かめさんの輪(かめりん)♪

カメ好きです。活動している方をお手伝いしたり、学んだ情報を共有しています。どのカメさんもしあわせにと願っています。

♪2022年 イベント告知♪(カメさんの生体は、ぜひ国内ブリード個体、または里親募集サイトで計画的に・・・☆)

○国内ブリード個体・グッズ(爬虫類メイン)販売イベント 眺めるだけでも楽しい♪ 
○ぶりくら市
○2023年11月5日(日)場所/神戸サンボーホール1F,2F ※2023年はとんぶり市が先です
○とんぶり市 
2022年10月1日(日)場所/ 東京都立産業貿易センター浜松町館 4F5F
【終了しました】◎カメ DE Show!in NAGOYA (KDS名古屋)
日時 2022年3月19日(土) 10:00〜16:00
場所 名古屋市千種区吹上2-6-3 吹上ホール    
第2ファッション展示場
交通 名古屋駅より地下鉄桜通線 吹上駅下車

【終了しました】○第9回 淡水ガメ情報交換会 飼育者さんも楽しく学べる♪
2023年3月(土)(日)※ 調整中





◎カメグッズオンリーのイベント/カメ DE  Show!2020(本家KDS)
2020年11月29日(日) 浅草橋東商卸センター【中止】

『ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)はふつうに飼育、譲渡できます。』

~ご家庭や職場、学校などでミドリガメを飼育されていらっしゃる方へ~
2013年9月、環境省がミドリガメの「特定外来生物」指定を段階的に「検討」する・と発表しました。
「これまでどおりミドリガメが飼えなくなる」と誤解された方もいらしたようですが、

○「指定ではなく法改正の予定で、2023年6月に閣議決定されました」

○「今までどおり飼育できます」
(捨てたりせず、飼育ができなくなれば次の飼い主さんをさがす。)

○「飼育を続けること、譲渡に届出などは不要です」
「販売は禁止されます」
ニュースだけを見て、どうしていいのか不安に思われている飼い主さんも多いと思いますが、
かめはとても頭のよい生き物です。捨てられた悲しみを味わわせるのは、あまりにつらいことです。

飼育を始める前に数十年お世話ができるのか、よく相談 考えて お迎えしたら生涯大切に飼育してあげてください。よろしくお願いします。


2014年1月12日 「クサガメ・のんちゃん♪と暮らす。」 ~管理人ぽちこ
追記・編集:2023.2.1
https://www.youtube.com/watch?v=jSL4ju7Ab18
https://www.youtube.com/watch?v=OT7CdGIpbUA&list=PL9Gx55DGS7x7WRm1bYEINRfnrhRaVlRnn&index=16
↑環境省さん企画のWowキツネザルさんの動画です。法改正についてお話されています。

H.30年度 伊丹市生物多様性交流フェスティバル と、おまけの8月のみどりーズ。

2018-08-25 19:03:40 | H.26.生き物マイスター講座
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ちゃんとがんばっていきてるよー。   by T川・クサガメ女子

いつもご訪問、ぽちっと応援していただき、ありがとうございます本業がバタバタで、なかなか更新できませんが

マイペースでおつきあいのほど。。


お盆がおわって8月19日に、伊丹市昆陽池(こやいけ)で第二回生物多様性交流フェスティバルがると案内をいただいていたので

ちょっとだけお仕事を抜けてお邪魔してきました。

ざっくりですが、市の職員さんにアップを許可いただきましたのでレポートさせていただきます。




当日は午前、午後の部と 口頭発表、ポスター発表があり、

(雑な画像で失礼しております^^;)←ただいま絶賛夏バテ中。





昆虫館には無料で入れます。






団体さま、企業さま、学生さま、、



毎度お世話になっております、「マイスター講座」卒業生のポスター発表も。











たくさん調査のポスター発表が。どれも興味深かったです。(時間がなくって 見るのをささっとはしょってしまいましたが、、)



伊丹市みどり自然課の職員様の取り組みのポスター発表も。アカミミ女子がかわいく撮れていますね^^。

こちらの取り組みは、実は見学をさせていただいたので、そのようすのレポートはまた後日。。









ひとつの中学校、3つの高校の部活動の部員さんと顧問の先生がいらしててい、コーディネーターは神戸大学の名誉教授で

伊丹市昆虫館運営協議会 会長の 武田 義明氏 で、ほかにもゲストの方や拝聴者がいろいろ質問などされていました。

なるほど、、と思う発表、質問にもなるほど、、で、これからいろいろと調べたことを共有していただきたいな、と思いました。





午前の部と午後の部の間には2時間あり、お昼休憩(別の場所で飲食可能)も、展示や昆虫館の中も自由に見学、ショッピングできます。

、、セミの種類別の画像の下敷きと、カエル、おたまじゃくし、タマゴの種類の見分け方の下敷きがほしかったのですが

小銭しか持ち合わせていなかったので、100円の昆虫館デザインワッペン(安い!かわいい)だけいただいて、、、





秋の七草で、固有種(マイスター講座受講生と卒業生がせっせと育てていらっしゃるものは、市役所の前のスペースでも観察できます)の

「キキョウ」と「フジバカマ」の苗の無料引換券を入場時にいただいたので、せっかくなのでいただいて帰りました。

(今回の苗は、伊丹市の育てているものとは別に育てていただいたものだそうです。)

苗の画像はいずれご紹介できれば、、と思っています。今はあつすぎるので、窓辺に置いています。いっぺん室内に入ってきたカメに

蹴り倒されていましたが、、、^^;カメは悪くないんです、そんな場所に置いた私が悪いんです。はい。



昨年は行けなかったのですが、また午前の部だけでもこうして訪れてみたいです。毎年お盆過ぎの週末です(*^_^*)。ぜひぜひ。

みのじさんの昆虫グッズも販売されていますよー。


素敵な企画と発表をありがとうございます。


おまけの8月のみどりーズ
みどりーズ単独で記事を書くのにもパワーがいるので、ここにだきあわせ?で、、



朝夕は オーニングを解除して、風通しをよくしたり、朝日は浴びたいかな、とか、曇りがちだったり 最高気温が34度まで(高い?)の日だと

すだれを水場にかかるように置いたりして調整しているベランダみどり保育園。



お盆の活動時に、川でたんまりいただいてきたオオカナダモを、どっさり投入。(水草培養用のたらいに入りきらなかったぶん)



きみたちー、たんまりたべるがよいよー。



こうなる。

まずは、だいたい「ざざーー」っと女子側の自由へのかけはしを降りてくるのはこの あーちゃんまるちゃんの2カメ。




ん?



つづいて、なんとなくあんまり考えず飛び出てくる?ふうの びびりのらんちゃん。






あんまり見てはいけません。パニックになったり、もどっちゃったりするので。



↑こう。





ほかのみんなは見学。  、、呼んでくれたら、でよっかな。の、きーちゃん(手前)と しーちゃん女子。



あっち、あっちーー。と言ってみているところ。うちで培養中のカワニナ(たぶん)を投入したところ。(みんな大好物)











   そしてこうなる。



↑あんまり水草には興味のない?けど、室内の水草用のどろどろのたらい(入ってほしくない、、)には飛び込みたがる クサガメのんちゃん女子。

(おてんばぶりには手がつけられぬ。。)ホーランしているので、普段は登らないような場所にのぼってみたり、入らないような場所に

飛び込んだりと暴れっぷりがまたよりいっそう感があります。無事産んで。。



水草が投入されれば食べる はんちゃん男子。




だいたい保母がトロ舟をのぞくと、こんなかんじか、「ヨウスコウワニ」のようにななめにつったってることが多い

男子の くりたろう(上側)とごろちゃん。←だいたいくりたろうが先によって来るので、これはめずらしいパターン。


くりはほんとうに頭がよくって、ほどよく「教育的指導」をごろちゃんにして、ほかのカメさんとよりも、ごろちゃんと実にうまくケガなく

ごはんを奪い合いしすぎず(保母の調整もありますが、)同居してくれています。




くろちゃんは、最近干さずに陸場の下に潜り込んでいることが多いので画像なしです。のどがはれて、食欲があまりなくってちょっと体重は

減ってしまっていますが、今朝はカンシャは数匹完食、おとついもひさしぶりに配合飼料を数粒たべてくれていました。




みどり保育園初・ニホンイシガメのカメトちゃん女子。ただいまおあずかり中で、野性味あふれる警戒心の強い子です。

WCちゃんだと思います。イシガメの身体能力の高さに驚かされていますが、同時にWC(ワイルドコート)の子は飼育には向かない、、と感じています。

(もちろんそうでない子もいますが、やっぱり野生の子はお外で、故郷で棲んでほしいな、と思うのです。)

どんどん豪雨などの対策で、護岸工事が強固になされたりと棲める川がなくなってきている昨今ですが、、、。




イベントなどで販売されている子はほとんどがワイルドさんで、脱走されたりせっかく高額で購入しても飼いきれないとか、なつかず扱いに

困るような人もいるのか、、と思わせるカメトちゃんのようすです。

自干ししてくれないので、強制的に室内干ししてもらっているところです。

ヒトの所有欲などで購入せず、ちゃんと生きとし生けるものの立場をひとつの生命として想像し、愛をもって接して行きたいですね。



あとお盆に行きましたカメ活川レポート、二日分もできればアップしたいので、のんびりかめさんでお待ちくださいませ。。<(_ _)>


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もう 夏は おなかいっぱいでございます。


○告知『2018年度 伊丹市・伊丹生き物マイスター講座受講生募集』と、おまけのチラっとみどりーズ。

2018-08-06 11:44:14 | H.26.生き物マイスター講座
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いよいよ暑さのピークですね。みなさまかめさまいかがお過ごしでしょうか?

どうぞご無理なさらずお過ごしくださいね。台風が来ておりますが、無事をお祈りしています。




今回は、日ごろお世話になっています、わが地元の伊丹市の取り組みである講座受講生募集の告知です。(了承済みです)




(PDF的なものでないのは毎度のとこですが、、見にくかったらすみません<(_ _)>下のリンク先のHPでもご確認いただけます)



『伊丹生き物マイスター講座』  ←HPにリンクしています。

・・・8/13追記:貼り付けてませんでした。。^^;。大変失礼いたしました。

(以下、HPより引用)

○2018年度受講生を募集します


講義やフィールドワークを通じて、生物多様性保全を基本とした自然環境づくりについて学んでみませんか?

