好んでいた場所も限定されて、そこも以下にご紹介するように人為的に減らされてしまう現状です。



雨で川底が侵食されて、しろっぽく見えるのは粘土質の部分なんですが、これがすべって危ないしカメさんの環境としても好まれません。

(以下、ぶれぶれガラケー画像で失礼します。。<(_ _)>)


刈られていた木が育っているのはほっとします。どうか切らないで・・・・






とりさんだって、木がないとアチチでゆっくりできないよね?

高架下のすごくやかましい場所なんですが、飛び立たずに撮影に協力してくれました。ありがとう。







これは少ないほうですが、ゴミが木にからんでいます。「きたないから切ってしまって」とお願いする方がいるようですが、たびたび書いていますが

木がフィルターになって、海にゴミが流れ出るのを防いでくれているのです。(を、回収しています)

でも、、ちょっと切られてないですか?



いい具合に育ってくれている木。水辺の木は生き物のオアシスです。

カメにとってもとっても重要なのだそうです。

木のない場所にカメさんは棲めません。




もっしゃもっしゃ。・・の中に、切られたようなあやしい部分が。。






この時期になると、カメさんたちはみんな干してるかな?と陸場をさがしながらのゴミも集めて行きます。







↑?何を撮影したのか忘れました^^;(でもそのうち思い出すかと載せてみます)




。。。と、「誰や~!こんなふうに切ったん・・・!」と。市の関係者さんが木を切ることはあるのですが、こんなふうにに切っているのは

違法に「切りたいから」と切る人にちがいない、と憤慨していました。こういった事象があとを絶ちません。カメにとって死活問題なので、

心からやめていただきたいと願っているのですが、、。

※市の方は、活動に理解を示してくださっているので、切る前に連絡をくださったりするのだそうです。そしてたいてい1mは残して

切っていただけるようにお願いしているので、こんなふうにばっさり切るのは不自然だし、切る時期ではなかったんです。



「木を切らないでください」という表示をつけたりするのですが、川の濁流ですぐに流されてしまったり、つけていても無視するかのように切られてしまったり。。





おおきな黒化男子のアカミミさんを見つけました。




干しているところを見つかってしまったチビアカミミガメ。まだ小さいので雌雄は不明です。






都心の川ですが、きれいです。




カメさんは少ない時期、ということで、、(アカミミたち)




計測、記録してゆきます。




クサガメ。





さきほどにも登場したアカミミガメの黒化男子。男前です。




アカミミ女子。この子はとってもおとなしく、おとなしかったら つい「元飼い亀ちゃんなのかな、、」と心配になります。






でっかいです。またもたくさんめでさせていただきました。なにもできなくってごめんね。





集めたゴミ。




胴長の中は汗でびっしょびしょです。トイレも行けないし、でも水分補給もしないと、、です。




今月7月の川のようす、みどりーズのようすもまた更新したいと思います。




~おまけ~

月一のバイトの途中で、ひさしぶりにとあるカメさんスポットに。



みんな、げんきだったー?




ひとなつっこく寄ってくるかめさんたち。



ごめん、おばさん手ぶらできちゃったよー。


今度、ごはんもってくるね、ごめんね? (といっても、管理されてるのでちゃんとごはんはもらっています)




ぴょこ。



わらわら、、。  雨が降っていたのです。


以前はアメザリがうようよ見えていたのですが、(誰かが投じたのかしら?)そのときより水深が深くなっていたせいか、食べつくされたのか?

見えませんでした。




オンシーズンのうちに、ごはんを持ってあそびに行かなくちゃ。

またね、元気でね。



~おまけのみどりーズ~


いまは配置換えしてしまっていますが、、男子チーム。



ごろちゃん。



きっと追いやられていたころの くろちゃん。 男子をすべてフリーにしていたら、はんちゃんがくろちゃんを攻撃していたらしく。

中トロ舟にいました。



女子のきーちゃん。きーちゃんは一期生なのに、いまだに保母が頭をなでようとするとひっこめてしまいます。

ほかの子を攻撃したりしない、おとなしい子です。くいしんぼうですけど、、。

ごはんはゆずる子と、奪いに行く子に分かれます。





ケンカせずに、どの子のごはんの量もわかるように たらい食堂は必須です。




↓↓おつきあいいただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ きょう一日が みんな みなさまにとって よい一日でありますよう

2018.5 ~T川で捕獲されたヌートリアの「命」をいただく。

2018-05-15 11:22:54 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓ ごほうもんいただき、ありがとうございます
にほんブログ村


川のレポートの続きです。


※ふたたび閲覧注意です。


(記事タイトルで無理、と感じている方は見ないと思いますが、、というわけで、以下自己判断でお願いいたします<(_ _)>。

といっても、見るに堪えないものは載せていないと個人的には思っているのですが、、)


事故で捕獲されたというヌートリアさんのお肉をいただき、、



↑クリックで拡大します





持ち帰り、、この日は、カメの会長様からご実家で採れたキャベツもいただいたので、うちで0円食堂です。(ありがとうございます。。)





川でヌーちゃんをさばいてくださったTさんは そのごご自宅でソテーでいただいた、とのこと。

私はとりさんも横で次に調理されるのをスタンバっている状況で(こちらはスーパーで購入したもの)、ヌーにくは塩で素材のままをいただこう、、と思ったのですが、とりさん同様に だいすきな「てりやき風味(白だし)」にしたい欲がどうしても抑えられず、、白だし味に。


今回いただいた感想としてはお味はあっさり、白だしではちょっと味が入りにくく物足りなさを(薄味が好みですが)感じる状態でした。

部位によって差はありそうですが、胸肉と肩のあたり?をいただきましたが とりさんのハートに近いように感じました。

すこしすじっぽい?胸肉などは骨からはずしつつ食べ進めるので、時間がかかりましたが 早食い防止にはちょうどよいかな、などと思いつつ。

ついアカミミガメと比較してしまうので、「食べるところ、多いやん、、」と思いました。



商業ベースに乗せる案もあるのだそうですが、小さいのでシカさんやイノシシに比べてコスト面で問題が出るそうです。

さばくのに木があると つりさげて上手にできるのだそうです。参加した小学生たちも「たべてみたい」と言っていました。

(おかあさんはNGだったみたいです)



お味は「機会があれば、またいただきたい」お味でした。臭みも感じませんでした。

ふたつめは、いつもはあまり出番のない「わが〇は焼肉やさん」をつけていただきました。エ〇ラさん、最強ですね。。


ヌーちゃん、ありがとう。

とりさん、いつもありがとう。



~おまけ



・・興味ないそうです。みどりーズも反応しませんでした。生肉は、よーーくかぐと獣のにおいがしました。
(毛がふさふさ生えていたので、移り香程度でしょうか。)


↓↓ おつきあいいただき、ありがとうございます。
にほんブログ村
↑↑ きょう一日が みんな みなさまにとって よいいちにちでありますよう

冬の川でのカメ調査2017.12~おさかなとカメが生きやすい環境って?カメの声なき声を聞く。

2018-02-11 17:46:52 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓ご訪問いただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ ぽちっと 応援していただけると、とってもうれしいです。日々感謝です

。。今季一番の大寒波到来で、またまた日本はひえひえですが、みなさまかめさまいかがお過ごしでしょうか。
関西は寒くないのですが、これから?でしょうか。
(↑夜になってひえひえになりました。。)

こちらは両親ともインフルエンザ(しかもそれぞれがAとB。。^^;)からようやく回復し、ほっとしています。
川の活動は休日返上で出れなくなってしまったのですが、寒波で川でくっつけるはずのカイロを陸地で装備して過ごしておりました。

とうわけで?まだタイトルどおり、、アップできていない12月のぶんの活動レポートです。





前々回にアップさせていただきました淡路島での活動の翌日、みなさんの都合がつく日だということで連続で
今度はいつもの大阪の川でのカメ調査をしました。



上から撮影。冬場らしく、はっきり陸地や中州の地面が見えています。



このあたりは、川の保護活動をしていらっしゃるほかの団体様もよく活動、メンテナンスされている場所なのですが。。





おもにおさかなを主とする活動をされていて、近年大繁殖してしまうセイヨウカラシナ(外来植物)の駆除も精力的にしていらっしゃいます。

すごく根気と体力のいる作業で、ひたすら頭がさがります。セイヨウカラシナや、ほかにつる状のギザギザした外来種の植物が生えるのですが
これが生えるとカメも甲羅干しする際にこすれるのがいやなのか?あまりその場所にはいなくなるということで、カメ好きとして駆除してくださる
大先輩方には感謝しています。

いっぽうで、書くのは恐縮ですが、、カメの声を聞きとるべき(教わってから、目で見て感じる)立場としては細流をおさかなさんのためにと
作っていらっしゃるのをさらに拡大して、カメのもぐる場所がなくなっていくのはどうなのか?と疑問を感じるのですが、そのあたりはまったく
知識、勉強不足なので。

追記:細流作りをされている団体様の川の手入れに関しては、専門家の方々の、国交省に毎年活動を報告する義務があるということなので
私がどうこう書くことではなく、長い目でようすを見たり、もしくは納得がゆくようにしたいのなら直接質問するのがいいと説明を受けました。

何ごとも奥があって、経緯があるので、あたりまえですが簡単に答えのでるようなものはないのでしょうね。。



、、ということを言っている(言ってないですが)うちに、上流の新幹線とダムの影響でどんどん水位がさがって、このあたりの
カメはみんな居なくなってしまうかもしれませんが。。

くりかえしになりますが。。


ここにいるカメたちの数は下降線の一途だそうです。原因は

ヌートリア

近年のゲリラ豪雨による中州の形状の変化

木の伐採


直接的、間接的な人災(開発、ゴミの遺棄、生き物の放逐など)

中でも「木の伐採」が痛手となっている、と会の会長はおっしゃっていました。

私がさいしょにおじゃましていた2014年春にはカメたちがたくさんいた地点にあった中州の一部に
カメがめりこんで越冬しているのを見せていただき、感動したものでした。

その時期でも、もうカメは減りつつあったといいます。

いまはこの中州は残念ですが手掘りにより消滅してしまいました。


ヌートリアの駆除の件も思うようには行かず、けれど異議を訴えるだけでも大切なのだと感じる一件もあったりで。

いずれにせよ、ショックなことはあっても今年もできることを地道に、気持ちを鼓舞して前を向いてやるしかありません。



けっきょくのところ、最近は何度川に入ってもカメが少なかったりで正直心配は尽きません。

(心配性なものですみません。)いつも疑問や心配事をたくさん話して聞いて、質問に答えていただいて、納得したり
納得できなかったり。。けれど、話をさせていただくってほんとうに大事です。

教わった目線でまた見て、学習して、感じての繰り返しです。とても貴重な時間をいただき、感謝なのです。



(この日のカメの会長FBより)←許可いただき済です





12月17日、前日の池干しの疲れが残るも、同じメンバーで大正川の活動を敢行。以前は豊かに生えていた水辺の木も今はほとんど伐採されてなくなり、ゲリラ豪雨で中州も変化し、2年前には業者によるイシガメ・ミナミイシガメの遺棄があった問題の場所での活動。以前はたくさんのカメが見つかったが本日の捕獲は8個体のみ。しかもそのうち4頭はアカミミガメで幼体も見つかった。防除を続けているにもかかわらず、そのアカミミガメだけが元気なのである。皮肉なものである。また水温約7度だったにもかかわらず、メスの大きな個体が元気に浅場を歩いているのも観察した。
本日捕獲したクサガメの1頭は背甲や頭部にアスファルトのようなものがくっついていた。どういう状況だったのだろうか?
カメは少なかったがゴミは相変わらず(涙)。

~引用以上~



・・・?いったい何を撮影したのか・・・・?(でも載せてみる)



川底が見えています。



雲が映って、いいお天気です。



カメさんは見つかるかな・・・・?







