ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

豊田有里 著『無汸庵 綿貫宏介 絵画ト文字ノ新タナル邂逅』

2020年12月01日 | 日記
 12月1日(火)です。いよいよ師走に入りました。多忙です。
一昨日の書道文化学会でZoom講演をしていただいた豊田有里さんが出版された標記の本を紹介いたします。大学の図書館に入れていただいたものです。
京都造形芸術大学芸術研究科(通信教育)芸術環境専攻 で作成された修士論文に加筆したものだそうです。
まず、本のケースが美しい。絵は 綿貫宏介氏の作品です。黒地に銀で渋く表現されています。


そこから、本の本体を引き出しました。黒いケースから白黒逆転のデザインで本体の表紙が現れて、驚きがあります。この表紙も美しい。工芸品のようで、すばらしいセンスだと思います。


中表紙です。これも綿貫氏の作品をデザインとして使っています。ポルトガル語の印のようです。


修士論文ですので、文章が多いのですが、図版のページを紹介しておきます。


有馬温泉には彼のデザインが多く使われて、町全体をお洒落に彩っています。
旅館「御所坊」の内装なども紹介されています。


四国大学では、図書館と書道文化センターに一冊ずつ入れていただきました。




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