この講座では、本市の希少な動植物や増え続ける侵略的な生物の実態、「猪名の笹原」再生に向けた取り組みなど、伊丹市の生物多様性について、講座とフィールドワークをとおして学びます。

全10講座中7回以上受講された方を「伊丹生きものマイスター」修了生と認定します。


日時

平成30年8月18日(土曜日)から平成31年3月16日(土曜日)までの土曜日・日曜日・祝日のうち、10日間。時間は各日半日程度を予定。

場所

昆陽池公園、瑞ケ池公園、伊丹スカイパーク等



(※日程、講座内容などの詳細はHPにて)(引用以上~)


第一回の8月18日は「公開講座」ですので、どなたでも拝聴が可能です。


              



今回は定員割れしているそうなので(もうこれで第4回目くらいの講座で、ほとんど希望者は受講してしまったのでしょうか、、)

受講できるチャンスですよー。

講師も毎回素敵な方ばかりで、いろんな受講生との方とのやりとりもとっても楽しいですよ。


地域で活動する方を育成する目的で開催されているそうです。卒業、終了したら「スキルアップ講座」という

野外の活動などに参加でき、講座で自分のしたい分野にわかれての市の職員さんとの活動になります。

(だいたい月いちで、自分の参加できる時でOK)

ちなみに私は隠れ部員?で、スキルアップ講座の「水棲生物」に参加させていただいております。


カメさんの活動とはすこしちがう内容なのですが、カメ以外の生態のお勉強をさせていただいています。

川で生き物を見つけた時に、っその生体が在来、外来、なんていう種類の生物かなどは知っておいたほうがいいですしね。

(あまりにもの知らずな私。。)





ふるってご参加、お申込みくださいませ~^^。



~おまけのみどりーズ~女子たち

6月のお蔵入りしていたものです。みんな8月に入ってスイッチがぎゅーーん、と入ったようで、おかげさまでますます元気にしております。




、、、こわいくらい、底なしの食欲魔人(カメ)、、

↑うえから まるちゃん(ホーラン中で、ちょっと中休み?)きーちゃん。





8月はレイアウト変更しているのですが、なかなかアップできずですみません。しっかり水替えさせていただいております。

↑ 上から らんちゃん、あーちゃん、まるちゃん



オオカナダモの増殖がおいつかず、いまはあげれていません。



もっしゃもっしゃ。   ↑左 あーちゃん 右 しーちゃん


甲羅の脱皮もそろそろ終わってる子、ほしほししてきれいにむける前の子、というかんじです。

今年はそう成長せずで、脱皮していない子もいます。

ちょっと産卵は落ち着いたようすです。(といっても、産卵してそうな子は 3カメほどなんですが、、)ダークホース、いやカメ、

まるちゃん(いちばんおちびの女子←といっても、さいしょはいま一番でっかいしーちゃんとほぼ同サイズでした)が8月に水中ポロリしたのには

驚きました。。(たまたまトロ舟を隔離していたら、朝お水がニゴニゴになっていたので触診して発覚)

7月に食欲が落ちたこと、やたらに室内に飛び込んではタニシのたらいでたべ放題していたことも合点がゆきます。。

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2018.5月 伊丹生きものマイスター・スキルアップ講座 ~身近な生きもの調査 第4回水生生物調査~あみでヤゴ、ハゼなど観察。

2018-05-08 13:47:48 | H.26.生き物マイスター講座
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天候に恵まれたGWも済んで、昨日は大雨の関西でしたが、みなさまかめさまいかがおすごしでしょうか?

きょうから沖縄は梅雨入りしたそうですね。



今朝、どうしても参加したくて午前中地元の市のみどり自然課さまの取り組みである市民参加型「生き物講座」←在籍しているのにユーレイさんなワタシ。。

に強行参加してきましたので、さらっとレポートさせていただきます。




生き物マイスター講座でお世話になったのはH26~27までだったんですね、、もうH30年ですし、3年も経過していたんですね。

今となっては参加できない日程のプログラムとなってしまったので、あの時にお世話になれて感謝なのです。今も毎年実施されていらっしゃるのでしょうか。




朝9:30集合。初めての参加で、長靴を履いているものの、胴長は着ると浮いちゃうかな?と思っていたのですが。。



ぜんぜん大丈夫!みなさん自前の装備や貸し出し胴長(スバラシイ。。!)で川に入ります。前日の雨で増水気味で、足をとられそうなほど流れが速くて驚きました。



毎回参加の方がほとんどだそうで、生き物にもとっても詳しくて、やさしく教えてくださいました。
 ↑わたしはカメさん以外はチンプンカンプン

。。つくづく、しみじみと小さなころから生き物には接していないとダメだな と感じます。。(教わっても覚えられないし、知識が広がらない)




↑ あみですくって捕獲した生き物たち。(みなさんが)


。。私は実は、マイスター講座を受講してからこっち、ずっと川を見てはゴミを拾いたくってしょうがなかった(笑)ので、悲願(?)のゴミ拾いをせっせ♪と。
(画像を撮ればよかったかも)残念ながら、川はゴミだらけ!です。


↓ 実はシルバー人材さんが芝刈り作業する日とかぶっていたそうです。バリバリ轟音が。居たとしてもカメさんも逃げちゃったかな。

生き物はベテランで見つけるのがじょうずな先輩方におまかせ  ←なにしにいったんだ

いいかんじの中州もありますが、なにせ流れのよどんだ場所が(日によるのかも)あまりないのと、ここは3面コンクリート張りなのでカメさんは普段でもあまりいないでしょうか。。

↑すぐとなりにため池があるので、そこにはたくさんいます(アカミミ、クサガメや遺棄個体)あと「カメを見つけよう」企画の際にはここでもカメさんを目撃していました(立派なアカミミ女子さんでしたが。。←いつもお気に入りの場所に)。






30分ほどでしたでしょうか。あっといいう間に終了。

一応カメのいそうな場所もさぐったりしてみましたが、芝刈り機の音もすごいし10人もおなじ場所に入っていましたし、するっと逃げたことでしょう。

もしおちびさんが茂みにこっそり隠れていたら見つけられたかも?
 


伊丹市昆虫館の職員さんが、種類をひとつひとつ教えてくださったり、そのヤゴがいつとんぼになりそうか、など説明してくださったり。

外来のエビも混ざっている、とのことでした。ペットとかエサ用に購入したものが流されて定着、繁殖しているのでしょうか。
↑うっかり筆記用具を忘れてしまい、何もメモれず^^;。



ハゼの仲間に。。





多種のヤゴ。メダカさんも。在来だそうです。

このヤゴたちは、数種類いるとのことでしたが、だいたい2~3年くらいで成虫になる種類とのことでした。

もうすこし山側に行くといる、オニヤンマなどは7年!もかけて成虫(トンボ)になるそうです。そんなことも知らないでいました。。




ヤゴのしっぽがこんなエビのようになっているのは知りませんでした、と話すと職員さんが「このしっぽのようなところがエラになっている」とのこと。

けれどこのエラが(食べられたのか?)こうしてなくなっていても、案外生き延びるので不思議、とのことでした。

生き物にまつわる話って、えんえん聴けそうですよね。




抱卵しているメダカ。この子たちはひれの形から、どちらもメスかな?とのことでした。

こないだとついでうちにはもうメダカがいなくなったので、ついちょっと連れて帰りたくなりました。

(お世話の手間とスペースの関係上、もう飼育予定はないです)外来種のカダヤシの場合は、タマゴではなく子供を直接産む、というからなんだか驚きです。←以前に聞いたのにまたすっかり忘れていました

赤い子はアメリカザリガニです。





そして、今回はあらたに水質調査も。みどり自然課の担当者さんがキットを使って調査されています。




5項目ほどあって、いろを選定して目安でチェックされていました。

とくにカギになるのは、このCODという数値だそうです。



雨のあとということもあってか、まずまずいい水質、ということでした。

となりの池の水質が気になります。ぜひ次回はお願いします・・・!

とっても楽しく参加させていただきました。みなさまありがとうございました。

生き物のみんなもありがとう。げんきでね。

(という、とってもぜいたくないたれりつくせり待遇の楽しい講座なのでした<(_ _)>。)



さて、終了後、お土産をもって帰りました。←ちゃっかりタッパー持参



きみたちーーごはんですよーーー。   ↑すでに今朝ごはんをもらってハラパンのミドリガメたち。




あげているようすは割愛させていただきますが、みんなバリバリ美味しそうに食べてくれました^^。さすがのくろちゃん(上)も、手からザリガニ状態でした。←いつもなら手からは断固拒否

くろちゃんののどにザリがひっかかっていたくないかな?と心配でしたが。。

くろちゃんは、毎朝とことこ歩いてトロ舟からたらいに移動→夕方にはトロ舟で寝る生活を送っていたのですが、おとついからほかのトロ舟にも出入りするようになりました。男子はみんな自由に行き来できるようにしているので

ケガ、ケンカなく楽しんでくれているといいのですが。。

5/10追記:↑気が済んだのか、ちょっと寒くなったからか、ここ2日ほどは朝晩はいつものはしっこのトロ舟にいるようです。けど最近そこにははんちゃんも、、。からっぽのトロ舟がひとつ、、、^^;;。

はんちゃんは求愛するのでややうっとうしがられていて、それがケンカ→ケガにならなければいいのですが。

そういえば、くろちゃんは求愛もケンカも一切しないのですが、女子のスペースがどこにあるのかは知っていて、室内に放つと

女子のほうへ歩いていったりしてかわいいです。(会わせてあげられないので ちょっとせつなくなりますが、、)






ウシガエルは特定外来なので、職員さんが処分するとのことでした。


次回は先日行った川レポートか、みどりーズのようすを。川では、ほぼ事件(!)の衝撃の出来事が。。←川にとってはいい意味で。

個人的にはとっても感動というか。。懸念の出口への糸口が見えた気がしました。


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第15回・伊丹生き物マイスター講座~最終回・カメ、と、「カメをみつけよう!」。

2015-04-26 23:27:24 | H.26.生き物マイスター講座
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・・・すっかりネタがたまりまくり~で、記憶のカナタにいってしまってる内容をほりおこし~つつ^^;。
(スミマセン・・・)よかったら、どうぞおつきあいくださいね。
すみません、カメ好きにはツライ書き方も含まれています。
そしてうまく説明できていないと思うので言葉の選び方や、表現がまずかったらすみません。

最終回、第14回にひきつづき、太田英利先生に教えていただきました。今回は座学です。
カメちゃんの回、とお聞きしていたのですが、先生の専門は両爬虫類ということで、カメというよりも
先生の長年たずさわってこられた調査・研究にかかわる日本の南の生物に関する内容がほとんどでした。
(スミマセン、そのあたりは割愛させていただきます。。)

(※生物に関する画像は、いろいろな方やHPなどからお借りしているそうです。)
そして、今回の画像はケータイや借り物カメラ画像で、見えにくくてたいへん失礼いたします。。
マイスター講座最終回と、その一週間後に説明会があった「カメしらべ」の内容がほとんど同じでしたので
いっしょの記事でご紹介させていただきます。



とっても見えにくいですが・・・

どの画像も、いわゆる「ミドリガメ」、「ミシシッピアカミミガメ(北米産)」ですね。

1960年代から、輸入が始まり、当時はお菓子を買ってあたりがでたら、ミドリガメがもらえる!という企画まで。

そしてその当時は、甲長3cmほどのミドリガメは「おおきくならない」と言われて買った(飼育した)人がほとんど。

しかし甲長10cmほどにもなると、次第にかみついたりして気の荒い子もでてきて、おおきくなって
世話も面倒・・・。
そんな中、「ミドリガメ・サルモネラ菌報道」が・・・。

この記事は、センセーショナルに新聞が書きたてたので、あっという間に世間に
「ミドリガメはサルモネラ菌を持っているので捨てなくては」となり・・・。
とても悲しいことに、日本全国にいっせいにミドリガメが遺棄されたのです。
それまでは、池や川には「あ、ミドリガメがいる」というほど、たま~に
みかける珍しいカメ、といったかんじだったそうなのですが、一斉にある程度大きくなった
個体が同時期に放たれると・・・