クサガメとミシシッピアカミミガメ。←長い名前ですね、とこないだ言われました。




計測中。おおきいアカミミ女子。




ちいさいめのアカミミさん。



・・・かわいいね。



あれ・・・なんだかおとなしい?もしかしてもと飼育ちゃん?と。

↑いつもつい疑ってみる。冬場はおとなしいし、わかりにくいですね。飼育ちゃんの独特の人なれ感にはあこがれがあるので。。

池があれば、、なんて。ヒトの欲には際限がないですね。





淡路島の調査では大量にカメを捕獲して、計測などにじかんがかかって愛でているひまなど全くなかったので、ちょこっと愛でさせてください(アカミミ限定で)~と。

私がそういうと会の方が笑って見てくださっていました。

ちょっとだっこしていたら、どんな子かわかるかな?と。


(会の方はいつも淡々と素早く作業をこなして終わりです。いつも合間に撮影の時間をいただいています。)もちろんみなさん
かめさんがだいだい大好きです。愛でるのは飼育している家の子と決めているふうです。←ふつうはそうですよね^^;。スミマセン。。



おおきなクサガメの女子。クサガメ飼育者として、だいすきなカメさんですが、ここは野生のカメさんに対してなれ合いはしないように。。



おおきく甲羅が欠けていますね。しかしこの子にくっついている、このアスファルトのような物質は、何でいつ、どのようにして
くっついたのでしょう。



アスファルトなんて固めている間にくっつくのは考えにくいですが、、どこか川?に流し込まれたとか?この子が無事でよかったですが
痛かったり熱い思いをしたのでしょうか。




元気そうでした。





川に入って動いていると平気、、でもなく、寒かったうえに、計測、書いているとまた寒い・・・!!





。。。冬場なのに、また誰かが木を切ったあとが。










集めたゴミ。普通の日でも危ないのですが雨が降ると増水、流れだして生き物にとっては凶器ともなります。

みんな元気でね。いつもありがとう。



↓↓ おつきあいいただき、ありがとうございます。きょう一日が みんなみなさまにとって よい一日でありますよう。
にほんブログ村
↑↑ まだ寒いですが、春はすぐそこですね。 みんな みなさまが 無事春を迎えられますよう

次はみどり保育園、12月の活動ももう一回あるんですが、、と、1月の川活レポートを(書こうかどうしましょうか)。
お世話は冬場は楽ですが、そろそろみどりーズのみんなのかわいい顔、元気なようすが見たくなってきます。

『作ってみました』アカミミガメの甲羅で 楽器「アヨートル」づくり。と、『食してみました』「赤耳レトルトカレー」。

2018-01-26 17:13:16 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓ご訪問いただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ ぽちっと応援していただけると とってもうれしいです。やさしさに 感謝です

↑げんきに?冬眠中ですー。by みどり保育園 まるちゃん女子。

いつも応援のぽちっと、ほんとうにありがとうございます。うれしいです。

大寒波(48年ぶり?)到来中で、日本列島は冷蔵庫よりもひえひえな日々ですが、みなさまかめさま
いかがおすごしでしょうか。
インフルエンザにかかっていらっしゃる方もたくさんいるそうで。(T君もおだいじに。。)

わが地元の小学校の先生は 先日は「とくにはやってないよ」とおっしゃられていました。
昨日、本日と近所では雪がふぶいたりしております。(みどり保育園の水温4.2度

きょうは雪がすこし積もりました。関西でも明日は道路や水道が凍結しそうです。
外出、通勤通学のみなさま お気をつけくださいね。


川のレポートがまたたまっているのですが、ちょっとひとやすみして今回はイベント用に作成した
甲羅の標本のレポートです。

(カメ飼育者さんにはきつい内容かもしれないので、自己判断で無理そうでしたらここまででお願いします。

タイトルを見て大丈夫と判断されている方しか見られていらっしゃらないかもしれませんが。

とはいえ、甲羅を(の、主に中身)を加工している画像や表現はほとんど割愛させていただいております。




              


以前もちらっと書いていましたが、カメの甲羅の標本をイベント時だけお借りして
ブースに展示させていただいていたのですが、実はさわると崩れるような状態だったので

「ブースにお立ちよりいただいたみなさんに触っていただけるような甲羅を自前で作りたい」とずっと
思っていて、春から「れいとうこちゃん」をずっとラブコールしお願いしていたんです。

夏はにおいの都合で、秋~冬に加工させていただこう、と、秋に譲っていただいたれいとうこちゃん、を
しばし自宅の冷凍庫にいれておき、、(相方にはぜんぜんバレていませんでした^^;。)

秋のとんぶり市から戻って加工しはじめました。

・・・みどり保育園の園児の横で作業するのははばかられたので。。囲ってねんねしてもらってから。
↑解体作業はやっぱりちょっと囲っていても、、と考えあぐね、浴室で行いました。




昨年の「淡水ガメ情報交換会」に参加した際に展示されていたのですが、木琴をたたくような「バチ」でたたくと
「ぽくぽく」とてもよくとおる音が響いて、大人でも魅了されるという新発見。

カメ好きとしては、「カメの甲羅をたたいてあそぶ」ということは想像するとなんだか。。。と
申し訳ないような想像をしてしまいますが、いえいえ、百聞は一見にしかず。



↑「アヨートル」という楽器で、甲羅のおおきさによって音色がちがっているそうです。(画像はお借りしたものです)

現地ではリクガメさんの甲羅を利用する(?)とほかの記事で見たりしたのですが、今回は
「アカミミガメ」さんのれいとうこちゃんの命の再利用となります。




用意したもの:

 カメ (安楽死)※川や池の活動時に捕獲され、れいとうされた子。みどり保育園の子ではありません、念のため。

 ハケ(100きんのものでもOK) 

 ビニール手袋 マスク

 よく切れるナイフ(アウトドア用のナイフを使用しました)

 ごしごしこするブラシ

 ニス (油性)

 うすめ液

 ニスを入れる容器(溶けないもの)※食器皿を使いました。

 カメを煮るなべ← なくてもいいけど あったほうがスムーズ(家にあるものを使いました)

 ポリデント的なもの(甲羅についたお肉を溶かします)←やりすぎ注意。甲羅が分解してしまいます

 カメさんへの敬愛と感謝のきもち(と やりとげる勇気)





※照明の都合でこのような場所で撮影していますが、「火気厳禁」
でございます<(_ _)>。



。。ざっくり用意したものはこんなかんじです。

お肉を食してあげればなおよかったのですが、敬愛はするもののお肉を最初に取り出す際にポ〇デント
(の安いやつ)を使用したのと、もうカメさんの中身を取り出している際のビジュアルとにおいで頭がイッパイイッパイに
なるのとで、今回は食す方向にはならず。

ネット検索すると、公園などに埋めると法律にひっかかるような(?)ことが書いてあったので
残念ですが本体を土に還すことはかなわず処分。

(食してみたレポートなどを書いている記事はいくつか検索で出てきます。)カメさん未熟な私でごめんなさい。
けれど煮ていたらおいしい香りが。薬品を使用していなければ、食していました。次回、があれば次への課題です。

で、今回は甲羅の中身を取り出したあとの部分からの画像と説明です。


まずは、ニスをうすめ液で薄めたものをハケで50分おきに5回(気温が低すぎると乾かない)換気のよい場所で塗ります。

※ぜったいに台所では行わない。消防関連画像で、離れたシンクにもガスコンロの火が走り引火する画像あり。。



ベランダで乾かし中。


次に、ニス原液で(ハケはうすめ液でほぐしながら)同じように塗って乾かしながら4回ほど塗り重ねます。
(という工程がじゃまくさかったので割愛←こら)

塗らない自然なほうが、甲羅は美しいのですが、丈夫にするために。



(未)完成。でもこれで完結。

左は男の子、右は女の子でした。ありがとう。


いただくきっかけを失い、クリスマスにいただこうと思ってまたタイミングを逃し、年の瀬にやっと
いただいた「赤耳亀のケイジャンカレー」といっしょにぱちり。

こちらのレトルトカレーは、世界の文化や問題などを食すことによって知ろう、というシェフがアカミミガメの
問題を知って、作られています。とっても手間がかかっているそうです。。(可食部がすこししかなく
ご存知のように甲羅のある生き物はさばくのもたいへんなので)

本山シェフは、昨年2017年12月にレシピ本も出版されています。
↑Amazonさんのリンクをはりつけておきます。アフィリエイトはしていないのでご安心を。




アカミミガメには感謝をこめて。(今年も秋にはブース出店できるよう、その際にはカレーを並べさせていただければと)

「どんな味だった?」と聞かれましたが、カレーの味の感想はおいておき、カメさんのおにくは入っているのが
わかる大きさでしたがそれを味わう気持ちの余裕がイマイチなかったような。。とりさんの味に似ているのですが
カレーでほとんど味が、、
どんな同じかを積極的に味わう気でいただくのなら、からあげが最適かと思います。美味です。←池干しイベントでいただきました。

カレーの味は食べてのお楽しみということで。アカミミガメの故郷であるアメリカのガンボという郷土料理を
イメージしたカレーだそうです。愛ですね。

ごちそうさまです。(ちなみにすっぽんさんはサプリ含めいただきません。)



              

みんなのたましいが すこやかで、心おだやかでありますよう。みどり保育園のみんなや川のみんなを見守っていてね。と
おそらにあがっていった遺棄イシガメや遺棄ミナミイシガメ、アカミミガメのみんなに日々勝手なお願いをしつつ
過ごしております。




あとは ぽくぽくコンコンと甲羅の音をだすものを 楽器店で購入か、100きんか駄菓子屋さんで売ってそうな
小さいめのスーパーボールを祝箸にぶっさして作ってみたらどうかな?と思案中です。

↑ 追記:楽〇でおためしに木琴用のバチをポチリました。が、たまたまきょう見つけた楽器店に聞いてみたら、かなり安価だったので
仕入れてくださったらまた立ち寄ると伝えておきました。



2018年も10月に「ぶりくら市」に出店できるのが決まればまたこちらで告知し、展示しようと思います。
ぜひ触れて、体験しにいらしてくださいね。

カメの甲羅はろっ骨が進化したものだそうで甲羅の中をのぞいてみると背骨のようなものが見えるので
なるほど。。となります。






↓↓ おつきあいいただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ みなさま 川のかめさん、おうちのかめさんが みんな無事 春を迎えられますよう

海と池の「豊かさ」と、つながる関係性~淡路島・2017.12かいぼりレポート。

2018-01-14 12:51:24 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓ご訪問いただき、ありがとうございます
にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へにほんブログ村
↑↑ぽち・っと応援していただけると とってもうれしです。感謝です

いつもご訪問、応援のぽちっと、ほんとうにありがとうございます。うれしいです。
寒波がやってきてどの地域も寒さがピークの日々ですが、みなさまかめさまいかがおすごしでしょうか。

2月の寒さはもっときびしいのかしら、、と、ベランダのみどり保育園の水温をチェックして
ぞ~。。としております。(先日までは7.7℃ほど→ここ数日5.3℃くらい。)川は6.1℃だったそうです。
一部凍っていたとか。

トロ舟の水温はなんとか5~10℃の間で冬越し中は推移していただきたいです。。

川のみんなも元気で無事冬越しできますよう。冬越しの環境に限っては、狭いトロ舟ですがみどりーズにとっては
川の子たちに比べて平和な環境かな。。と、昨今の川のようすを見ると今年は思ってしまいます。

どんどんと人工物などで環境が破壊されるのを止めないのに、自然保護を訴えたところで
今よりましな環境など絵空事なのか、、と自身の無力さを感じずにはいられません。

が、最初からできることなど知れている、(けどあきらめるわけではない)という
ある程度の開きなおりというか初心というか、割り切りもないと活動を続けてゆけないものなのだと
諸先輩を見ていて感じます。

活動している方のじゃまになったり、がんばっている方の批判などはしないように気をつけないと、、
と思います。(こそ~っと参加で。。)

。。また前書きが多くなりました。(適当にスルーでお願いします)




                





またまた前月のレポートでございます。今回は はじめておじゃました「あわじしま」の
ため池の池干し(かいぼり)レポートです。

池干し(かいぼり)はなぜ実施されていて必要なのか、を書く前に、、
そもそもなぜ「ため池」は存在しているのか?その構造は?を何年か前にも書いているのですが

←サイドバー ブックマーク「いなみ野ため池ミュージアム」より引用



ため池は、稲作などの農業用水を確保するためにつくられた
人工的な貯水池であり、農家の方々の懸命な努力により守られてきました。

(昔は、ため池に流れる水流も横流しされたりするので、命がけで水番などもしていたそうです)

稲作がされる時代(弥生時代)からあった文化なんですね。

昔は水田農業に必要な農業用水を安定的に確保するためために作られたため池が、いまは

 一時的に雨水を貯え、 洪水が起こるのを防ぎます(洪水調整)。

 非常時に防火・生活用水として使うことができます(用水提供)。

 多くの生きもののすみかとなり、 豊かな自然をはぐくんでいます(自然環境)。

 水のある風景は、ゆとりとやすらぎをもたらします(景観形成)。

 言い伝えや祭りがあるため池もあり、 貴重な文化資源です(文化資源)。

 地域のコミュニティ活動や サークル活動の舞台となります(地域交流)。

 さまざまなレクリエーションの場を提供します(レクリエーション空間)。


現代はさまざまな役割をになっているんんですね。


そんなすてきなため池ですが、管理していないと消失したり、もう不要な地域では現在も
整備され、なくなってしまったり、保全のためにコンクリートばりになったり、、と
じょじょに姿形を変えて、全体の数は年々減少(かなりの勢いで)しているのが現状だそうです。

農家さんが減ったこと、高齢化により管理が難しくなったことなど。このままでは、、!と
ため池と地域作りのために発足されたのが この「いなみ野ため池ミュージアム(MITA)」さんなんですね。

で、ため池では、収穫が済んだころの秋~冬にかけて「池干し(かいぼり)」を実施されています。

その役割は (以下環境省HPより)



対策のメカニズム ・底泥を空気にさらして乾燥・酸化させることで底泥からの栄養塩類溶出を抑制する。 ・一般的には、水利用が少ない冬季に水位を低下さ せ、底泥を数ヶ月程度乾燥させる。 ・

①水位低下時の波や降雨による底泥洗い流し作用、
②日光中の紫外線による殺藻作用、
③温度変化によ る殺藻作用(日温度変化,凍結)、
④土壌粒子の団 粒化、
⑤酸化作用によるリンの不活性化、
⑥有機物 の好気的分解作用、
⑦底生生物、土壌微生物相の変 化による作用等が総合的に作用することにより、水 質改善の効果が生じると考えられる。

(引用以上)

。。。難しいですか?ざっくり書くと 

「水質と、ため池の土台を崩れないようにキープするために、乾かす」
のが必要なので2~3年ごとに水を抜くのが目的で実施されている、といったところでしょうか。

自分もまちがったことを書けないので、また調べて復習しているうちにつかれちゃいました^^;。
そのほかにも現代では、外来種などの防除も同時に実施されています。

昔から地元の方には、池干しの際に捕れるコイやフナなどを、恵みとしていただく文化が
根付いていらっしゃるそうで、その際にたとえば私もおじゃましているはりま地域の池干しなどで
実施されている アカミミガメを食す、という取り組みなどは比較的受け入れられやすいという
流れがあるそうです。

(そうそう、昨年秋にいただいたアカミミガメのケイジャンカレーは、年末においしくいただきました。
北米のカメさんなので、その地域のカレー、、と思いきや ちょっと離れた、南部の「ガンボ」という
郷土料理のイメージだそうです。)さすがシェフの作品。

ため池の構造については、上でご紹介しているHPにて詳しく紹介されています。
大きな池や場所によっては電動ポンプを使用しての水抜きなども必要となるそうですが
「費用は無料」と書いてあったりで、土地の高低差などを利用して水が流れて供給で来たり
抜けるようになっているので、池干し時には数日~一週間ほどかけて、そこに生息している
生き物にもやさしい(真夏に急激に水を抜くと、、沸騰、酸欠しますし在来種の命も危ないですよね)
やりかたなんですね。

ちなみに、隣の池と交互に実施されるなど(となりの干していない池に捕獲した生物を移動できる)
なので、すぐ横に池がもうひとつあったりします。

はりまでは、秋には池干しがまいにちのような勢いで(週末は池干しを
ハシゴされるような方も)実施されているそうです。一般の方も参加できる日があります。
(だいたい土曜日が多いです。。←私的には今の職場では参加は絶望的。。)

今年度は、大雨や台風で一般参加できる日は文字どおり流れてしまったようですが。。




さて、話をもとにもどして、今回のあわじの池干しです。

ちないに今回の池干しの目的は、上に書いたものからは抜けておりますが

「海の栄養を豊かにするため」だそうです。

↓わかりやすくボードを作ってくださっていたので、ここでシェアさせていただきますね。





実ははりまのため池におじゃました際にも、漁業の方が見学にいらしていたのですが、海が澄んでいるのは
きれいに見えますが、貧栄養ですとノリなどの海産物にも影響がでる、ばかりでなく当然海のすべての
資源にも影響がでるんですね。


↓明石海峡大橋から見た 海と空。そうか、、海は「産み」なんですね。

山、森と川、海、空はすべてつながっていて、私たちもその恩恵にあずかって毎日を生きているんですね。




数日前から水を抜いていたようす。


昔ながらの「ひ」。調べてみると樋門などと呼ばれているもののようです。

この下に、ちいさな穴があって、そこから外(下)にむかって水が流れ落ちる仕組みなのですが
このあなが小さくって、たんびにカメさんがはさまっては栓のようになってしまうそうで
くみ上げポンプの先にもカメさんを吸い込んでしまわないように改良したものをこの日には
見せていただけることになっていたそうです。





電動ポンプをつかって。



カメさんよけつきポンプ。先がメッシュのようになっていますね。

この日以後にテレビでかいぼりを見る際に気になって観察していたのですが、電動ポンプの先を水に半分
沈めたカゴにつっこんで水を抜いたりしていました。




かなり どろどろに。水を流し込んでいます。



消防用のポンプを使用されています。




かめさんチームもおまねきにあずかり。。私もその恩恵にあずかります。







ここには捕獲した魚たちを入れてゆきます。



在来種はフナ、外来種はコイ、ブルーギル、ブラックバス、ウシガエルなど。
フナなどは池干しの慣習などにも耐えやすく、ちょっと酸欠気味でもがんばりますが
ブルーギルやブラックバスは水がないとすぐに死んでしまいます。

以前の池では、コイなどは一度の池干しで捕れたものはすべて魚粉(肥料)にするとおっしゃっていました。



カメのフィールドノート。なんてかわいらしいんでしょう。あしあとの真ん中に、しっぽをひきずった
あとがついているのがカメさんです。

よく見ると、あしのめりこみ具合などで どっちに向かったかなどもわかります。








神戸大学・吉備国際大学と複数の大学から、学生さんが参加されていました。

いつもなら生き物を捕獲するのがメインの池干しですが、どろを海にながすために 一度水を抜いても
また隣の池から流している水を加え、一生懸命どろを攪拌(かくはん)しています。たいへんな重労働です。
もちろん諸先輩あっての過去~現在ではありますが、若いパワーって、ほんとうにありがたいですね。




そんな学生さんのがんばっている横でカメを探すカメ班。実はどろでほとんど身動きできない場面です。
それでも手さぐりでけっこうカメさんを見つけることができました。


おじいさんの影響で、生き物がだいすきだという学生さん。にこにことウシガエルとふれあっていました。

ウシガエルにさわるのは、この日がはじめてだ、という子も。

いっしょにアカミミガメ女子がおおきくってかわいいよね~、と盛り上がっていたところ。
生き物をいとしそうに見ているのを見て、こちらもしあわせな気もちになります。



通常の池干しより時間がかる作業で、ちょっと休憩した場所にあったもの。。カエル??模様からして
トノサマ??




左手にあるのは「タマネギ小屋」というものだそうで、ここに収穫したタマネギをぶら下げるのだそう。
甘くなって腐敗するのもふせげる、この小屋があちこちにあるのは淡路ならではの風景だそうです。




お昼からも作業再開、水を抜いて流していた となりのおおきな池のカメもきゅうきょ捕獲することとなり、、




学生さんもお手伝いしてくださり、、





ひさしぶりに たくさんのカメを見ました。インスタ映えするやん、と言われましたがたぶんなんかちがう。。^^;。


アカミミガメ全59頭


追記のクサガメさん画像。みんなほどよいプロポーションで、冬越しシーズン中ですが元気にしていました。

49頭ほどだったかと。。

たくさんいると、調査測定時間も長びいて体温が下がって、また気分が急速に悪くなりました。



(体力のなさには自信があります)


となりのおおきな池。水がぬけたあとは不思議なクレーターのような形が出現。



無数の鳥が魚をさがしてうろうろした足跡が。みんなありがとう。元気でね。

淡路島の方々、学生さんたち、いつものカメの会の方 貴重な体験の場に参加させていただきありがとうございます。


。。おかげさまで、終了後即帰宅しあったまり、元気になりました。(う~ん、筋力不足です。。)





↓↓ おつきあいいただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ みんな みなさまにとって きょう一日がよい日でありますよう

。。あと一回ぶんの川のレポート、あげれるかな? そろそろ月に一度のみどりーズの健康チェックを
しなくては、ですが寒波でぐっすり中に起こしたくない保母ココロ。

寒い日が続きますが、どうぞあたたかくしてご自愛くださいね


2017.12 川での調査レポート・カメさんはどう生き抜くのか。浅くなる水深と大量のゴミ。

2018-01-06 01:14:29 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓ご訪問いただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ ぽちっ・とおして 応援していただけると とってもうれしいです。日々感謝です


新年あけましておめでとうございます。はじめましての方も、毎度の方もどうぞ今年もよろしく
お願いいたします。

新年早々の記事ではございますが、まだ2017年のレポートの続きです。カメさんペースで
申し訳ございませんが、よろしければおつきあいのほど。。



。。といいつつ、ひと月前の活動なので、正直どんな内容だったのか忘れつつあります^^;。



この穴らしきものは、やはりヌートリアの掘ったもののようだということです。


この日は、カメの会のメンバー2名とごいっしょさせていただきました。
↑なぜか川底でカマをふたつ見つけたところ。



ひさしぶりの調査ポイントで(夏以来)、秋に豪雨の影響があってゴミも大量に上流から流されてたまりつつ、
しかし下流にも大量に流されてここにあるはずのもっとあったであろうゴミがなくなっていたり。



調査したいのに、ゴミ拾いばかりで進まないような日でした。


実は「いつもここにならカメがいる」というポイントに、先におふたりで探しにいったそうですが
まったく見つからず、寒いしがっかりするしでテンションダウンしつつの合流だったそうです。
(私はこの日は遅れて合流)