そこで、繁殖行動が起こり。
ワニなどの捕食される天敵のいない日本で、あっという間に増殖し。今に至ります。

・・・ミドリガメに限らず、もともとサルモネラ菌というのはどこにでもいる菌ですが
たまたま、おそらくあまり水かえをしていない飼育者さんが、たまたま台所で
水かえをし、そして食中毒に・・・という経緯でしょう、ということでした。

(台所で水かえをしない、そしてカメをさわったらせっけんで手をあらう、を実行すればOKだそう)

この話で、捨てられたカメを想うと、いつも本当にやるせない、しめつけられるような気持ちに
なります。過去は取り戻せない。そして悲しい出来事ですね。カメちゃん、本当にごめんなさい。



じゃあ、このミドリガメ、環境省の方針、日本国内、はたまた世界中で「生物多様性」を脅かす存在として
認識され、一部では防除がすすめられていますが・・・
「なぜ、ミドリガメが日本の自然の中で暮らしちゃいけないの?」
「いろんな生物がいたほうが、楽しいじゃない」

ここで問題なのは、「生物多様性」という概念なのです。
「外来種」とか「移入種」という言葉が使われますが、「移入種」というのは
その生き物が自ら入ってきた、という時に使うそうなので、ここでは「外来種」で
統一させていただきますね。

本来生き物は、その地域やその場所で、それぞれ・・・


なので、



ちょっとここと関連づけて書くのが難しいのですが・・・
ミドリガメの場合は、野外では「侵略的な外来種」というところが問題で


たとえば、佐賀城のお堀。ハスで有名なのだそうですが、気づけばアカミミガメが食べつくしてしまい、ハスは
絶滅寸前まで追い込まれてしまったそう。
そして画像にあるわなカゴなどでの防除の上で、すこしだけお堀の水底や、同じ地域の水辺に
残っていた種でハスを増やした結果、今はまた画像のように茂っているのだとか。

ミドリガメでなくてもハスは食べるのですが、特にミドリガメはほかのクサガメ(今は
江戸時代あたりからの外来説が有力だそう)やニホンイシガメ(日本固有種)よりも
草食傾向が強く、食べる量も育つスピードも段違いなこと、繁殖率が高いことで
あっという間にそこにある生態系を食いつくし、ほかの昆虫なども棲めない環境に
なってしまう、とのことでした。

同じように・・・


「鯉が住んでいます。川をきれいにしましょう。」

これは、市内のとある場所の看板なのですが、実は鯉というのは「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選定されているほど、そこにある草や藻などを食べつくし、ほかの生態系の一切棲めない
場所にしてしまう生き物なのだとおっしゃっていました。

↓見えにくすぎですね。鯉です。

日本各地で、鯉を放流して、「自然保護」だ、というような地域が存在するけれど
これはたいへんなことで、某市でもやめていただくのに理解していただくのが本当に
たいへんだった、とのことでした。

このように、生物多様性が失われ、単一の生物しか棲めないような場所が広がってゆくと、いずれは
その単一の生き物も死滅してしまう→「生き物のいない世界」になってしまう、かもしれない。。

ということで、ミドリガメの問題は放置していると、生き物の絶滅→人間も生物も住めなくなる
食べ物がなくなり、生きていけなくなる  。。かもしれません。

人がしてしまったことを、人の手でなんとかしなくては、ということで防除などの活動はなされているのです。

(だいすきなカメさんの命も、どの命も尊厳をもって接していたいと思い、願っています。)

で、これです。

この説明会に、同じ内容が説明され。。





上の2枚がイシガメ、下の2枚がクサガメ。


そして、今国内で問題になりつつある。。。

上から、イシガメ、クサガメ。
そしてクサガメとイシガメの雑種。交雑個体。(鈴木大さん撮影)

ふつうは交雑個体は一世代でおわり、繁殖能力はないものがほとんどだそうですが
このイシガメとクサガメの交雑個体(イシクサ・とか、ウンキュウとか呼ばれます)は
繁殖能力があり、数が減って出逢いの機会が少なくなっているイシガメとクサガメが
交雑する・・・


*******

(つぶやきです・・)
だいすきなカメちゃんの世界はもう、自然破壊と人による乱獲、遺棄でとんでもないことに・・・。
そうこう言ってる先でまた先日、いつもおじゃましている川も護岸してまるでただのドブ川と
化してしまった場所、
整備?して、400mも川の底をならして、危険で生き物の近づけない場所・・・。
なにこれ?なにが起こっているのでしょう。また「あきらめる」しかないのしょうか?
人は、あまりにも勝手で、貪欲で。愚かで。
土木のお金が余ってるから川に使ったのかしら。今後もこんなことが、あちこちで起こったら・・・?
(地元も河川で大規模工事をしていました。。。)
お金なんてなかったら、あの川は今も平和で、かめが生き埋めになることもなかったのかしら。
あれで「きれいになったね」って・・・。今まで川が汚かったの?

んも~、どこまで何から何までガマンすればいいの~。とりあえず、選挙には行きました

・・・ふむ、なんとなくヒントが・・・

マイスター講座でお世話になった「みどり課」、今年度から・・・
生物多様性などの担当は「みどり自然課」に。

カメをみつけよう! 」←リンク クリック☆
(伊丹市の企画です)

↑このHPに、カメの見分け方・調査票の書き方(PDF表示)、調査票(PDF・ワード)のリンクが
あります。


今年の春は、本当によく雨がふりましたね。


年をかさねるごとに、四季折々のかけらが ふっと胸にしみこむようになってきました。

スローライフ、になってゆくと、いろんな発見があり、ふっとほほえむような瞬間が
増えたかもな、って思います。
まだいろいろとお勉強に関しては、がむしゃら期間ですが~(笑)。
仕事はボランティアを始めて、すこ~し減らしました。カメやメダカなどのお世話をし、彼らと
見つめあっている時間は本当に時の流れがゆがんでいくかのような錯覚を起こします。
カメやメダカたちの流れにリンクしていくかのような。。。


「時間の概念なんて、うちらはカンケイないもんね。」

かわいいね、ありがとう。だいすきやで。。




おてんとうさまの、いうとおり~。
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↑↑・・・うまくまとめられなくってすみません。
何をどうしたらいいのか、ちゃんと議論してみたいです。

今年度は、今までしてきたボランティアを辞めて、自分のしたいことがわかってきたので
カメさんメインの活動にシフトしてゆくつもりです。またここではご報告していければ、と思います^^。

カメさんの活動には首をつっこんでいきます。でも、わが家のみどり保育園の園児を
どう幸せにできるのか、昨年やってみても、考えてみてもわからない・・・ので、今年もあの子たちの
食欲が安定したら、また試行錯誤しつつ活動をはじめたいと思います。

ただいま一番ちびのくり太郎だけは、なんだか心配だったので加温飼育に切り替え、
冬眠あけ後の体重増加もどの個体も確認できたので、ちょっとひと安心しています。
(秋にいただいてきた子が、うちでの餌付ができていなくってそれが一番心配の種だったので。。)

またメンバーのご紹介もさせていただきますね^^。最近はみんなおひさまの下で
うれしそうに重なり合ってほしほし~しております。
文字ばっかりの記事におつきあいいただき、ありがとうございます。

第14回伊丹生き物マイスター講座・昆陽池のカメ観察~

2015-04-10 23:24:05 | H.26.生き物マイスター講座
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ごぶさたしております~。先日、14回は昆陽池でのフィールド観察の回
そして最終回15回もカメについて、太田英利先生に教えていただきました。
先生は、両生類爬虫類の専門の方ですので、カメのお話と連動して分布などの
説明は両爬混ぜての説明となりました。
翌週の、伊丹市の「カメさがし」での説明も、マイスター講座と重複していたので
15回と「カメさがし」の内容は一緒の記事にさせていただきますね^^。
では、14回の観察の日の記事(といっても、ほとんど説明するような内容でもないような?)
どうぞ~~^。


連日春でも、かなり暖かい日が続いていたので・・・


きもちよさそう~に干すミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ・北アメリカ出身)たち。
皮がめくれるかのように、ほとんどの子たちが甲羅が脱皮し、ぺろぺろとめくれて風に吹かれて揺れています。
見ているこちらも気持ちよくなりそうに、ぴぴぃ~~ん・と足を思いっきり伸ばして干していますね^^。

この日の観察時間は、午前10時半~11時ごろ。
ここ、昆陽池の貯水池は、コンクリートで周囲を囲まれていて基本カメは出入りできないような場所だそうなので、全部が飼育放棄の遺棄個体のような場所です。
土場はあるのですが、子亀はすぐに食べられてしまうようで、大きな個体ばかりがいます。
貯水池なので、水質保護のため えさやりは固く禁じられています。
(読者さまにはいないと思いますが、、飼育しているカメは、ぜったいに捨てないでくださいね。どうかお願いいたします。)

ここに見る限りでは、ほかにはいないオスのアカミミガメがいました。
どの子かわかりますか・・・?

真ん中の、すこしお顔がくろっぽくって、よく見ると前肢の爪が長い子です。
(この画像では、爪は見えないですね)
オスのアカミミガメは、「黒化(こっか)」をすることがあり、アカミミガメの特徴である
「アカミミ」の模様部分はなくなってしまう子もいます。
あとの2匹(個人的には、かめちゃんに「匹」を使うのには抵抗があるワタクシ・・・)は
女の子です。

もうすこし暖かくなってくれば、もっと増えるのですが、この日は25~30匹はいたでしょうか。
昨年は75匹目視で確認しました。クサガメも昨年は4匹観察できましたが、もうすこし暖かくなったら
見つけられるかもです。ここでの生存競争はとてもはげしく、鳥>鯉>アカミミガメ>クサガメ
といったかんじなので、ごはんにありつけず越冬できない子たちが今までたくさんいます。
むしろ昨年見たクサガメは、今ま見た事のない子たちばかりでした。

では、説明はまた次の記事で~^^。

~おまけ~☆


毎度お世話になっております、前回川で水没させてしまったデジカメです。


いまだ多機能をさっぱりつかいこなせず、「バカチョンカメラ」と同等な使用法です^^;。

水没後、おかげさまで一週間乾かしたりして使用できるようになりました。
今回の画像はケータイ画像をSDカードに転送、PCにアップしたものです。
さらに次回の記事には、画素数が10倍低いケータイからの画像なので、みにくいですが
すみません。。。

~おまけ・その2~☆


梅田の地下道にて。きれいだな~造花だよね、と近寄ってみると、ぜ~んぶホンモノ!!
これには驚き、そして美しさに感動、癒されました

こんなふうにず~っと植え込みとお花が続いています。

けれど、ここで自然に元気でいられるハズもないので、人の努力とここにくるまでは
明るい場所で幸せだったのかな・とすこしさびしくもありました。ありがとう。。



おなじ地下道。

いっつもこの水辺をみて、「ここでミドリガメ飼えないかな。。。」って連想してしまいます~。
お日様があたって、クーラーとかかけてなかったらいいんですけど。ちょうどスロープみたいになっていて、
気持ちよさそう~に泳げそう・・・。

昆陽池の貯水池は、ほかに出てゆける環境にないので、「今すぐここのミドリガメを駆除しよう」というような
ことにはならないでしょう、とのことでした。
(だいたい、食べるものもないですし、どうやってあんなに大量に越冬できているのか。。。
どのような理由であれ、野外でがんばって生きている子たちには尊敬・敬愛の念を
抱かずにはいられませんね。)



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してしまわないような日本にしていただける政党を応援しま~す^^。

農(業)と人と自然の摂理などのお勉強をしてきますね~。ではまた
みどり保育園の園児、最近は干さなくなってしまいましたが、お天気がよくって
暖かいとそれぞれ干しております~。
女子チームのあ~ちゃん、お~ちゃん、ときどきちゃこやんは、保母(私)の顔を見ると
寄ってくるように・・・嬉・・・!一度起きると、この寒いのに
ごはんもたべています。
ちびチームは、最年少のくり太郎が元気いっぱい、警戒心うすうす~で、ほかの子はまだ
警戒心ばりばり~で、ねんね~中だったりです
また馬車馬のようなお世話の日々がはじまるかと思うと、のん子だけ飼育していた日々と違って
「はやくあたたかくならないかな・・・」とも言えない、身のひきしまる思い(?)です~。

続々・第11回伊丹生き物マイスター講座~昆虫館の見学~<完結編>

2015-03-08 01:50:46 | H.26.生き物マイスター講座
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お知らせ

告知~『カメの翼』in 神戸元町映画館 2015・3/28~4/3



田中幸夫監督作品ドキュメンタリー映画「カメの翼」が元町映画館で上映されます。2015年3月28日(土)~4月3日(金)、12:10からです。
舞台の中心は神戸市須磨区。そこで長年にわたり地元の環境保全に取り組んできた「須磨ふるさと生きものサポータ」の山本勝也さんと会員の皆さん、活動に賛同・協力する周辺のみなさんの姿が、須磨の自然と共に描かれています。山本さんをはじめとする皆さんの「地元須磨に対する愛」に支えられた地道な活動には素晴らしいものがあります。そしてそれを見つめる須磨在住の田中監督の眼差しにも心打たれます。
実は「カメの翼」は2013年にも上映されたのですが、さらに撮影して編集されました。地元の環境を考えるために、須磨から飛び出してアリゾナ・カリフォルニアでのロケも敢行されました。カメ関係者がリスペクトするカメの世界的権威 J.ロビッチ博士も登場します。

とくに初日の上映後には、クサガメの在り方について模索、保護活動もされていらっしゃいます山本勝也さんの
ご挨拶も拝聴できる、とのことですので、28日をオススメいたします。
(須磨の生き物について、いろいろな活動をされています)

~お近くの方、春に神戸方面に訪問予定の方、ぜひどうぞ

           

・・・長らく留守にしておりました。日々ご訪問いただき、応援のぽちまでいただき、
本当にありがとうございます。うれしいです。
今後の活動に必要な資格のテスト勉強と受験に時間をいただいていました。
またその内容にも、(受かれば^^;)ちらっとこちらのブログで触れたいと思います。
(とりあえず、大丈夫とは思うのですが・・・)結果は4月ごろの予定だそうです。
みなさま、花粉症や三寒四温で体調を崩しやすい時季ですが、ご自愛くささいね~。
では、よかったら続きをおつきあいくださいませ^^。

昆虫館の展示とその裏側のご紹介を。ごんごん虫さんが出てきます。

引率の奥山館長に連れられて・・・


展示のための飼育部屋へ。これ、だぁ~れだ?


答え:カイコちゃん。

カイコは人間の作った昆虫で、まゆからできる糸をつむいで衣料品などになるんですね。
羽はついていますが、とべません。



チョウの展示前。採卵し、ここで管理、育てて展示室へデビューするんですね。


・・・そういえば、スマスイさんにも海水のでる水道があったような・・・。




湿度・温度などの管理もされてるんですね。少人数でせわしなく作業していらっしゃいました。


展示をうらから見たところ。


この子、だぁ~れだ?

表側からみたところ。


こたえ;ハンミョウ。う~ん、昔は見かけるような虫さんだったのかな・・・?

次は標本室。


標本を作る土台に使う木が、棚にサイズ別にたくさんならんでいます。





東日本大震災で浸水してしまったような標本も。修復してたくさん保管されているそうです。




色がくすんできたり、形が崩れたりしてくると、また新しく作ったりする必要があるそうです。


              

そして表の展示を自由に見て回りました。

生物多様性コーナー。

はっぱの上のお水をてちてち なめていました。かわいい~~。この子、だぁれ?


ニホンヤモリ。ヤモリちゃんも、うちではベランダで2~3年前に一度だけ見たっきりだなぁ・・・。





ちょうどごはんタイム。冷凍赤虫と金魚のごはんをもらっていました。


えっ、モンシロチョウも外来種なんだ・・・・・


カマキリなんかが、カゴをやぶって脱走してしまわないよう、2重ケースで飼育をおすすめしている展示。
小バエも温度、湿気対策も昆虫はいろいろと調整をしてあげないとですよね。
おうちでの飼育は、「飼いたい」ものより、「飼えるかどうか」「飼える子」をお迎えすることを
まずは考えて、家族とも相談し、準備や知識を収集してから連れてかえらないとですね・・・。


この子は、最近うわさの。。。


タガメちゃん。私がたんぼで遊んでいたころは、見かけなかったな・・・。意外におおきいんですね、十センチくらいでしょうか。
田亀、と書くんですね~

タガメちゃんの棲めるような環境を残して、再生してゆければいいな・・・。
最近兼業農家について興味があり、、何かアクションをおこせないかな~と思っています。
↑まずはプランターから^^;




さきほどのハンミョウちゃんの前から展示をみたところです。


(↑この子は日本の子じゃないですが)
・・・最近は、子供に「カブトムシ、クワガタは、何をたべるかな~?」と
質問すると、「ゼリー!!」とかえってくるそうです・・・
なので、ちょっとでもそれっぽく、木株を設置してミツを摂取してるような展示に、と
工夫されているとか。



・・・ありゃ?コノハムシさんの画像がない?
会いに行ってぜひごらんになってみてくださいね~
小学生のころ、学研の「ひみつシリーズ」を、本が分解しそうなくらい愛読しており
昆虫のひみつ、にも載ってたな・・・と思いだされます。(ガムテープで補強
残念ながら本は親に捨てられてしまったのですが。今は改訂版はあるのかしら。
昆虫シリーズはどうなのかですが、図書館ではひみつシリーズはちらほら見かけますね。

昆虫館の見学は以上です。おつきあいいただき、本当にありがとうございます^^。
あと生き物マイスター講座は、14・15回の亀の回を残すのみとなりました。
次は大阪のフィールド・T川のレポートもまたアップさせていただこうと思います。
・・・記事はもうたまりすぎて・・すぐにアップできればいいのですが、どんどん
画像も過去においやられ~です。がんばりますので、またよろしければのぞきにきて
くださいね。
みどり保育園(ベランダ越冬中)の記事も、とうとうアップできないままに春が・・・
ひと月に一度、計測し、ときどきそおっとお水足しがてらようすも見つつ
各水場の水温の最高・最低温度はチェックしつつ過ごしております。
さくらのはっぱ水で、甲羅の状態もオンシーズンより安定してるみたいです。
意外にミドリガメはシェルロットにかかりやすいみたいで、小さい水場で
毎朝毎晩カルキ抜きをせずに水かえをしていたのですが、土場でない、硬いベランダで
警戒心からダッシュしてしまい甲羅が欠けたりしてしまうせいか、甲羅をきれいに保つのが
難しかったりします。
落ち着いてけがを防げるような環境を作って過ごしてもらいたいです。
(ベランダでの日焼けが今からユウウツです~^^;毎日家にいる間はかなりベランダにいます・・・☆
そのほうがカメちゃんもこわがらなくなって、かえって落ち着いて干してくれたりするので・・
あ、甲羅干しはかめさんにとってはとても大切なのです。殺菌や、甲羅の形成に。
しかし水場のほうが安心なので、警戒心から水にはいりっぱなしになりがちなのです。
人になれてもらって譲渡させていただく流れなので、できるだけ一緒にいるようにしています。)

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続・第11回伊丹生き物マイスター講座~昆虫館の見学~

2015-02-09 21:02:06 | H.26.生き物マイスター講座
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前回に引き続き、伊丹市昆虫館の見学、今回は表側の続きを・・・。

その前に、前回と同じ内容ですが、告知を~


お知らせ

外来種被害防止行動計画策定会議(平成26年度)の開催について(お知らせ)←リンク クリック☆

愛知目標達成のための侵略的外来種リストの作成会議(平成26年度第2回)の開催について(お知らせ)← リンク クリック☆

↑先月締め切りの、環境省のカメさんも関連していますリスト・行動計画案の会議が
東京の自然環境研究センター 7階会議室.

 〒130-8606 東京都墨田区江東橋3丁目3番7号 
で開催されるそうです。
申し込みはリンク先のHPに詳細が載っています。2/9締め切り、2/12木曜日開催だそうですので
関東在住の方はいかがでしょうか~

告知~『カメの翼』in 神戸元町映画館 2015・3/28~4/3



田中幸夫監督作品ドキュメンタリー映画「カメの翼」が元町映画館で上映されます。2015年3月28日(土)~4月3日(金)、12:10からです。
舞台の中心は神戸市須磨区。そこで長年にわたり地元の環境保全に取り組んできた「須磨ふるさと生きものサポータ」の山本勝也さんと会員の皆さん、活動に賛同・協力する周辺のみなさんの姿が、須磨の自然と共に描かれています。山本さんをはじめとする皆さんの「地元須磨に対する愛」に支えられた地道な活動には素晴らしいものがあります。そしてそれを見つめる須磨在住の田中監督の眼差しにも心打たれます。
実は「カメの翼」は2013年にも上映されたのですが、さらに撮影して編集されました。地元の環境を考えるために、須磨から飛び出してアリゾナ・カリフォルニアでのロケも敢行されました。カメ関係者がリスペクトするカメの世界的権威 J.ロビッチ博士も登場します。

とくに初日の上映後には、クサガメの在り方について模索、保護活動もされていらっしゃいます山本勝也さんの
ご挨拶も拝聴できる、とのことですので、28日をオススメいたします。
(須磨の生き物について、いろいろな活動をされています)

~お近くの方、春に神戸方面に訪問予定の方、ぜひどうぞ


           
では、昆虫館・昆虫展示のご紹介を。
  

いただいた資料や館内にあったフリーペーパー。
この「イキトモ」というペーパーのvol.6に、「わたしたちに今できること」という
見出しがあり、その中にハリソン・フォードさんからの直接届いたメッセージが
紹介されていました。