レンズが曇っていたのか、画像がイマイチですみません。鳥と、ヌートリア?らしき足跡が。



ヌートリアや、近年のゲリラ豪雨などで ずいぶんカメさんの好む中州がなくなったり、、



人が川に生えている木を無断で伐採したり(このあたりは、ありがたいことに市の方がカメの保護活動に理解を
しめしてくださっているので、事前にどのように植物を残してほしいかなど聞いてから植栽してくださっているそう)
※勝手に川の木を切ることは禁止されています。
前にも書いていますが、あきらかにカメさんの見つかる数は減ってきてしまっているそうです。
(正直一網打尽レベルと感じます)




カメを探していたら、たまたますくった「ブルーギル」特定外来種で、駆除対象です。

いつも川の水が浅いな、、と感じるようになってきたのですが、どうも上流に作られつつあるダムや
新幹線の影響だろう、ということでした。



つかまえたカメさんたち。



この日は記録用のカメラを忘れてしまった、ということでしたので、たまたま私のガラケーで
カメの調査記録の撮影をしたので、その画像もご紹介します。



クサガメの立派な女の子です。

ここの川には、上流に川や池があるので、そこの子たちも流されてくるのですが、ほとんどは
調査してナンバリングされた、ここで過去に見つかっている子たちです。

長年生きているような子たちでも、このように最近けずれてしまったであろう甲羅の傷があって
ゲリラ豪雨などの影響かな、、と思ったり。痛々しいですね。




クサガメの黒化(こっか)男子。きれいな子ですね。元気そうでなによりです。


川の子は、池の子にくらべてケガや欠けていたりする子が多いです。せめて流されたときに
ケガを少なくするためにも、ゴミは減らしておいてあげたいです。



水も冷たいのですが、こうして測定、記録中はじぃっとしているので風が冷たく、どんどん冷えてきます。




クサガメの女の子。ずいぶんと大きなケガの跡がありますが、よく生きてくれていたね。

たんぼなどで農機具にやられたのでしょうか。
昔々からここに住んでいる子は、川の上にあるたんびに行き来して産卵などしていたそうです。
今は簡単に行き来できない環境となり、最近の若いカメさんには知らない場所となっているかもね
とのことでした。

それでも行き来して、道路でひかれたりするような場所もあるのでしょうね。





こうした甲羅の子が売られていたら、ワイルドちゃんですよ。
お迎えするのなら、CB(繁殖)した個体を販売してくださるところでの購入をおすすめします。

「かわいい~」と野外出身の子を買って帰ると、その子は二度と故郷へ帰れなくなりますし
(※クサガメには別の事情がありますが)「自分だけは」という気持ちが固有種を絶滅へと
追いやるのですから。。

人間すら生きにくい昨今ですが、自然界の子たちには生きる権利があり、生きるために「食べる」でもなく
経済目的に利用するのは大反対です。ことカメに関しては、です。
命の扱いに関しては、外来種、在来種にかかわらず尊敬の念をもって接していただきたいと思っています。



マイクロチップの子のナンバーを読み取っています。



はやくおうちにかえしてよ。






アカミミガメの女の子です。



夏場にうまく脱皮が完了していない子。自然下でもこんなふうになっている子がいるんですね。
手ではとれなくて、まだ甲羅がくっついていました。



おちびさんでしたが、アカミミガメにはめずらしく甲羅がかけていました。手足は無事でした。
たまたまヌートリアの歯でかじられて割れたのかも?ということでした。

ヌーが穴をほりまくっていたときにたまたまカメが油断していて遭遇してしまったのか、
すぐ逃げて無事だったのか。
ヌーは草食だそうですが、貝なども食べたりするそうです。





あつめたゴミ。どでかい簡易プールのゴミも落ちていました。


あと池と川の昨年の調査レポートがまだアップできていないので、できるだけご紹介したいと思います。



↓↓ ゴミも、ヌートリアも、木を切るのも、中州をけずるのも、どうにかならないものなのか~

にほんブログ村
↑↑ ともかくも、今後もできるだけ 現場で真実を 見て、聞いて行きたいと思います。
(意見も述べまくりですが、なんの力もないです)

『ヌートリア』はミドリガメより はるかに脅威・・・?~夏以来の川でのカメ調査2017.11

2017-12-10 18:02:17 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へにほんブログ村
がんばって いきてるよ・・・!


応援のぽちっと、ほんとうにありがとうございます。みなさまに生かされております。
ひさしぶりの川でのレポートです。





このあたりは、カメさんが越冬に好んでいるというスポットだそうなのですが。。

カメの会長、さいしょに手を入れた場所で「(カメが)いた~」との声。




一同驚き。




さすが。。




おおきなモクズガニ見つけたで~撮る?といわれ、、




おとこのこ。立派できれいな子ですね。



これは、なんだかわかりますか?ヌートリアが草をかじりまくった跡だそうです。



こちらは、、巣でしょうか。そうして作っても、また移動するそうです。


オナモミ?夏に島で見たものより、おおきい実でした。いつもあったのでしょうけれど、あらためて気づきました。
くっつき虫も、みのむしも、みんなずっと生きていてほしいのですが、、




何が気に食わない?のか、穴も容赦なく掘りまくるので、ボッコボッコです。



命名・ヌんこ。子供のものと思われるものと、おとうさんの?というほど大きなものも流れてきました。
なぜか川岸にも複数個、ヌんこが散乱していました。


けっこうカメにとって好条件だったこの場所も、「おかしいな。。」というほどカメさんが
見つからず。

けっきょく予定よりも範囲を広げて調査しました。


ヌートリアは草食ですが、カメにとってもですが何が生態系に悪影響なのか、、  ↑まだ子供と思われる子を発見


 植物を食い荒らすので、カメが好む水中の居場所や、陸場で干す際の居場所がなくなる

 水中の土を掘りまくるので、カメの住処、越冬場所がなくなる

 果てには中州自体が流され消滅し、なにもかも「更地」と化し、カメの居場所も住処もなくなる

↑なんだか どれも同じことを書いているふうになっていますが、、詳しく書けない部分が
多々あり(カメの保護の観点から)いつも申し訳ないです。。

一頭ヌートリアがいるだけでも、川の形がかわるくらいの変化があり。アカミミガメとは比べ物に
ならないほどの、環境に大打撃を与えている存在となっている、と感じました。

この川では、上流からのアカミミガメの供給は常にあるのですが、年間150頭ほどのアカミミガメを
駆除していて、一定のもともといるカメたちの頭数をキープできていたので在来種もうまく保護できていた、ということ
でした。が、
最初に木の伐採があったころから、まずイシガメたちは頭落ちに減少し、昨年あたりから急激にどの種のカメさんの減少も歯止めがきかなくなってきた印象です。

(上流の川にもヌートリアは居るのだそうです)

・・・ヌートリアの防除、、先日、誰も動かないので、進まないと聞いてショックを受けました。。


アカミミガメも、ヌートリアも背景は、残念ですが人が海外から移入し、野外に放逐、遺棄した
ことが原因で繁殖、日本の生態系に大きな被害、脅威となっているということです。。

どちらも愛らしいので、なんのうらみもなく(むしろ個人的には人のほうにひどい生き物だと
つくづく感じるのですが)死んでほしいなどと思わないのですが、在来種の保護、生態系を
守る
=ここから彼らにいなくなっていただくには残念ですが、防除する、という一種短絡ともとれる
手段でしかカメたちを救えないのが現状です。。
(もちろん保護先を探す、とか、自信で里親さんを探せるカメたちは探すのですが)

※ヌートリアは特定外来種なこと、防除にはさまざまな条件があることなどがあり手が出せません
(一般的にはわなかけで捕獲するようです)

しかも防除だって まったく簡単ではありません。調べれば調べるほど、わたしにはさっぱり??です。
(この件については質問中です)











結果、この日はクサガメたちと ちいさいめのミドリガメ一頭が見つかりました。(愛でているひまが
なくって残念。。)

愛でるといっても、クサガメやイシガメたちは(イシガメさんは見つからなかったのですが)
野生(残念ながら、飼育放棄?か遺棄されたような個体もちらほらいるのですが)なので
できるだけ心を通わせないように(飼育している、わが家のカメさんのようには接さないという
意味で)しています。

彼らは敬愛する、保護する対象であり、人とは一線をひくべき存在だと思いますし、人にうっかり
捕まってほしくもないですし。(調査にはご協力願っていますが)

アカミミガメとは一瞬の交流ですが、とんでもない負荷を強いて、申し訳ない、けど愛している
、としっかり(うらまれるような立場ですが)愛と感謝を伝えたいのです。まったくのこちらの
自己満足で、きっとカメには迷惑以外の何者でもないのですが。。



カメの会長は、「ひさしぶり(の調査)でもっと(おおきな)アカミミたくさん捕れると思ったのに」と
驚いていました。

10月と11月の台風と大雨で流されてしまったのでしょうか?それとも、この場所がカメたちに見放された・・・?

広いようで、狭い川。。見放した、といっても居場所を失ったカメたちは、いったいどこに
行けるというのでしょうか。。

痩せたりはしていないですし、一見元気そうに見えるのですが、ろくろく寝ることもできないような
日々を過ごしているのかと思うと、つい個人的には気持ちが暗くなりますし、それ以外にも
実はここに書けないことも起こっていて、残念ながら楽しくできればいい調査も、今と今後の
カメたちのことを考えると 毎度やるせない気持ちになります。

そして人の無知や無関心、鈍感さからくる残酷さ、加えて自身の無力さを感じます。。




集めたゴミ。きっと大雨と台風で、海に押し流されたゴミも多かったと思います。看板、ビニール傘
車のバッテリー、ボウリングのボール。。



かわいらしいクサガメの黒化(こっか)男子。



首に、たくさんのヌマエラビルが。。宿主が弱るほどは血を吸わないのではないか?とのことですが、
やはりかゆかろう、ということで、測定の合間や終了後にピンセットでなるべく取り去るようにしています。



せめての調査ご協力へのお礼?




この子はマイクロチップの入っている子なので、機械でナンバリングを読み取ります。



。。ひっこみじあん・・・・?この子のヒルも取りました。
どうも圧倒的にクロクサちゃんにヒルはたくさんくっついているようなかんじです。
アカミミちゃんについているのは見たことがありません。


猛烈ないきおいでヒルをとって行くTくん。と測定、記録中のようす。

くもり 水温約15.5℃ 気温約17.5℃でした。

わりと過ごしやすい日だったのですが、それぞれ一部体が水没してしまい、測定中はじぃっとしていると
冷えてくるので、早く終わらせたい気持ちでいっぱいになってきます。




あいらしいですね。

ブログのサービスショット用に協力いただきました。クサガメのおおきな女の子。







。。。すんご~くおおきく見えるんですが、うちにいるクサガメ女子と、まったく同じ
甲長20.4cmだったのが 不思議で。。いつもなのですが、お外の子はおおきく見えます。

(体重は飼育している子のほうが重いです^^;)



ヒルがとれて、すっきりしたかな?




みんなありがとう。げんきでね。  冬場はとくに、自発的に呼吸する時間をとれるようにと
いきなり水に入れておぼれないように、浅瀬にリリースするそうです。












またね。

みんなが無事 ここで生きてゆけますように。






にほんブログ村

次回は12月に行った川の調査をレポートしたいと思います。



秋の原風景を楽しみつつ、フィールドでのカメ目視調査2017.10 

2017-10-14 15:40:52 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓ご訪問いただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ ぽちっ・と応援していただけると とってもうれしいです感謝です。

先週にひきつづき、また台風が来ていますが、みなさまかめさまいかがお過ごしでしょうか。

うちは関西ですが、先週の台風は大阪に比べると近づくにつれ雨よりも風がメインになり、
ぎりぎりのところで川は決壊せずにおおきな水害はなくすみました。

ベランダには木片と葉が散乱し、数日後水替えをしようと水を流していると、ベランダに
逆流してきたので途中でやめて。昨日やっとみんな水替えできました。

風が強くなってきましたが、みなさま無事過ごされますよう。
お外で飼育中のカメさんや生き物は、水が増水すると溺れたり脱走、流出の危険がありますので
くれぐれも管理にはお気をつけて。。
(外来種の水草なども流れ出ないように気をつけてくださいね)



最近日程が合わずでフィールド調査にまったく参加できず。。そしてあいにくの天候で、
野外のイベントなどは中止になっていることも多いかと。
今季は池干しに参加できるめどもまったくたっていなくて。しくしく。。

記事のネタもないので、先日同行させていただいたカメの目視調査のようすを。

画像は古いガラケーの撮影ですし、カメさんは居てもズームはきかずでまったく
撮影できていませんが、よろしければおつきあいのほど。。






目視調査は、どのくらいカメさん(調査はアカミミガメがメイン)がいて、どういう状況の場所なのか?を調査する目的で
行ったものです。お誘いいただき、ありがたく同行させていただきました。

関西某所

とりあえず、池や川の水辺にアタリをつけて、車を停めて歩きながら周囲を調査してゆきます。



ススキ?・・実はこの画像にもカメさんが写っている、ハズ、、





花。草花はまったく知識がなくて^^;。






最近は見なくなった この風景。お米を干している場合と、わらをほしている場合があるそうで。
地面にざっくりわらが立っているものも。



ため池。




水温も計れる場所では計測してゆきます。




あの浮きはなんだろうね?など言いながら。カメさんは秋だからなのか、けっこう警戒心が。
アカミミさんがたくさん、、



どこも田舎なので、いい風景が続きます。





ここは、、なぜ撮影したのか・・カメさんがひそんでいそうな。









しかし、、どこもアカミミガメの繁殖が深刻で。ちびのアカミミさんは、草の上で甲羅干しをしていたり。
かわいいんですが、自然広がる在来種がいそうな場所ではぞっとする光景です。



そしてこれもまたぞっとする風景。ソーラーパネルがずらりと並んでいます。
夏はこの水は、ゆだるのではないでしょうか。。台風でこなごなになってるかもしれません。

原発には、なんとしても頼りたくないのですが、ソーラーは環境に負荷がかかりますし
やめていただきたいです。
設置にむいている場所があるのか?難しいところではありますが。。反射熱で被害を被っている話も
聞きますし・・・。






ランダムに川の調査を。水温を計るためにまた下まで降りています。
ここにはアカミミさんが居たけど、ぴゅっとひっこんだ、とおっしゃられていました。

私は視力が弱いので、解説していただくばかりで役にたつどころか時間のロスで申し訳なかったのですが
いつもとっても親切に教えてくださいます。

この日はカメの会長さんを道中貸し切りで、最近はイベントなどでちっとも質問できなかった
こともあり、くい気味で日ごろの疑問やイベントでの報告なども、質問しまくりました。


直売コーナーでGETした地元のお野菜。新鮮で、とっても美味しくいただきました。
画像をとっておけばよかったです。



すごくカメさんにはいい環境はたくさんあったのですが、アカミミガメがたくさん居たり
(人影によって来る子も。餌付けされてるのでしょうか。。)すぐ足元にショベルカーと
地ならし中の土地があって、開発の波がそこまで来ているのを見てなんとも胸をぎゅっと
しめつけられるような気もちになりました。

カメさんたちの楽園はまだ救えるかもしれない土地で、どうしようもない現実がここでも
おしせまってきているのか。。

自分の住む地元では、支えられないと生きて行けないようなご縁と恩恵にあずかっている私ですが
移住してカメさんを守りたいような気持ちにかられます。

保護活動をしている方々は、すごい大先輩でも経済活動をしていないと生活は成り立たない
(生活費や資金調達)のですが、カメのためになることをしながら、ぎりぎりでいいから
食べていければなぁ、などといつものんきに考えています。←いつもぎりぎりなので
ぎりぎりは得意(?)

田舎への移住が流行るわけですね。。みんな心がカラカラになって自然回帰というやつを求めているのでしょうか。
それと人同士のぬくもりも。ちっさいあげあしなど取り合う不毛なやりとりではなく。

「許されたい」のなら、「まずは(存在を)許す」人でありたいですね。←ちっさい大人ですが。。

ネットでの業界などのうわさなどを読むよりも、農業などの生活に密着したノウハウを学びたくなってきました。

。。カラカラなのでしょうか。心がしんどくなるのは、自然に逆らっているから?それともわがまま?


おまけ





信号待ちにパシャリ。白い某スイミングスクールのバス。わかりにくいですが、カメさんと泳いでいます。





ぶりくら市では服飾小物の作品提供でとってもお世話になったkamemeさんのごあいさつカード。
ご本人のご了承をいただき紹介させていただきます。
やさしさがじんわりと伝わってきますね。

お買い求めいただいたみなさまも、kamemeさんもかめさんたちも、幸せになってくださっているとうれしいです。



K子さん作のPOP。毎度お願いして作っていただくのですが、これはタマゴの展示用です。



マンションの消防訓練に使おうかと。しかし消防もですが防災訓練も必要と感じる昨今です。


おつきあいいただき、ありがとうございます。
にほんブログ村
台風の被害が心配ですし、川には早く活動に行きたいところです。11月はまた安威川フェスティバル、
あと自身は初の東京でのとんぶり市でのお手伝いです。電車の乗り継ぎが心配です。。

みんな みなさまが どうか無事すごされますよう

2017.8 川でのカメ調査~川での「わなかけ」「ゴミ」の危険性と、起こってしまった悲しい「事故」~

2017-09-04 14:55:21 | 野外(川・池)のカメ調査レポート

↓↓ご訪問いただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ ぽちっとおして 応援してくださると とってもうれしいです。感謝です

夏休みがおわりましたね、子育て中の大人のみなさま、おつかれさまです。
学生さんは宿題やアルバイト、就活おつかれさまです。

そろそろ夏の疲れがどっとでてくるころですね。きょうの関西は、台風の影響での北風が
さわやかに吹いていて、秋の訪れをかんじています。

先月の川でのカメ調査をレポートしたいと思います。

。。毎度明るいことばかりではないと感じ、どんな方が読んでくださっているのか
さっぱりわかならいながらも書かせていただき、読んでいただけることに感謝しているのですが
今回は、、はっきり言ってタイトルにあるようにとても気の重い出来事がありました。

しかし、私たちが発見できたことで、これ以上の「被害の連鎖」を断ち切ることができたのでは、ということが
せめてもの救いだと思っています。

載せるべきか?悩みましたが、ここのレポートは、自分の経験したことを川などに行けない方と
共有したくて続けているので、それが保護活動の妨げになるような内容でなければ、やはり
いろいろなご意見もあるかと思いますがアップさせていただこうと思います。

こうした事故の起こることを知っていただき、今後の水辺での事故をできればひとつでも未然に防げるようにとの思いをこめて。

かなりむごい、残酷な画像が出てきますので、未成年の方がもしいらしたら、保護者様の許可をいただいてから
見ていただきたいと思います。

大人の方も、カメ飼育者の方はとくに無理なさらず自己判断でお願いいたします。



              




この日は真夏。いつも「暑さ」には弱いので、どのくらいぐったりするほど暑いのかびびっていましたが、最高気温35度といっても
比較的しのぎやすい、天候に恵まれ。。




ヒシの葉っぱ。



カメの会長と、ひさしぶりのTくんの参加で楽しくカメの調査と陸地や水中のゴミを集めて行きます。





ここのところ、連続してたまたま同じ場所の調査が続いていたので、今回はすこしちがう地点で気分的にもわくわくと楽しく。。



ヒシのたね。いつもの長いゴム手は暑いので、長袖と軍手でせめて腕だけでもお水につかりつつの作業です。


↑おたがいカメラを構えて、失笑中のカメの会長。

「いちど胴長を脱いで、水につかりながら調査してみたいね~」といいつつ。。

ゴミや木がひっかかるので、活動中は胴長を着ているのですが、暑くて重くてボーっとしてきます。



プカプカ。。と、ひさしぶりのヌートリアのうんち。はぁ。。とためいき。

無事かめさんたちが冬越しできるんだろうか、と。そしてどうも草をかじり、荒らしまくるので
ほどよいかめさんの好む「干し場」「ゆっくり隠れる場」もとても減ってしまい少ないように感じます。

最近姿を拝むことが少なくなってきたのですが、どうも川の上からは見えるようで目撃情報はあるようです。


オオカナダモが大量に。うちのカメさんたちに持ち帰りたかったのですが、電車移動中にかなり水がしたたりそうだったので、この日は断念しました。
(電車と原付で移動なので、胴長だけでもかなりかさばるのです・・)



手足にひっかかって痛い「カナムグラ」。前回の活動レポートにも書きましたが、在来種ですが
これが茂っている場所はヒトにもかめさんにも不人気の様です。



あれ、、これは、、どうやら「こいのぼり」のようです。かめさんが事故にあってなくて ほっとしつつ。

過去には、トレーナーのそでの先につまって亡くなっていた子もいたそうなんです。


「ひしの実」は、食べられるそうで。くりのようなお味と言っていたかしら。


これなんかは、かめさんもかじっていたり。ちょこっとかじった跡がなんとも愛しいですね。


ちいさい白い花も咲いています。








そして、、カメの会長が川の中を探っていて、何かが落ちているのを見つけました。











えっ、これ、なに・・・・・?!!


トラップ(わな)です。



みんなすぐに見るなり、それが何かを、、何が入っているのかも、察します。


でも、、

信じたくない。。頭が考えることと現実に起こっていることを受け入れるのを拒絶する光景です。。
タマゴも入っています。抱卵していた子がかかってしまったのでしょう。。

カメは夏とはいえ、こんなふうにバラバラになるには一週間では無理なので、数週間かそれ以上は日数が経って
いるのだろう、ということでした。






そしてまたあらたにここにかかる命。この子は息絶えて間もないような子でした。

そしてこの魚をもとめてまた次の命が、、恐ろしい地獄のような負の連鎖です。

このわなは、おそらくこれより上流で仕掛けたものが雨などで流されてここにたどり着いたのでは
ということでした。

調査がひと段落したあと、中をあけてみました。ゆっくりと時間をかけ、気持ちを受け入れ態勢にしてゆきます。

。。バラバラになって、いろも変色していたりしますが、どうやらアカミミガメは逃げたのか
それらしき甲羅はみあたりませんでした。



クサガメのおてて(前肢)。




そこそこなおおきさのクサガメが、3頭はかかっていたのでは、、?ということがわかってきました。

細かい骨、甲羅やたまごなどは、ほとんど網からこぼれ落ちていたようですが。。




これは、ナンバリングされていたクサガメの甲羅。この川でおなじみの子たちの亡骸です。

前回の川の調査でも、過去の記事にも何度か「トラップでの事故はこわい」と書いていますが
「溺死」は生き物にとってとても苦しく、残酷な死だと思う、と言います。

調査をするときも、生き物に敬意をもって接し、させていただけること、今在ることに感謝しながら
事故を起こすくらいならしない、くらいの覚悟で慎重に活動しなくては、と思います。

いつもお手伝いさせていただいている団体の調査では、10数年一度も事故はなかったそうですが
たまに調査中にトラップを「何がかかっているのかな?」と気になるらしく 悪気なく引き揚げてみる方が
いたりするので、そのときにわなが水没して かめが呼吸する場所がなくなって事故につながったりも
する地域もあるそうです。

人のすることはすべて自然にはよくないことばかりですし、護岸工事、アカミミガメの遺棄、ヌートリア、
乱獲、木の伐採などにしても、なんでもうすこし自然への配慮ができないのかとも思いますが、こ
のような人災を目のあたりにすると言葉も出ません。。


これがアカミミガメだったら・・・?「せめてよかった」なんて自分は思ってしまうのだろうか?