~以下全文抜粋(和訳ぶん)~
私は、2010年の名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に参加
する機会に恵まれました。
この会議では、世界の自然保全のための野心的な目標とともに、「国連生物多様性の10年
(2011-2020年)を国連総会で採択するよう勧告することが決定されました。
陸域および海域の保護地域の拡大など重要な進展が見られる一方で、人類が直面する
環境問題はかつてないほど深刻です。先日、インドネシアを訪れた際には、生物多様性に富んだ
地域が危機的な状態に陥っている状況をこの目で見てきました。
森林伐採が、人々の暮らしや、トラ、ゾウ、オランウータンの重要な生息地に与える影響を、
目の当たりにしたのです。
私が20年以上前から参加しているコンサベーション・インターナショナルは、政府、企業、
地域コミュニティと共に、人部との暮らしを支えている生物多様性や自然資源の重要性を
認識し、保全するために協働しています。
我々の活動を通して、政府や企業は、自然資源と国や経済の安定との直接的な関連性を
認識するようになってきました。
例えば、ゾウの密猟と象牙の不正取引が組織活動やテロ活動につながり、社会の安定を阻害
していることに、今、世界のリーダー達が注視しています。
私は、これからも生物多様性保全のための継続的な取り組みを働きかけていきたいと思います。
自然はヒトを必要としないけれど、ヒトは自然を必要とするのですから。


              

・・最後の一行が、読んでからというもの毎日リフレインしております・・・

伊丹市昆虫館の20年間の活動レポート、という冊子もいただきました。
これは2010年発行なので、2015年には25周年ということですね^^。

1990年(平成2年)11月8日 開館 (23万6000人/年 入場者数)

オープン5年で95万7000人
2013年(平成25年)は14万人来場、毎年だんだんと右方さがりになりがちなのだそうですが
人気を維持しているそうです

「伊丹市昆虫館友の会」は、会員制で調査、観察を月約2回実施されていて、とっても楽しそう。





このチョウチョさんたちのお名前は・・・?


上から、左の「スジクロカバマダラ(沖縄)」「オオゴマダラ(沖縄)」「リュウキュウアサギマダラ(沖縄)」。

あれ、伊丹のチョウは・・・?


「ナガサキアゲハ」。今度植え込みに来ているチョウもちゃんと観察してみよう。


この下は・・・ちょっと虫が苦手な方は、閲覧注意?
実物はでっかいですよ・・







でっかいミツバチ。


昆陽池で観察されるカモ。




・・・と、カメちゃん。カメについては、第14・15回で太田英利先生に講座とフィールドでお世話に
なる予定です。楽しみ、楽しみ・・・。




あ、近年は「伊丹空港」は「大阪国際空港」って名前でしたね。地元ではあいかわらず「伊丹空港」って
読んでますけど^^;?
ちなみに伊丹市と豊中市をまたいでるので、兵庫であり、大阪でもあり・・・?


ほぼ中央の緑部分が空港敷地。白く走っている線は伊丹と豊中の境界線。

・・・ちょっと長くなりますので、も一回分つづきます~。

いよいよ半年間のカリキュラムで進んできたマイスター講座も、あと3回・・・
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いつも本当にありがとうございます

つ、次は、裏側の見学内容もご紹介いたします~~

第11回・伊丹生き物マイスター講座~昆虫館の見学~

2015-02-06 00:23:56 | H.26.生き物マイスター講座
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で開催されるそうです。
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告知~『カメの翼』in 神戸元町映画館 2015・3/28~4/3



田中幸夫監督作品ドキュメンタリー映画「カメの翼」が元町映画館で上映されます。2015年3月28日(土)~4月3日(金)、12:10からです。
舞台の中心は神戸市須磨区。そこで長年にわたり地元の環境保全に取り組んできた「須磨ふるさと生きものサポータ」の山本勝也さんと会員の皆さん、活動に賛同・協力する周辺のみなさんの姿が、須磨の自然と共に描かれています。山本さんをはじめとする皆さんの「地元須磨に対する愛」に支えられた地道な活動には素晴らしいものがあります。そしてそれを見つめる須磨在住の田中監督の眼差しにも心打たれます。
実は「カメの翼」は2013年にも上映されたのですが、さらに撮影して編集されました。地元の環境を考えるために、須磨から飛び出してアリゾナ・カリフォルニアでのロケも敢行されました。カメ関係者がリスペクトするカメの世界的権威 J.ロビッチ博士も登場します。

とくに初日の上映後には、クサガメの在り方について模索、保護活動もされていらっしゃいます山本勝也さんの
ご挨拶も拝聴できる、とのことですので、28日をオススメいたします。
(須磨の生き物について、いろいろな活動をされています)

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・・・今回は今受講中の「生物多様性地域戦略」の講座である「伊丹

生き物マイスター講座」全15回の11回目、 伊丹市昆虫館 ←リンク クリック☆
の見学です^^。

いろいろ画像をご紹介したいので、2回にわけてご紹介させていただこうと思います。
(ブログをさぼりがち~で失礼しております。こっそりお読みいただき(?)、本当に
ありがとうございます

虫さんが苦手な方もいらっしゃるかと思います、が、生物多様性の中でも、昆虫は
とってもおおきな役割を担ってくれているので、よかったら今回は 苦手~といいつつも読んで
いただけると幸いです~^^。
(そんなに苦手そうな虫は載せていないつもり、ですが・・・前半はチョウチョです☆)

どうして人は虫が苦手になってるんでしょうね?


昆虫館は、以前にも登場しました昆陽池の敷地内にあります。一度訪れてみたかったんですよね。わくわく。。。

子供のころにあったら、ぜったい来たかったです。昆虫にクローズアップするほどは
興味がなく、昆虫好きをなんどかけしかけようとしたこともあったのですが、やっと初訪問です。

伊丹市昆虫館のとりくみ、活動は
「展示」「飼育栽培」「講座 観察会」「連携 協力」「調査 収集 保存」「交流」
(リーフレットより抜粋)だそうです。



今は、ちょうど特別展「生物多様性」の展示も実施中です^^。(いたみの自然~身近な生物多様性~)

時間ごとに映像を放映してくれたり、資料展示や昆虫展示、本などの資料室、生きているチョウの展示など。





これは、環境省のHPの資料でも拝見した内容・・・。


ヒトが遺棄などした結果・・・「レッドリスト」に載せられてしまう生き物たち・・・。


命を大切に、なんて子供に教えている大人がまずは、きちんとしなくっちゃ、ですね。


生き物を「悪者」にしない、そう呼ばせないために・・・。


さて、常設展示もいろいろくふうされています。


H23撮影の、伊丹市の航空写真だそう。伊丹空港の緑(画像上部)は、かなりの領域を占めていますね。


昆虫の研究はまだまだ未知の部分が多いそうです

2/7:さてつづきです^^。ポチいただいていたので、書く元気をいただきました。ありがとうございます。←最近フチョ~



この昆虫館の目玉といえる施設、「チョウ温室」のチョウチョさんたち。
1年中約14種類 1000匹のチョウがいるそうです。およそ半数は沖縄地方がふるさとのチョウで
そのほかには伊丹にも生息する身近なチョウだそうです。(リーフレットより

では、さっそく。。。


わぁ、あったかい~。室温は年中18℃にキープされてるのだそう。


おびただしいほどのチョウチョが・・・。


チョウチョたちが・・・。

・・・え?見えない・・・ですか??
動画だと見えるのですが、どうしてこんなに写らないのか・というほど見えませんね^^;。
ひらひら、すぃ~~っと、滑空するんだ・・・!と感動。しばし時を忘れて見とれてしまいます
まさに楽園・・・。


観察しやすいように用意してくださっているみつざら。とまっているのはオオゴマダラちゃん




同じくたまご、産卵観察用に置いてくださっている鉢。はっぱのウラ、枝にぽつぽつと。
(ピントがあわなくってすみません・・)


地元の育樹園さんがご協力くださっているとのことで、年中きれいな植物やお花を見れて、チョウチョさんたちも
快適に生活できているんですね



まちがいさがし・・・じゃないですけど、ちがっているところ、にチョウチョあり。わかるかしら・・・^^;?
前日が寒く、翌日は快晴であたたかかい午前中、というチョウチョが舞う条件にぴったりな観察日和~でした。

チョウは晴れてるときに「求愛」「羽を乾かす」「捕食」するのだそう。



これだとちょっと見えますか・・・?チョウチョは飛んでいる様子が一番きれいですね。

次はほかの昆虫展示と、昆虫館の裏側見学につづきます。

きょうもお読みいただき、 本当にありがとうございます。ポチっとおして応援していただけますと
とっても書く原動力になります・・・☆
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春までねんね~していたいきぶん。。。

第10回・伊丹生き物マイスター講座・カラスの塒の観察調査~at昆陽池~

2014-12-13 01:17:00 | H.26.生き物マイスター講座
前回のカラス講座・の続きで、今回はフィールド調査です^^。

同じく布野先生に引率されて。。。

伊丹市・昆陽池(こやいけ)のカラスの塒(ねぐら)の観察・調査へ。


昆陽池は、このような形をしていて、南(下)側は貯水池・北(上)部分の日本地図様の場所が

陸地・樹木があり、ここにカラスが夕方になったら帰ってきます。


フツーに白鳥なんかが観察でき、




くつろいでいらっしゃいます。

この日は、15時半に集合・まずは。。。

(数えてみたら、30人参加していました。)



まずはお借りした双眼鏡の使い方を教わり・・・

(のぞいた時、○く見えるか・肉眼でまずはターゲットをとらえてから、そこをめがけて覗いてみる・など)



カラスの数を、数える練習~~。カウンターもかりて、かちゃかちゃと。

では、カラスのいる場所に近づいてみましょう。

まるでハイキング。ここはふだんは入れない敷地のようです。トクした気分^^。


では、いざカウント。ここでは「シマの上」にとまっているカラスだけを数えてゆきます。

160羽くらい。

また移動~・・・

いつもかめちゃんの観察に、貯水池のまわりを歩くので、こちらを歩くのは初めて。ステキですね^^。



次のポイント。

こんどは、「シマの木の上」にとまっているカラスを数えます。


向こう岸っぽい場所なんですけど、この画像では見えにくいですね。

・・・だんだんと、暗くなってきて数えにくくなってきました。ここでは260羽くらい。


飛行機。伊丹空港があるので、頻繁に飛んでいますし音もおおきいんです。

昔に比べてサイレンサーがよくなって、ずいぶん静かになりました。

住んでいると、風がきつくて低空飛行している時くらいしか気にならなくなります。



貯水池サイド。ここは普段コイ・カメがいますが、もう冬なのでかめちゃんは見かけません。

3月の生き物マイスター・最終講座では、ここでカメの観察調査予定です。楽しみ・・・。


あと一か所でも数えて、ここでは116羽。





その貯水池を左に見つつ・進んでゆくと、右手に鳥がたくさんいる場所に。




ごはん?と寄ってくる子たち。とても愛らしかったです。


たくさんの野鳥が飛来してきます。

では、まとめ(演習問題)です。


昆陽池公園のねぐらには、何羽のハシブトガラスがいましたか?

観察・調査した3か所の合計を、みんなで発表・その平均値をとると「479羽」でした。

ハシブトガラスの1羽の餌量を700gとした場合(※この数値は、カラスを捕獲・カゴで餌を

与えてどれくらい食べたか・の数値で、カラス一羽の重さからしても普段はこんなに食べないかも・だそうです)

昆陽池のハシブトガラスたちは何kgの餌をたべていますか?