など考えると、はぁ、、人間は、、自分は、、勝手で残酷なもんだな、と自問自答し、自分だけでは
この気持ちをどうまとめていいのかわからず、思考停止してしまうのです。




さて、調査の続きに戻ります。







豪雨の名残り。画像の奥川が水面で、手前は遊歩道です。



立派な巻貝ですが、、在来種?


さて、朝の活動前にしかけたトラップのようすをチェックします。



カメの重みでわなが沈んでおぼれないように、空のペットボトルも中に入れています。



ん?いるね、クサガメかな?







わなかけで捕れた子と、てさぐりで捕まえた子たち。

かめさんを知っている方には周知の「見分け方」ですが、クサガメは甲羅に3本のもりあがった線(キール)が
あり、アカミミガメは通常顔の両サイドに「赤い線」が入っています。
どちらの種も、オスは黒化(こっか)すると、真っ黒になり、顔の模様も見分けがつかなくなったりします。

というわけで、上の2枚の画像のうち、一枚目は「クサガメ」の女の子が2頭
ちいさい3頭はアカミミガメ

その下の2枚目の画像は、4頭すべてアカミミガメ、おおきなくろっぽい子は黒化しています。

この川ではここ十年以上、だいたい月に3度調査をされているので、アカミミガメは防除が進むと低密度になり
捕まる子のサイズもじょじょに小さくなるハズなのですが、上流にアカミガメを供給する水辺が
あるので、たとえば雨が降ると流されてきたりと、防除のすすんでいる池などと比較しても
けっこう大きなアカミミガメが捕まったりするのです。

逆に、調査後リリースしているクサガメの小さい子は見かける印象は少なく。イシガメはもちろん、
みんな無事に生きているのかなとどきどきし、心配性な私はいつも胸がいたい思いでいます。。
命をぎりぎりつないでる、という状況と、「棲んでいる」ということはちがっていて、
繁殖する場があり、子供が確認できればそれは「この環境は棲むのに(すくなくとも)適している」と
いえる、、(ということで、あっていますよね?)もうカメたちの悲鳴が、いつも心の中では止みません。

子亀どころか、大人のカメも見つからなかったり、少ないと不安になります。というわけで、
ほぼ毎度不安です。(←私だけ。気にしすぎです。)


この日の水温は32.6℃(計測時)朝と昼で、場所にもよって差がありますが。。



計測タイム。おおきなクサガメの女子です。




みんな川で濁流にのまれたり、缶やビンが流れてきたり、いろんなことがあっても
だまってここで長年耐えて生きてきたんだね。。




お目目が黒化(こっか)しはじめている クサガメの男の子。


中には人間に捨てられちゃった子もいるかもだけれど。

甲羅が割れても、ケガしても。君たちには私なんてとてもかなわないよ、と感じます。

カメさんはなんでも知っていて、正しく生きていて。この一頭と私とのちがいったらどうだ、と。








多甲板ちゃん。通常は13枚ですが、この子は。。16枚?



黒化の子もお目目くりくりでかわいいですが、女の子もまけていません。







おおきな女子は、とっても魅力的。




はじめに紹介した子とは対照的に、この子は硬いものをたくさん食べているのか、くちばしがけずれてしまっていますね。


かいがらのようなものを いっぱい出しました。


甲長的に、うちの飼育クサガメとかわらないのに、頭のおおきさは1.5倍かそれ以上。。


ナンバリングで甲羅に開いている穴に、「ヌマビエラル」が入り込んでいました。


首やうでの付け根などによくくっついています。 きっとかゆいと思うので、測定後手分けして
ピンセットでとりのぞきました。



この子たちが、どうか無事生きてゆけますよう。いつもありがとう。

調査後はまた クサガメたちは川にリリースしました。


今回の事故で亡くなった生き物たちのために 祈ります。



おつきあいいただき、ありがとうございます。
にほんブログ村
みんな みなさまにとって きょう一日が よい日でありますよう


〇告知<更新>2017.9.23(土)24(日)第5回淡水ガメ情報交換会in神戸~

2017-08-26 21:58:27 | 野外(川・池)のカメ調査レポート

にほんブログ村
ご訪問ありがとうございます。ぽちっとおして、告知のお手伝いをしていただけるとうれしいです^^。

いつも応援いただき、ほんとうにありがとうございます。日々のみなさまのやさしさに、感謝いたします。
いつもはげまされております。


再告知ですが、詳細が須磨水族園Tさまより届きましたので、ここでシェアさせていただきます。

(以下お知らせコピーです。)



須磨海浜水族園からお知らせさせていただきます。

以下の通り第5回淡水ガメ情報交換会を開催いたします。



淡水ガメ情報交換会は、カメ類の自然環境下における現状を把握し、

その保全方法や問題点について議論する場として

2014年2月に第1回目を開催し、今回で第5回目になります。

淡水カメの調査研究されている方や、池や川の生きものや自然に興味関心がある方であれば、

どなたでも参加していただくことが出来ます。

ぜひ、それぞれ活動されている皆さんが交流を深め、ネットワークが広がればと考えております。

忙しい季節での開催となりますが、皆様、是非ご参加ください。



交換会の初日23日14時からは、海外招待者特別講演を開催します。

今回は、フランスよりローラン・エリティエ博士をお招きします。

フランスではすでにアカミミガメの輸入が禁止されており、

外来種としてのアカミミガメの研究が盛んに行われています。

特別講演では、外来種アカミミガメが自然に与える影響についてお話いただく予定です。

また、前夜祭として、平成29年9月22日(金曜)18時より

「神戸とのその近郊の自然を考える」と題したシンポジウムが開催されます。

こちらも併せて是非ご参加ください。

なお、発表申込の期限は、9月1日(金曜)までとなっております。

添付の申込用紙でお申し込みいただければ幸いです。



第5回 淡水ガメ情報交換会及び前夜祭 概要



タイトル:第5回 淡水ガメ情報交換会

開催日: 平成29年9月23日(土曜)〜24日(日曜)

開催場所: 神戸市立御影公会堂 白鶴ホール

阪神石屋川駅から徒歩3分

〒658-0045 神戸市東灘区御影石町4丁目4番1号

参加及び発表資格:淡水カメの調査や研究をされている方

池や川の生き物や自然に興味・関心がある方

プログラム:

●23日(土曜) 

13時 受付開始

14時 海外招待者特別講演(日本語通訳付)

18時 懇親会



●24日(日曜)

9時 各地からの報告

17時 閉会



申込期限:当日参加可。

ただし、発表を希望される方は9月1日(金曜)までに申し込みをお願いします。

事務手続きの簡略化のためなるべく参加申し込みをお願いします。

参加費:一般 3,000円 学生 1,500円 高校生以下 無料 当日参加は500円追加

懇親会費:一般 4,000円 学生 2,500円 高校生以下 1,000円

主催:神戸市立須磨海浜水族園・認定NPO法人生態工房

後援:明石市・神戸市・篠山市・播磨町・兵庫県



タイトル:前夜祭「神戸とのその近郊の自然を考える」

開催日時:平成29年9月22日(金曜)18時より

開催場所: 神戸市立御影公会堂 白鶴ホール

内容:「神戸とのその近郊の自然を考える」と題したシンポジウム



どうぞよろしくお願いいたします。

(コピー以上)

私は両日参加させていただく予定です。約ひと月後で、ぶりくら市の一週間前というスケジュールですが
カメさんに興味のある方、飼育されている方、生き物好きな方など最新の、ソースに一番近い情報を
GETしませんか~?

10月1日「ぶりくら市 神戸サンボーホール」も参加予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

休眠ブログでごめんなさい。

にほんブログ村
ただいま必死で生きております・・・!必ず更新いたしますので、またどうぞよろしくおつきあいのほど。。

みなさまも、どうぞご自愛くださいね。関東へは11月におじゃまする予定です。どこかでお会いできるのを
どきどきしつつ 日々カメさんのために、自分、家族、周囲のみなさまのためにも精進してまいります・・・!

T川調査・2017.7~親子で参加、てさぐりとトラップ、、から、逃げられちゃった。と、お土産のザリガニ。

2017-08-07 11:51:54 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓こんにちは~ご訪問いただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ぽちっとおして 応援していただけると とってもうれしいです。感謝です

いよいよ真夏の日本列島、みなさまいかがおすごしでしょうか。

台風の影響で、本日は朝から警報が出ているわが地域ですが、雨はまだふったりやんだりで、そろそろ本降りか、、
風はじょじょに強くなってきました。外出はひかえたいほどの風が吹いています。

すでに甚大な被害の出ている地域の方には謹んでお見舞い申し上げます。避難や備えについても
あらためて準備が必要だと感じています。


*******


野外の生き物にとってもこの暑さは過酷なようで、今年はセミの幼虫が地上にでてきても
アスファルトがやけていて、カラから出て成虫になれずに死んでしまうようなことも起こっているようですね。

鳴いている数も少なくなったな、、と気ががりです。数年先ではもうセミの声が聴こえない夏が
来るのでしょうか。
職場の照明も消したくなる衝動にかられつつ^^;。設定温度は28℃プラス扇風機をぶんぶん
まわしております。(自宅では昼間に在宅しないので、ノーエアコンで)

平和に暮らすには、工夫と協力することが不可欠なのかもしれませんね。

さて、先月末、梅雨明けした川でのカメ調査。今回は、かめとものK子さんと、そのお嬢さんのYちゃんも
夏休みで高校の部活とかぶらない日で、ひさしぶりの参加となりました。

カメの会の方2名と私とで、女性ばかり5名でわいわいにぎやかにカメ好き集合です。


↑かめとものK子さん。親子でカメさんだいすき、で、いっしょうけんめいゴミ拾い。
運動神経はバツグンなおふたり。頼もしい仲間なのです^^。


。。と申しましても、私はブログレポートを書かせていただく資料(画像)のために、近頃は
離れた場所から調査をスタートして、最初の一時間くらいはもくもく、、ひとりで作業していることが
多いです。



クロクサ(クサガメ、黒化オス)男子を発見~。迷惑そう。。ごめんね、ご協力願います、とお願いし。


ちょっと見えにくいのですが、背中にプツプツとヌマエラビルのタマゴがくっついています。

この子はこの川ではナンバリング(甲羅の穴)から古株さんでした。2004年ごろ?の子かな、ということでした。

おおきなケガなどない子をみると、ほっとします。


この天狗のはっぱ?のような、てのひらのような葉っぱの植物がびっしり。トゲトゲ?イガイガしていて、
手がこしれると痛いです。

「カナムグラ」という在来種だそうですが、これがびっしり生えていると人もイタイのですが
カメさんにも好まれないようです。。ちょっとは取り除いておいたほうがよさそうなので、次回もうすこし
涼しくなっていたら抜き取りたいな~と思いつつ。





この画像は、すこしわかりづらいですが川が増水した際に、木の枝にひっかかって乾いたものです。

この川は雨が降ると増水し、そのたびにすごい勢いで水も流れている様子がうかがえます。
7月上旬に、警報レベルの豪雨が降ったそうで、この前の調査時には古株さんでもその雨の影響と思われるような
甲羅におおきな擦り傷ができているような子が見受けられたそうです。。



あまり写っていませんが、ゴミもたくさんからんでいます。
これを「汚いから」と、木の伐採を希望される方も多くいらっしゃるそうです。




あまり大きな木はある程度切りそろえることも防災の観点からは必要かもしれませんが、
以前もご紹介しましたが、木などが「フィルター」の役割となり、人が捨てたり落としたりした
ゴミがひっかかり、海へ流れ出る前にこうして回収したりすることもできるそうです。



そして海に流れ出て「マイクロプラスチック」となり、有害物質を吸着して生物に
食べられることを少しでも防ぐことも。。

もちろん鳥やカメさん、ほかの生き物にとっても、木は「棲む」ために必要不可欠なのです。

どうか今後も木を人為的に切り倒さないで、、と川に来るたび祈っています。



てさぐりでつかまったクサガメ女子(右)と、さきほどのクロクサ(左)ちゃん。



※以下、お食事中の方はゴメンナサイ。








無言なカメさんからの、うんち便り。  植物質なことが多いのですが、どうやらこの立派な女の子の
クサガメさんは、ザリガニもいただいているもよう。

後ろ頭も もりっと筋肉でもりあがって、野外の子によくみられる「巨頭」の傾向も。
たのもしいですね。



その巨頭ちゃんと、高校生、にっこりYちゃん。カメさんだいすき~と、伝わってきますね。


カメの会長さん、ゴミひろいとカメさんを手探り中。


朝は雲があって、暑い中でも比較的調査しやすい日でした。それでも気温は35度ほどあり、水温は
32.4℃。。

私などは、月一度ほどお手伝いするだけですが、野外のお仕事や活動をされている方には
ほんとうに過酷な時期ですね。。
部活動など、野外のものは夏休みなどはすこし控える傾向にあるそうですが、まだまだなのかもですね。




セミの抜け殻を中州で発見。こんなところにも幼虫がいたのか、流されてきたのか?
無事背中にスリットがあるので、成虫にはかえれたのかな。



これは、、なんていう植物だったかしら、ホオズキ?お盆のお供えにスーパーにも並んでいました。
子供のころ、中に入った種を取るのをどきどきわくわくしていたのを覚えています。

もしかして、家庭の花壇の土捨てたものが育ったとか?