479羽×700g=335300g→335.3kg

可燃ごみ1袋あたりの重さは4kgです。このうち、29.6%が厨芥類と報告

されています。昆陽池公園のハシブトガラスたちは、何袋の可燃ごみから餌をたべて

いることになりますか?

4kg×0.296=1.18kg

335.3kg÷1.18=284袋

・・・この284袋にたどりつくまでに、10袋くらいつっつくので・・・

実際はこれの10倍(2840袋の被害)。というかんじで・・・。


~まとめ~

伊丹のごみステーションは5000か所。

前回の講座で教わった「落とし穴」にはまらないこと。

「スミ」までしっかり。「穴」はふさぐ。

ご近所にも、対策を教えてあげる・伝える。

              

夕方、カラスはねぐら入り前、安全を確認するために止まり木にとまって様子を見ているそう。

(スズメ・ツバメと同じ)日暮れ後は、根元で就寝


昆陽池の敷地内で、伊丹市が設置しているカラスの駆除用の網カゴ。

3年ほど使用していて、年20頭程度の成果だそう。

ここにあらかじめとらたカラスを一羽入れ、えさをいれておくとほかのカラスが

入ってくる・・・というしくみなのだそうです・が、実はカラスをいれておくと

イタチに襲われて、そのイタチと人との攻防のほうが実際は大変そうでした。

前回の補足なのですが、まとめで『ひとにやさしい 地域にやさしい対策で・・・

   カラス被害を優しく解決を』とくくっていましたが、

カラス対策を・といっても実際はいっせいにえさ(ゴミ)がなくなるわけではなく、

ゴミのカラス対策実施とともにカラスも寿命などで頭数が減って・同時に対策で

『ごみのえさ場』もじょじょに減っていくので、急に今の増えてしまったカラスたちの

ごはんがなくなって困る・というようなことにはならないので心配しなくていいですよ・との

ことでした。(カラスをすきな方の質問より。)

本来の水田などの餌場に戻ってくれれば、一番の解決策では・ということでした。

カラス問題も、生物多様性と 当たり前かもしれませんが、こんなふうに関係があったのですね。

生物多様性・の中で生き物は生活し、限られた環境の中でそれぞれ命をはぐくんでいますが、

その生態系をきりくずして食べ・殺し・生きているのは人であり、どんどんくずしているけれど

(これをジェンガにたとえていらっしゃる博士がいるのですが)まだくずれない。

けれど、このフクザツにつみあがったジェンガが、今は立ってるけれど「ガシャン・・・!!」と

崩れたとき。。。

もうその生態系のジェンガを今度、どういうバランスで積み上げてゆけばいいのか?

もうきっと多少積み上げようとしても、もうその積木はカンタンに崩れて再生不可能に

なるのでは・ということでした。

生物多様性・その中のどこでも行き来できる・しているのは唯一「人間」だけなのだそうです。

人がバランスを崩して行くとどうなるのか・・・すべての生きている植物・生物が

いなくなる・・・・

そうならないために、人がそのバランスを再生していく・今なら間にあう・そう

おっしゃっていたのがとても印象的でした。

虫一匹でも、多様性に貢献しているのに、人はいったい・・・

壊す・食べつくす・殺す・利用する。

それだけじゃなく、感謝して、今度はただ切り崩してゆくばかりでなく、せめて

無為に切り崩すのはやめてゆく。積みあげてゆくお手伝は難しいけれど、せめてできることを

していかないと・ということなのだと。

・・・カラスちゃんの回ですが、今お勉強中のこともちょっと書いてみました。

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週末は、今季さいごの「池干し」に参加してきますね。また寒くなりますね。皆様どうぞ

あたたかくして、しわすのいそがしさを あとひと息・乗り切ってくださいね^^。

第9回・伊丹市生き物マイスター講座・『カラスの生態とごみ被害への対策』

2014-12-09 02:33:48 | H.26.生き物マイスター講座
・・・すみません、とりあえず(毎回いいわけ書いてますけど)先日お勉強してきた回からご紹介

させていただきますね~。

今回は、座学・次回は昆陽池で実際にカラスのフィールド調査です。

まずはカラスの生態とごみ問題を

兵庫県立人と自然の博物館(通称:ひとはく・三田市) 研究員 布野隆之先生 に

教えていただきました。

先生は、イヌワシの保全・研究をされていて、大学の4回生からず~~と、13年間も研究

されていたそうです。カラスの問題も、イヌワシと似ている・ということでここ4年間は

カラスも調査されていらっしゃるそうです。

(布野先生・画像引用失礼いたします。)画像もりだくさんですが、どうぞおつきあいを。。


伊丹市で発行されている印刷物。布野先生はアドバイザーをされています。

さて、毎日のように見かけるカラスちゃん。実は種類があります。


このカラスと。。


このカラス。違いはわかりますか?


くちばしの太さで見分けます。


生態は・・・食べるものが「肉食」の、左の「ハシブトガラス」が、ごみを漁る(あさる)カラスなんです。

知らなかった・・・


おおきさは、左の「ハシブト」のほうが1.5倍ほどもあります。(成体)

ハシブトガラスは、都心では森(止まり木)のかわりにビルにとまっているんですね。



では、カラスの被害の解決に向けて・・・

現在のカラスは、ただのカラスではない。

カラスはなぜ、住宅地に来るのか?

カラスの対策の落とし穴

について、説明していただきました。

まずはただのカラスではない・・・え??どういうこと?

○えさとりの上手なカラス と

○えさとりのへたなカラス がいます。どちらが生き残る?


えさとりの上手なほうが生き残る・のが「自然界のルール」。

では、上手なカラスの子と、上手なカラスの子の子・は・・・

何頭か生まれたうちに、またさらにえさとりのとても上手な子が生まれ、ほかの子は

淘汰され。。が繰り返され、1億5千万年。。

進化し、現在のカラスは、「餌」とりに特化した「スーパーエリート


では、なぜ住宅地に来るのか?

A.「えさ(残飯)があるから・・・」

水田にくらべて、どのくらい多いのか?(本来のすみかの森や水田では、し肉・昆虫両方食べていると考えられるそう)

ということで、水田でカラスの餌量を調査♪

「カラスの餌(昆虫)は、何匹いるのか?」

「重さにすると、何kgになるのか・」

・・・研究されてる方が、手作業で1㎡の囲いの中に、動いている虫をピンセットでつまんで

容れ物に入れ、カウント・・・という作業をン100か所以上!

~平野部の大水田地帯~

~山に近い・小水田地帯~

~山間部の棚田~  など。。

で、採取した生き物の種類は。。。

なんと。。

214種類!!←いえ、このような昆虫ではないのですが。。


一例。

「若いころにくらべて減った・・・」「農薬で、生物多様性が失われた・・」などと言われていますが、

こぉ~~んなに!今でもいるんですね。。(調べた方、すごい!!)



さぁ、計算してみよう~♪


水田の広さ40m×40mだと、なんと24000匹・・・!昆虫たくさんっ!!

では・・・

12kg。

そして、

次は、住宅地で調査♪

おとなりの市・尼崎市。

ゴミの調査にご協力いただいたそうです。感謝。。。

調査は、地図をひろげて道順なども記録しながら

○一般的な住宅地

○住宅過密地

○幹線道路沿いの住宅地

などで実施されました。


ありゃりゃ。ゴミむきだしですね^^;。

さぁ、住宅地でも計算してみよう♪


水田と同じひろさに何世帯?あるのか、地図上にランダムで40m×40mを発生させます。

水田と同じ敷地にある世帯数は・・・

平均25世帯。

そして一世帯あたりの可燃ごみの袋の数・

平均2袋。

なので、25世帯×2袋=水田ひとつぶんからでるごみの袋の数は、

合計50袋。

では、重さは・・・

ひと袋の平均は4kg。

とりあえず、ひとつの水田からのごみの総重量=200kg。

でも、このひと袋4kgの中には、紙・プラ・残飯いろいろ入っていますよね。

そこで、尼崎市の職員さんはスゴイ!

季節ごとのごみの内容を調べて、データーに・・・。

なんと、このような調査と記録まで。。手作業だそう。(その資料をお借りしたそうです。)

一年を通してのひと袋の中の「厨芥類」(残飯など)の平均は、29.63%。

そうすると、200kg中の29.634%は、なんkg?=60kg。

こうなり、

それだけでなく、カラスは脂肪がだいすき 

そのだいすきな脂肪・・同じ食べれるものの中での脂肪の割合は、2倍


結果、

住宅地とは、カラスにとって餌の楽園・・・

だから、カラスは住宅地に来る・・・

だから、カラス対策が必要!

【尼崎市でのカラス対策】

○防鳥ネット

○固定式ごみステーション

○新聞紙で中を見えないように巻いて出す

○CDをぶらさげる   ・・・いろいろ実施されています・・・

行政も、HPでは、ゴミ対策のトップに「カラス対策」を・・・

個別指導・市22万世帯に印刷物を配る・などの広報活動も。

・・・がんばっているのに、なぜカラス被害は減らないのでしょう?

原因は、ここにあります・・・!

水田と同じ面積だと60kgの残飯のとれる住宅地・中・未対策6割・で、まだ36kgえさがとれる・という現状。

では・・・

対策を8割がんばれば、水田と同じ状況に。なので、9割対策を実施すると水田に帰ってくれる?


こうなると、カラスは居なくなります。

ただし、「カラスの落とし穴」にご注意を!!

・・・ハシブトガラスのくちばしサイズの穴があいていると、対策をしていないのと同じ悲しい結果に。。

↓悲しい例





右側に、重しをのせたりしているけれど。。。ひだりのすき間から入れちゃうよ~

ネットの対策をしているのに、なかなかうまくいかない・・・

さてそこで、実際の成功例の提案・ご紹介・・・




これで解決・カラス対策の妙案!!(新潟市の事例)

対策をできる人・いそがしくってなかなかできない人・・・いろいろいますよね。

(きれいにあみかけしている時間がない・あみの穴をつくろうのが面倒・・・などなど)


じゃじゃんっ!!ぱっとだして、

さっと。できあがり^^。

お~りぃ~たぁ~たぁ~みぃ~ステ~ション~~(ド○えもん風味)

これは、「対策できる人」たちのグループで毎回担当者を決め、その方はそれぞれ何週かに

一度、ゴミの日にこの折りたたみステーションをゴミ出しの場所に広げて置く・だけで、

カンタンにあみかけが完成できてしまう。。そこにゴミを入れに来るだけの「できない人」も

結果・ちゃんと対策が「できる人」に。

なので、カラス対策(=できる人)100%になり、カラス対策ができた・ということだそう。

都市部では、設置事情的にはちょっと道幅も狭かったりしますが大きさも種類があるので、工夫しだい?