ヒルガオですよね?群生していました。



計測タイムです。元気すぎるさきほどの2カメさん。暑かったのでお水をいれて、日陰で待機してもらいました。

※ふたたびお食事中の方。。<(_ _)>






一回目のうんち後、水も替えたのにまた出してました^^;。元気でよろしいっ。




「甲幅をはかるときは、こうしてノギスを横からあてると 一番幅のある場所で計測できるよ~」


カメの捕獲数が少なかったのでナンバリングの読みかたや、ノギスのあて方など てほどきを受けつつYちゃんが
計測してゆきます。




チビミドリガメ。(ミシシッピアカミミガメ)。ちいさいから、まだ男女はわからないね~。

みんなこんなちびっこいまんまなら、連れて帰るんだけどね~。(ちなみに私は自分の意志や性格を出してくる
見ていて飽きない、アダルトが大好き

てさぐりは、クサガメ2頭と、アカミミ1頭でした。カメの会のTさんが一頭捕まえたけど
逃がしてしまい、悔しがっていました。

調査のあと、クサガメさんたちは川にお帰りいただきました。ありがとう、またね。げんきでね。




集めたゴミ。今回も少なめです。「このあいだの豪雨で下流にゴミが流されてしまったのかも」ということでした。


このあと、朝上流にしかけたカメわなのチェックを。


すっからかんのえさ袋と、クロクサさん。魚のあら が入っていたのですが、骨すら残っていませんでした。




しかけて3時間経っていたので、おそらくアカミミたちが中に入って食べて、また出ていったもよう、とのこと。
のんびり入っていたクサガメたちだけが残っていました。
クサガメらしいよね。。と失笑。

カメわなは、まったくかからなかったり、ひとつを仕掛けにいってる間に、もうひとつにもう
たくさんかかってるよ~という時もあって、引き上げ時がむずかしいです。

ちょっとしたらわなを見にいってみようか、という場所で大勢で調査しているときはいいのですが。
胴長は重いし、暑いし、、で、なかなかの重労働なので、身に行く元気も正直あまりありません^^;。

一番こわいのは、仕掛けを触られるなどしてわなに呼吸できるスペースがなくなり、カメが溺れる事故なので
逃げられた、くらいはまだ平和でいいかな、、とのんきに思いつつ。
しなくてはならないつらい選択が待っていますから。。

一方でカメさんはというと。。

めっちゃくっちゃ元気で、






ガラケー画面も野外で光ってチェックしにくく、「撮らせて~」とお願いするも、暴れまくるクロクサさん。

うまく撮れているのか?わからず、しまいにYちゃんに手伝ってもらって撮りました。おかげでかわいく、、かっこよく撮れてますよね?

どちらさまもご協力、ありがとうございます。



やれやれ・・と、思っていたかな? わなにはクサガメの男の子が2頭でした。計測し、リリースしました。

元気に泳いで行きました。カメさんが川で泳いでゆく姿には、うっとり魅入ってしまいます。

みんなげんきでね。






その後、そばの細流でいただきました、

アメリカザリガニ(外来種)を。。



みんな~~、おやつですよ~~。


※苦手な方は、閲覧注意です。


ぱく。  みどり保育園 あーちゃん女子。

前回の池でのお土産は、頭数が少なかったのですが、今回は頭数以上です
。。ちなみに私はボウズで、すべてカメの会長のはからいで捕獲していただきました
・・ビーサンと網持参で出直しリベンジを誓いました。。





きーちゃん。



まるちゃん。まるは、くわえてパニックになり、とられないように?逃げようと、ばったばったしていました。

おおきなハサミは危ないので取り除き、頭のとがっているところも指先でちょっとにぎってから
あげています。
(ちょっと苦手な作業なので、ミニタオルで包んで仕事人?のように「ごめんね><」と作業します)


食が不安定な男子のくろちゃんにも。



。。いつもは私を見ると逃げて行くくろちゃんがにじり寄ってきました。

川ではおなじみの食材だったかな?くろちゃんはT川出身です。


ちょっとがんばったけど、あきらめたので、手伝ってあげました。





ぶじありつけました。ごちそうさま。



みんなの喜ぶ顔がみれることが、お世話人の私の心の底から湧き上がる喜びと、日々のしあわせです。




残ったので、ちょっと生かせないかと それぞれをあさいたらいに、きんぎょのえさやイトミミズをあげてみたり、
きんぎょのコンテナに入れたりしましたが、どちらもうまく行きませんでした。

ザリガニのえさ、ならうまくいったのか?飼育は難しそうです。というか、ザリさんには申し訳ないですが、駆除。。させて
いただく意味でも飼育よりは捕獲、ですね。

ザリガニさん、みどりーズの命をつないでくれてありがとう。   




↓↓おつきあいいただき、ありがとうございます。ぽちっとお願いいたします
にほんブログ村
↑↑ なつやすみ~~。

なれない川遊びや河川の増水にはお気をつけて。。おぼんやすみはバイトと川でおわり、、本業もがんばります・・・!
↑年中なつやすみ?

そうそう、10月1日「ぶりくら市」は、「かめさんの輪♪」ブースで出店させていただきます
告知がのびのび~になっていました。展示中心ブースで、あまりグッズもないのですが
お気軽におしゃべりしにいらしてくださいね^^。


また出店内容は記事で告知させていただく予定です。よろしくお願いします

では、みなさま どうぞ無事おすごしくださいね
今月の川の活動も、また参加後レポート予定です。この台風の影響での川の子たちも安否も心配です。
みなさまの無事と、みんなの無事をお祈りしています。



はりまの池のカメ調査・2017.6月~クサガメ、絶滅危惧種のスッポンさんも育っています♪

2017-06-06 16:45:25 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓ご訪問いただき、ありがとうございます

にほんブログ村
↑↑ ぽちっとおして、応援していただけると、とってもうれしいです。やさしさに、感謝


朝晩は涼しいものの、暑い日が続きますが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか?

京阪神は梅雨入りしそうですね。しばらくは食中毒などに注意の日々が続きますね。
先週きゅうきょはりま(兵庫県加古川)地域の池のカメ調査に参加させていただきましたので
レポートしたいと思います。



昨年は個人的には はりまの池におじゃましたのは2回、秋の池干し時のみでしたので、2年ぶりの
暑い時期の訪問です。

日陰もなくて、わなかけ調査なので、水に入らない分楽なのですが暑いです。。

(そして電車を乗り違えてまさかの30分の大遅刻。。



前々日からわなかめしていた、というカニカゴ。カメが溺れないように、息継ぎスペースと、空気の入った
ペットボトルを入れてあり、魚のあらをえさに仕込んでいます。



さっそくポンちゃんがかかっています。スッポンがかるのはわりと珍しいので、「スッポンや」と
驚きと喜びの声が。





元気、元気。ほっとします。池の周囲は本当におおきなため池(寺田池)なのですが、(水の容積は
東京ドームと同じ大きさだそう)



歩いていると地域の方と何度もお会いして顔見知りのカメの会長は、おじさんに「スッポンかかっとったで」
と声をかけられます。
とくにおじさんたちゅは、スッポンを見ると(いや、むしろ「スッポン」と、聞いただけで)
テンションが上がるらしく、にこにこしています。





なんとけっこう大きな子が3ポンもかかりました。(うち2ポンは、すでに過去にマイクロチップの入った
調査歴のある子たちでした。


前回の池干し時には、数頭しか捕獲できなかった(しかも地元の方?がお持ち帰り。。トホホ)のですが
こうして立派に育っているのを確認できるのはうれしいです。
(おっちゃんたちに、もう今後は「食べられないよ」(持ち帰ったのは、いつも池にいるおじさんたちでは
なかったのですが)と伝えておくべきか、夢(?)を壊さないでおくべきか。。



ほかにもいくつかわなを仕掛けていたので。。

クサガメたち。ちゅうくらいサイズのメスと、ちいさいめの子たちの8クサです。


では測定をば、

怒らないで~、ごめんね。  スッポンは、「カメバウアー」で ものすごく後ろにびゅうぅ~~ん、と
首を伸ばしてくるので、噛みつかれないかひやひやします。


。。ひやひやしているくらいならいいですが、もしも噛みつかれたら。。^^;;;

この子は男子です。比較画像がないですが(じいっとしていただいている間にも引っかかれていたそうですし)
生殖器の入っているおしっぽが立派な太さです。

腹甲(ふっこう)は、クサガメなどのカメさんと比較して小さいですね。
甲羅も皮でおおわれていますが、ケガには弱く、クサガメさんのように穴をあけてのナンバリングは
弱ってしまう原因にもなるそうなので、マイクロチップを挿入します。



↑腹甲を測定中。



ちょっとだけ、、お願いね。  血が出ることもあるそうですが、今回はうまく出血なしで挿入できました。
画像は、甲長を測定中、逃げたいポンちゃん。






お次はクサガメ。上の子はメスで、下の子はオス。



しっぽの太いこの子は、オスのクサガメ。




頭のおおきくなっているクサガメの女の子。ちょっと撮影させてね。

はじめてこの池のカメ調査で参加させていただいた2006年の池干しでは、クサガメたちは痛々しいほど
やせていたそうで、防除が進んでいるおかげでクサガメもプニ(後肢のつけねの脂肪)もつくほど
しっかりした体格で、こうしてスッポンも繁殖、成長している、ということでした。

(2015年の池干しでは、アカミミガメ200頭を捕獲)池を干している間にだいぶん足があるので
逃げ出し、またどこからか入ってきたり、出入りはあるそうなのですが。





調査後は、みんなを水辺にリリース。すいすい泳いで行きました*^^*。

みんな、ありがとう。げんきでね。



オオカナダモともちがう水草。かめさんブログのいなさんが、便秘がちだ。という声をあげて
いらっしゃるので、ちょっと気になって わがみどり保育園の園児たちに手土産を。

(メスのアカミミガメ、らんちゃんはこの寺田池出身の、2015年池干し時連れ帰った子です)

オスの2015年→2016年里子へ のアカミミガメのてんちゃん、げんきにしてるかなぁ。



さくらんぼ。すっぱい。。
「食べれないことはないよね~」「この黒くなっているのが食べれる」「わざわざ食べる味では
ないかな~」
とか、勝手なことを言いつつ みんなでぱくぱくお味見。



そして次の池に車で移動します。




画像したのほうに写っているものは、カメ用に「しっぽ」があるわな。もしもかごが水没しても
かめさんが息のできるように改造してあるのですが、このしっぽ部分がねじれたりすると
溺れてしまうので、安全とは言い切れないそうです。

仕掛けるときはこの画像のように、すこし空気に面するように。そして引っ張られても大丈夫なように
しっかりとかごを引っ張り固定しています。






↑うえのほうの浮いている四角いわなは、「日光浴罠」といわれるもので、地元の方が作成され、
改良され進化しているものです。

日光浴に上がってきたかめさんが内側の網の部分にシーソーのように「かったん」と落ちる仕組みです。

このわなは、溺れる心配もほとんどないと言ってよく、数日放置していてもカメさんは比較的
安心なうえ、えさも用意しなくていいので常設できるのがいいところです。

さらに工夫して、ヒモの一方をひっぱると近づき回収、その後はまたちがうほうを引っ張って
仕掛ける、という簡単設計に。


投げたり、あっちから引っ張ったりしていたのに、とても便利になっていて工夫に驚きました。



この池のわなからは、9クサ集まりました。


いらっしゃいませ~。かわいいね。




このサイズの子は、最近は川に参加はしていましたが触れる機会もなかったので、なんだか新鮮です。
うちの子も、こんなに小さかったんだなぁ。数年前なのにぴんときません。




わなにはアメリカザリガニもかかります。この日は妙に少なかったそうです。
ウシガエルのオタマもうじゃうじゃいました><。
なんともコミカルな動きで愛らしいんですが、ウシガエルが増えると生態系を食べつくして
子亀も食べる、と言われているので駆除対象(特定外来種)です。


オタマもたくさん入っていることがあるのですが、この日はほんとうに入ってませんでした。




ほとんど入ってない池のわなに一頭だけかかっていたミシシッピアカミミガメ。





はぁ~。。。。メスですが、、、おそらく元飼育個体とのこと。



わりと山の上の池なので、ここまで捨てにきた?のか・・・?(悲)



そして調査もおわり、



田舎のすてきな風景が。
(しかし加古川のため池は、しっかり管理がなされていて、ほとんどコンクリートでかためられています。)


ここへは、カメ調査ではなく、、

アカツメクサ?見慣れない色です。




オレンジのちょうちょ。トンボもいろいろ飛んでいました。





わらびとり。
あと一週間はやかったらな~」とおっしゃられていましたが、初わらび、いただいて帰りました。
炊き込みご飯でいただく予定です。


。。わらびもちは、この時期になると秋まで食べ続ける私ですが(もはや主食。しかしスーパーのパックなので

ほとんどでんぷん。)わらびもち、のわらび粉はわらびの根っこからとる、と教えていただきました。


もみじ?かえで?のはねつきの種。この時期にたねができるんですね。

あ、クサガメのもみじちゃんですが、北海道の「千歳水族館」で会えるそうです。訂正とおわびを

もみじちゃんの産んでくれはたおタマゴですが、発生が全部とまって孵化には至る前に
だめになっていました。



みどり保育園児にお土産その2。アメザリ。これは夕方撮影したもの。いただける、ということで
はじめていただいてきました。

アメリカザリガニは特定外来種には指定されていないのんですね。
侵略的外来種、ということで調査活動においては駆除の対象、という感覚です。
(ちなみにウシガエルは指定されているので、生きたままの運搬はできません。)

**********

以下、wikiさんより引用~
アメリカザリガニは日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律によって要注意外来生物に指定されている。特定外来生物の指定ではないため、飼育や販売などの規制はない。ただし、いくつかの都道府県では移植が禁止されている。
(引用以上~)
***********

カメたちもえびのような味で大好物、と聞いていました。
※特定外来に指定されていないおかげで、生きたままの持ち運びができるのはありがたいです。

翌朝ちぎって(うう。。ごめんね。。)あげると、みんな口にくわえたまま右往左往していました。
先輩に倣っておおきなハサミと、一応小さい足の部分とを取り除いてからあげました。

かみつきあいっこはしていませんでしたが、パニックになっていたので個別のたらいに
ザリをくわえている子を入れて、ゆっくりたべていただき、食べ損ねたような子には
おわびにゆでたまごの白身をあげました。

ごめんね、またもらってくるね。。みんな池の子なので、すでに知った味だったのかも。

川はなかなかザリガニはまとまって捕れないので、側溝のような場所などだとたくさん捕れるかも
ですね。

地域によっては、アメザリの駆除のイベントもあるので(明石ではボランティア団体様がされています)

お子さんの参加しやすいように、「ザリガニ釣り」なども。
おじゃましてカメさんのお土産にできますね^^。



↓↓ながながおつきあいいただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ きょう一日が みんな みなさまにとって よい一日でありますよう

みどり保育園2017.5.抱卵中のあーちゃん、おーちゃん。と、仲間たち。と、もみじちゃんの有精卵の経過。

2017-05-27 17:09:33 | 野外(川・池)のカメ調査レポート
↓↓ご訪問いただき、ありがとうございます

にほんブログ村 環境ブログ 自然保護・生態系へにほんブログ村
↑↑ ぽちっとおして、応援していただけると とってもうれしいです。日々やさしさに、感謝

↑みんなだいすき 「わかさぎ」byあーちゃん@みどり保育園女子


いよいよ関西も梅雨がはじまってもあかしくないような時期に入ってきましたね。
暑いな~と思えば、おふとん!寒い~のような日もありますが、みなさまお元気でしょうか?

日に日におひさまのさす角度も変わってきて、画像のレイアウトとは今はまた配置を
変えています。。というおなじみないい訳から始めつつ。

画像はゴールデンウィーク後くらいのようすです。


みどり保育園の園児たちは、おかげさまでみんななんとか元気にしています。




おひさまに反応し、上陸する(手前から)くり、はんちゃん、くろちゃん。(男子)



昨年秋のはじめに川で飲み込んでいただろう、のどの釣り針を外科手術で摘出してもらったあと、
異物のせいかいまだ腫れてしまうのど。




のどの腫れているくろちゃんですが、 ふやかした配合(かめごはん)をゆっくりペースで
食べてくれています。
体重は甲長は20cm近いので、今の1181gくらいだとまだまだ太る余地のある数値です。
最初にうちにきて測定した数値からはこれでもふえています。

病院、かな、、にしても、どうしたものか。とりあえず近い場所の先生に相談してみようか。
抗生剤よりも、中にたまっているなにがしかを抜いてほしいような腫れ方をしています。

追記:今晩はのど周辺のおそうじをして、のどを浮かせて寝られるように室内で寝てもらっています。
腫れていても、はりが入っていたころとはぜんぜんちがっていて元気なことには救われます。
やっぱりじっくりと観察してあげる時間を、、とはよく言われつことですが、いつも
「見ているようで見ていないな」と感じます。後手後手のような毎日ですが、なんとか
お世話してみんなできるだけ元気に、できれば快適に(というにはとど遠いですが)
過ごしてもらいたいです。



同居中の「ごろちゃん」ちびっこ男子は、くろちゃんにつられて食べたり干したりしてくれるので
同居しています。
めったに保母には干し姿を見せてくれませんが、昨日はお日様のよくあたる場所で干して
くれていました*^^*。
カメラなんぞ構えようものならぽっちゃんするので、いつも画像なしですが、甲羅はチェックしていて
元気にしてくれています。
ごろちゃんもただいま里親さま募集中です。



右・たくちゃん、左・はんちゃん。この2頭は同じ種類とは思えない色のちがいがありますね。





はんちゃんのほうが先輩だからか、堂々干します。






たくちゃんも干したいのですが、保母がベランダにいるとぽっちゃん率は高いです。






男子のくり。慣れているので、たらいでごはん、、をあげているところです。






女子のまるちゃん。たべたいざかり。女子ではいちばん小さい子でただいま里親さま募集中ですが、
今年はなかなかみんなご縁のお声がかかりませんね?

私の中ではまるちゃんはちびっこ。。もっとちいさい子がほしいのでしょうか。

個人的にはアダルトのほうが堂々と自分のすきに干したり、ごはんをねだりに来たり
性格もはっきりしてきて、かわいいなぁと思うのですが。。



そうそう、この冬に里子に行った「ふゆちゃん」は、元気にしていて、お子さんががんばって週二回
水替えもしてくれているそうです。

ベランダをのぞくと陸場からぽっちゃんするそうですが、ごはんも食べて、干してただしく「かめさん」して
くれていて、元・ふゆちゃんの保母(私)も安心しています*^^*。





女子では一番おおきい「おーちゃん」。おひさまに反応し、率先して干しにあがります。

女子はごはんは「個別に たらいで」食べてくれています。
う〇ちもたらいでしてくれるとたすかるのですが、ほとんど夕方~朝方にトロ舟でしているようです。

もおうすこし暑くなってきたら、いつもたらいでしてくれている印象だったので、たらいで
するようになってくれるとますます過熱、増量するごはん→う〇ちのループの際のお世話が
楽になるのですが。





あーちゃん。どうも秋あたりにもしかしたら抱卵?していたのかも?

昨秋に例年より妙に早めにごはんを食べなくなったんです。春もがっつくかんじもなんとなくおとなしいような。

10日前くらいから指での触診で抱卵を確認しているので、うまく産んでくれるといいのですが。。
毎朝部屋にも入ってきて歩き回っているので、1キロあった体重が今朝は965gに。

あわててゆでたまごと乾燥わかさぎをふやかしてあげました。(配合はたべてくれないので)

そして、おーちゃんもとうとう抱卵を確認><。

きーちゃんはあーちゃんの徘徊につられて部屋に入ってきますが、触診では抱卵は確認できず、
まだごはんもぱくぱく食べています。

産卵床は這い上がった跡はあるのですが、ほとんど眼中にない雰囲気です。
もうすこし上り下りしやすい環境で作成を見直ししないとです。

おなかをあたためたほうがいいのかな、、と、ぬるいめの水をたらいに入れてあげたりしますが
あまり水温が高いのはいやみたいです。(26~30度の間)
26℃くらいなら大丈夫かな・・・?温度差にびっくりいない程度に。


あーちゃんはもう病院に連れて行ったほうがいいかもです。みんなうまく安産卵してくれますよう。

~おまけ~





「おたる水族館」に嫁入りした「もみじちゃん」(クサガメ女子)の置き土産。



ひとつカビが発生したのでよけました、が、ほかのタマゴも発生は止まっているような。
(ずっと22℃室温保管、土の上というのもよくない環境)

そしてこのあと10日~2週間後、ひとつをのぞきカビを確認。
今はひとつだけこの発砲スチロール保管で、ほかのタマゴと周囲の土はタッパー保管にしています。

温度も低すぎる(最近は24度くらい)のですが、仮にうまく孵るとしたら4月5日産卵で6月半ばくらいかな、と
思っています。

1~2日おきに換気しますが、振動も心配なので放置の方向で。。

大事にしてあげてなくてごめん。

。。。繁殖させる気はないですが、(そしておそらくしてくれない)孵化させるどきどきを
味わいたい、という気持ちは今わかる気はしております。。


なかなかみんなが万全、とは行きませんが、ちゃんとケアする(通院含む)タイミングは逃さないように
しないと、と思います。


↓↓ おつきあいいただき、ありがとうございます
にほんブログ村
↑↑ 次は川のレポート・・・?かどうか。活動日が未定なので^^;次も保育園かな?
みんな みなさまが どうか無事 夏を過ごせますよう