この大きさでひとつ2万円だけど、固定式ステーションは20万円なので、10分のいちの

予算で購入できること・新潟市では助成金が出るので5000円ほどで購入できる・ということで

出し合いやすい値段であること・などで普及したそうです。

そして網を先にどかして・たたんでゴミを積めるので、収集してゆく方の腰にもやさしい

自分の地区での導入・購入の相談は、市に相談してみてね・ということでした

あと、ゴミ袋に「カプサイシン」をまぜたもの・ですが、ひと袋30円・と高額なこと、

「黄色のネットはカラスがいやがる説」は、実は東京都の黄色い袋に当時「UVカット」の

顔料を使用していたそうで、カラスは紫外線が見えるのだそうで、そのUVカットをほどこしている

袋の中身は見えない・ということだったそうなのですが、それを当時放送したときに

「黄色い袋は見えにくい」になってしまったので、それが伝わってしまった・とのことでした。

「駆除すべきでは」という声もあるそうですが、基本的に現状法律では駆除はできないそうです。

少々駆除してもすぐに増えてしまうことから、カラスからごみをブロックすれば、

おのずと住宅地でのカラスも減っていく・ということを実施したほうが・ということのようです。

個人的にも、カラスちゃんはすきですし(かめを狙ってそうで怖いんですけど・・^^;)

カラスの歌もあるように、昔は人ときっとうまく共生していたと思いますし

またカラスも人も、気持ちよく暮らせるように、できることはして行きたいですね^^。

(結局ここでも人しだい・という結論ですね。)最後に・まとめ~

~ひとにやさしい 地域にやさしい対策で・・・

   カラス被害を優しく解決してください~



以上、第9回・座学ぶんのレポートでした☆~布野先生、とってもわかりやすく楽しい講座を

ありがとうございます

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次回は、昆陽池・カラス調査・フィールド編ですがんばります☆




第3回・生き物マイスター講座~伊丹の植生調査・フィールド編~

2014-09-29 23:18:50 | H.26.生き物マイスター講座
さて、全15回の3回目。今回は午前中・猪名川の河川敷集合でのフィールド調査です。

神戸大学名誉教授 伊丹市立昆虫科学館運営協議会会長 武田義明先生

にお世話になりました。

お世話になります~。おじゃまいたします。。

環境条件をよく見て、把握しておくことが「環境再生プロジェクト」などのときにヒントになる・ということです。

晴天に恵まれ・・・(バッタちゃん。)


秋の晴れのおひさまは、本当につきささるように、服の上からでも容赦なくじりじりとささりますね。


この日の場所は河川敷なので、すべてKの「草本層」で記録してゆきます。

(そしてはずかしげもなく、見苦しい字と絵で失礼いたします。。)
                    

(以下、いただいた資料から)
「植生調査法」

地表面をおおっている植物群落を「植生」と読んでいる。植生は気候・地質・地形などの
自然環境や人間による影響など立地のさまざまな環境を反映していると言える。
したがって、植生を明らかにすることによって、その土地の環境をおおまかに把握する
ことができる。
また、植物は生態系においては生産者として無機エネルギーを有機エネルギーに変換し、
動物や昆虫などほかの生物はそれに依存して生活している。そのため個々の植物の総体で
ある植物群落すなわち植生を調べることによって、そこでどのような生態系が形成されているかを
ある程度知ることができる。
 
植物群落の調査には点的・線的・面的な方法がある。それは、等間隔でピンを降ろし
それに触れた植物を記録する点的方法、ある一定の長さの線を引き植物がその線を
さえぎっている長さを記録する線的方法、枠をおいてその中の植物の種類・量などを
測定する面的方法である。
 これらの中で、もっとも情報が多くとれるのは面的方法であるので、ここではそれを中心に解説し、実習を行う。

【植物社会学的調査法】

目的:植物群落には、1種類ないし多数種類の植物で構成されている。これらの植物は
その場所の環境に応じて生育しているので、これを調べることでその環境を把握することが
できる。

方法:植物学的方法に基づいて調査を行う。

(1)調査地の選定
群落の典型的と思われう場所を選び、調査を設定する。調査区内に道があったり、
地形的に不均質な部分を含んでいたり周囲からの影響が調査区内に及んでいるような場所は避ける。

(※この日は先生が指定してくださった場所を調査しました。)

(2)
はここでは割愛されていただいて。。

(3)出現種のリストの作成

(4)被度・群度の判定

作成された植物種のリストにそれぞれの量を表す尺度(被度)
および広がり具合を表す尺度(群度)を判定し記入します。


(たとえば、こんなかんじです。わかります?むずかしい・・・?)

ざっくりハアクしていただければ。。。↑茶色ぽい画像は省エネ生活のためです☆

                    


植物を調べることによって、生態系の環境を知ることができるので、しらべてみよう。

この日は、「面的」な方法で・ということで、ペグにひもをつないだものを

地面の四方に刺して、(1㎡)指示された3か所の調査をすることに。

それぞれの箇所の、その中の植生を班にわかれて調査しました

・・・といっても、草の名前は本当に知らなくって、先生に聞きまくり~です

調べた人の氏名

調べた場所 

調査年月日

調査場所の緯度・経度(GPSを測定できる機会があります)

地面の硬さ(←測定する器具があり、通常5回計測して、一番おおきい数値と

小さい数値をはねて、3つの平均を採用します)

傾斜そ測定

などを植生調査票に記入してゆきます。





ひとつめの調査場所です。猪名川河川敷の斜面。ペグとひもで、1×1mのかこいをします。



メモメモ・・・。かめちゃんのフィールドに行ったときにも名前を覚えていられる自信がない。。


背の高い葉、セイバンモロコシ。


まるい葉。イタドリ。


ピンボケてるけど、カラスノエンドウ。


中央~握にかけて、なんとなく筋が入っていてふにゃふにゃしてる葉がヘラオオバコ。

上のほうの硬そうなピンと細く伸びている葉はハマスゲ。

全体にぴんぴんとふつうに伸びている葉はチガヤ。


ヨモギ。花が咲いているものも。


 これらがまず、1×1mの中にどのくらいの割合で生えているのか(被度)・そして

群度・・・私はちゃんと書き損ねてしまいました^^;。

この日は書かないといけなかったのかさえよくわかりませんでした。

(すみません、こんなレポートで。。)

******
2番目。もうすこし川の近くの平地な場所の河川敷。
(画像なし??また出てきたら整理します。。。)

かむとぴりぴりとくる・ヤナギタデ。


3番目。1番目と2番目の間の平地。

ここは、ほとんど同じはっぱが茂っています。






ツルヨシ。(別の目立つ場所で撮ったもの)


ピンボケしていますが、まるい葉のものがマルバヤハズソウ。そのサイドに

ぴんぴんはえているのはギョウギシバ。

                    
この次の週に、書いたものをパソコンでまとめてくださるそうなのですが・・・

次週は残念ながら、かめさんの大イベント・「ぶりくら市」←リンク クリック☆

参加で講座はおやすみするのです。

「ぶりくら市」は、爬虫類の乱獲(国内外)を防ぐ目的で、ブリーダーさんによる繁殖個体

だけで国内の需要をまかなおう・とはじめられた方に賛同された方が集まって

生体を中心に販売しているとても有意義なイベントです。

あとは犬猫ちゃんなどは、里親制度を利用したちいさい家族探しが当たり前の世の中に

なればいいな・と個人的には思います。

ひとりひとりが気づき、何かできることを。時間がかかるけれど、ゆっくりと育むつもりで

社会で・個々で取り組んで行く・そんな当たり前が定着する世の中はきっとストレスも

無駄なものも少ない・「共存」できる世の中にちがいない。

↑ものに囲まれまくって生きてるこのブログの管理人・P・・^^;。

消費しまくるより、ゆっくり生産する・根気と愛とあたたかさを。。

「自分自身を豊かにする」って、きっといろんな「物」を手にいれるより

「豊か」になれるはず。

・・・えらそうに書いてみました。ぬ~ん、頭にモヤモヤがかかってうまく

考えられない。けど、物質にいくら恵まれても、きりがない・・・。

身~ひとつで勝負できる人のほうが、きっと強い・・・そんなかんじ??

なかなか人を幸せにできないけれど、そんな存在になれるといいな。

目標は具体的にわかったほうがやりやすいし。

↑ついぶりくら・で妄想がもわもわわぁ~~っと。。・・・地球環境問題と

ぶりくら・かめさんのフィールド活動・マイスター講座、自分自身の在り方・

生活・・ぜんぶつながってるんですよね。。

とりあえず、全15回のマイスター講座、まだまだ続きます♪

・・・本人がわかってない内容ですみません。。。
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「人につたえよう」って思って聞くと、頭に残るそうです。。。が~しかし、フィールドで

先生は30人にあっちこっち~で測定方法や草の名前を説明。。

座学でわからないこと聞く機会がなくなってしまったので、次の回に聞きますね~~

草の名前はがんばって覚えたいです。

第2回・生き物マイスター講座~生物多様性いたみ戦略と猪名の笹原の再生プロジェクト~

2014-09-24 21:24:24 | H.26.生き物マイスター講座

・・・どうも、クロたんです。


・・・クロ、たん、です。

前回の『第一回・生き物マイスター講座~伊丹の自然と猪名の笹原~』に続きまして

兵庫県立大学 名誉教授
兵庫県立人と自然の博物館 特人研究員 服部 保 先生  のお話と、

伊丹市役所前につくられた 「いなの笹原」再生プロジェクトのようすを

お伝えしたいと思います。(先生には事前に記事アップの許可をいただいております。)

前回の説明も含めまして重複してゆきますが、どうぞ~^^。

              

さて、「環境」の問題としまして、まず「地球規模」の環境問題・は・・・

I.温暖化・オゾン層の破壊・酸性雨・廃棄物処理・有害物質・森林破壊・生物種の激減・など。

・・・当たり前?ですが、すべて人間のしていることがおおきな問題となっています



II.生物種の絶滅(1980年後半以降の急激な絶滅)


        ↓恐竜時代       ↓現代
(1)絶滅速度(1年間で0.001種 → 1600種 )

(2)身近な生物の絶滅危機 (フジバカマ・キキョウ・オミナエシ・ナデシコ・センリョウ・メダカ・

ゲンゴロウ・タガメ・ヤモリ・イモリ・オオミノガ)

(3)絶滅危惧種の割合(植物)



国産植物種数約7000種 1821÷7000≒26% 

・・・日本の4種に1種が絶滅危惧種(ぜつめつのきけんがあるしゅるい)。

例)関西タンポポ。セイヨウタンポポとの交雑が危惧・問題になっています。

(4)絶滅の要因
人間のさまざまな活動 (森林破壊・河川改修・人工林化・宅地造成・圃場整備・農薬の使用・

シカの食害)

・・・いっこずつ見てると、普段気になってるもの・それ必要?って疑問に思っていたもの

などありますよね。


III.生物種の保全(ワシントン条約・種の保存法・レッドデータブック)
(1)貴重種の保全
(アホウドリ・トキ・シマフクロウ・ツシマヤマネコ・イリオモテヤマネコ・

ベッコウトンボ・コヤスノキ・マヤランなど)

(2)普通種が希少種に

(フジバカマ・キキョウ・センリョウ・サギソウ・トキソウ・ノハナショウブ

エビネなど)

(3)雑草が絶滅危惧種に

(デンジソウ・サンショウモ・ミズワラビ・タコウギ・スブタ・ミズオオバコなど)


・・・レッドデータブックは県単位で作成されていますが、市単位で作成されているところも。

1992年に「種の保存法」ができましたが、そのころにはトキはすでに絶滅。

コウノトリは絶滅・トキはまだ居たそうです。しかしトキを守り切れず。

これを「トキすでにおそし」。。。という。←先生がおっしゃったんですよ・・・!

今行われているコウノトリの保全などは、けっきょく人の生活・生物多様性の保全に

つながることなので、意味のあること・だそう。

コウノトリのために農薬をやめる→生き物の体内に凝縮(蓄積凝縮)されるのをふせぐ。

↑「蓄積凝縮・の例:水俣病・イタイイタイ病。

魚がたべたものを人間が食べ・と、毒性のものが凝縮されてゆくこと。

IV.貴重種の保全から生物多様性保全へ

(1)貴重種から普通種も含めた全体の保全



【1992年6月 リオ・デ・ジャネイロの生物多様性に関する条約】

                           

さて、その前に、ここで『生物多様性』ってなに?

・・・ここでは、わかりやすく「ヒト」を中心かのように書かれているそうです。








では以下、えんえんと書きますね。(検索するといくつか出てきますが、今回は

いただいた資料から)

(2)生物多様性とは

「生物多様性」とはどのような意味なのでしょうか。多種多様な生物の存在が「生物多様性」
なのですが、これだけではじゅうぶんに理解できません。
多種多様な生物が存在することは生物間に様々な関係が生じます。この生物間の関係を取り
上げて考えてみましょう。たくさんの生物は人も含めて様々な関係でつながって生きています。
このような生物のつながりが消失すると人も含めて生物は生きてゆくことができません。
生物や生物のつながりを大事にすることはそれらの生物のためにたいへん大事なことですが、
実はそれだけではなく、人が生き続けるためにも非常に重要なことです。
「生物多様性」には、ただ単に「たくsんの生物が存在していること」をゐmしているのではなく、たくさんの生物を大事にすることによってのみ、人は生き続けることができるという
きわめて重要な意味が含まれているのです。


              

では、『生物多様性』って。どんなものがあるの・・・?(3段階)

○生物多様性(生態系)

○種(しゅ)多様性

○遺伝子多様性 → 反している例)お米の品種改良:寒さに耐える品種改良をしてきた。
                 野生のイネには暑さに耐える力もあったかも・・・

特定の遺伝子だけが残ると危険。(絶滅の意味で)いろんな集団をのこすことが大事。

例)おなじ種類でも、きれいな花をさかせるもの・小さい花のもの・などある。

「どうせ残すなら、きれいな花のものを残そう」→虫に弱かった。

小さい花だとつよい。

ほかの性質の同種の、おおきな花をさかせるもの・は、また別の強さ・弱さをもち、

どれかが生き残るようにできている。という種の例も。

→ 個性を大事にすること。につながる。(いじめ・差別は多様性に反します・・!?)←

これも先生がおっしゃったんです・よ?


~これらの3段階の多様性を守ることが生物多様性保全につながります。~

(4)生物多様性保全への動き

1992年 リオ デ・ジャネイロ
1995年 生物多様性国家戦略

・・・

≪兵庫県下の動き≫
2008年 千葉県・埼玉県の県版生物多様性戦略策定
2009年 生物多様性ひょうご戦略策定
2011年 神戸戦略・明石戦略策定
2012年 西宮・宝塚戦略策定
2013年 加西・篠山戦略策定
2014年 伊丹・豊岡戦略策定
2014年 新生物多様性ひょうご戦略策定
2015年 (予定)川西戦略策定

・・・さすが千葉県、仕事が早いですね。わがひょうご県・伊丹市もがんばっているところなんですね。

V.稲名野笹原再生プロジェクト

(1)稲名野笹原プロジェクトのシンボルプロジェクトとしての稲名野笹原

↓伊丹市役所のエントランス南西にある一角に、ミニ「稲名野笹原」プロジェクト進行中。

ぎっしりとチガヤがしげっています。ささはいずこ・・・?なビフォー。


この稲名野笹原も、人の手で管理していかないと・というこで、この日は・・・


アフター。みなさんのがんばり!で、こんなふうに。


(2)市民参画による市内の多数の地域での稲名野笹原の形成

(3)ゐなのささはらの構成種(遺伝子の多様性保全により地域性種苗の利用)


※遺伝子の多様性保全・で、おなじ種でも、この地域の遺伝子をもつ種を・という意味で
地元の種を採取したものの苗から構成されています。




オミナエシ。


キキョウ。


カワラナデシコ。


ツリガネニンジン。もうたねになっていますね。


ネザサ。がんばってそだってね~。


以上、第2回目のレポートでした。お読みいただきありがとうございます。

ちょうど数日前、ネットニュースで「生物多様性」って言葉をしていますか?という

アンケートをみかけました。たしか1/3は「知らない」だったような。

ことばがぴんとこないし、記憶に残りにくかったりするのかも。

「食物連鎖」とかだと学校で習ってるのにね。

さて今週末も行ってきます^^。

・・・読む方がおもしろいかどうかはさておき、レポートはがんばってアップしたいと思います。

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さいきんバタンQ~な管理人・P。さて、かめちゃんのお世話を・・・。(もうふらっふら~。。。)

さーちゃんですが、とっても動物だいすきなおうちにもらわれてゆきました。

応援本当にありがとうございます。また画像もちょっぴり載せますね~。

第1回・生き物マイスター講座~伊丹の自然と猪名の笹原~

2014-09-07 22:28:28 | H.26.生き物マイスター講座
とつぜんですが、兵庫県伊丹市のみどり公園課さまの企画で参加させていただくことになった

「生き物マイスター講座」。

半年間・全15回・講座とフィールドをおりまぜ、各講座・先生をお招きしての

お勉強をさせていただける・という内容。(最終回・3月にはかめちゃんも。。。くふふ。。)

先日第一回目が開催され参加、許可をいただきましたのでアップさせていただきますね。
              


兵庫県立大学 名誉教授
兵庫県立人と自然の博物館 特人研究員 服部 保 先生

伊丹の自然・といっても、伊丹にはあまり自然がなく、先生の研究はいなの(地区です)・ということで

いなのを例にとっての説明です。。(ちょっと文字ばかりで、わかりにくいかも。。)

まずは、生体系の底辺をささえる・植物についてのお話です。

森・林・草原など、いろいろな自然がありますが、いつから・どうやって成り立っているのか・

どうやってできたのか、できているのか・など知るお話です。


ゐなの の位置。 北は阪急宝塚線、南は阪急神戸線、東は猪名川、西は武庫川に囲まれた台地。



1.伊丹台地。

水がない。ため池造成。  あまり雨のふらない・農業の地域にため池はたくさんみられます。



2.ゐなの という地名

(3.4)日本書紀・万葉集などに出てくるそう。為名野牧・という名称によって、かつて伊丹台地の一角に

まき(牧場)が存在したということがわかるそうです。

万葉集・歌などたくさん「ゐな」が詠まれています。

有名なのが 大弐三位

~有馬山 ゐなのささはら 風吹けば いでそよひとをわすれやはする~

↑歌枕になるほど 有名な 「ゐなのささはら」

(しかし、実際はナント・見たこともないのに使用していたそうです~。当時の流行か?

「自然にできた 荒涼としたイメージ」・だそう。たくさんの歌に詠まれています。)


5.ゐなのにひろがる「ささはら」「ふしはら」「牧(まき)」

(柴原・をフシハラ・と歌に詠んでいます。同じものだそうです。)

(1)ささはら・とは。。。
ササの草原・牧、牧草地。

(2)ふしはら・とは。。
伏原、柴原、低木群落・・・燃料生産

(3)牧
奈良・平安時代に牧場の存在

「荒牧」という地名は、牧のあったなごりか。

草原・・・牧場・ゴルフ場・公園・採草地 ←ススキ原。採草とは、屋根用(かやぶき)の草地。

人が利用するための、管理の行き届いた場所。



人の手が加わっていない時は樹林。温暖化で照葉樹林(クスの木など・お日様にあたると光る葉っぱ)。

日本のほとんどがこれで、沖縄も照葉樹林だとか。

人の手が加わっていないところは「照葉原生林」といって、大木があります。(かつては伊丹にも存在)

お寺なんかには、原生林も残されています。(拝殿裏の森に神様が棲む・と言われていたから)

(明治神宮は人工林)


ささはらは、ネザサ草原(低管理の草原)。手入れがあまりされていない草原。


自然にできた針葉樹林を破壊し、今度は人の生活上の生産性のある

○水田・畑(食糧生産)

○果樹園(タチバナ←みかんなどのかんきつ類のこと。)

○半自然草原(牛さんが食べる草などでお手入れされている・かやぶきの草が生えると刈り取り使用する)

○里山林(燃料)

里山・・・10年に一度 伐採。←伐採の周期を短くすると、高木がなくなり低木しか生えなくなる。


里山の、伐採の時期・周期をばらばらにしている例。いろんな高さの植物が。



草原まとめ。ネザサは、横幅1cmくらいの長い葉っぱ。(次回画像アップしますね)

○ススキ草原(年一回採草)

○チガヤ草原(年2~3回採草←ススキ草原よりこまめ。低い草。)

○シバ草原(チガヤ草原よりさらにこまめな刈り取り・や、牛などがたべて短くなる。)

○ネザサ草原(低管理・低密度放牧←あまり管理されていなくって、草ぼ~ぼ~な状態。

放牧も広さのわりにはあまり牛などがいない状態。)


ススキは穂がすこし茶色っぽく、まっしろな穂は「オギ」。

万葉時代の「あさがお」は、キキョウのことだそう。


秋のナナクサ・ってよく耳にしますが、どんなものかあんまり知らないですよね?

(コンビニのメニューに期間限定で登場しますが・・・^^;)次回画像も一部アップしますね。




秋の七草は、絶滅寸前。。。やまとなでしこも、ぜつめつすんぜん・・・??←先生がおっしゃったんですよ~。

このあたりは、次回も説明してくださったので、割愛。つ~づく☆

・・・ちょっとむずかしい??うまく説明できてるかな。。。

9/12:ちょこっと追記しました。

都会などには自然がないし、生物多様性などを考えたりする必要はないのでは・・・?という

声もあるそうですが、とんでもない・都会こそ、考えて、実行していかないと・ということだそうです。

なんでか?というお話も、また次回にちょっと触れますね。

この地域では「ゐなのささはら」を、生物多様性いたみ戦略・で、この地区のもともとあるものから

作る・を実現してゆこう・と取り組みをされてゆくそうです。今も市役所の一角に

実験的に作っていらっしゃるので、次回の講座紹介時に画像などアップしますね。

これが、どうやってかめちゃんにつながってくのか・・・?いっしょに考えてくださると

うれしいです^^。
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かめちゃんのお世話になってる 私たち。 かめちゃんを知って お近づきに。。。

次回はみどり保育園の子たちの近況かな~。

~お~まけ☆~


この場所がすきで よく ほしほししてる クロたん。(アカミミちゃん・黒化の男子☆)

「次回は ボクの きせきの ショットも 公開するで。。。」・・・ほれるなよ☆