12月3日(木)~10日(木)、四国大学書道文化館ギャラリーにて、標記の展覧会が開催されます。コロナ禍の今なので、学内展の形です。四国大学の特認教授である川尾朋子先生のことは、下記のサイトをご覧ください。
https://kawaotomoko.com/
川尾先生が暗闇の中で、筆の軸に明かりをつけて大字の一字書を書く動きを、プログラマの池田航成氏が印画紙に集結させた写真作品です。全部で9点の作品があり、題材にしたのは、右から次のような文字です。
今、交、力、閃、流、重、心、鬱、永 です。
これは「今」です。下の紙に、文字が書かれているのがおわかりでしょう。
「交」 です。
空海が書いた「飛白体」の雰囲気が感じられます。
書道も、筆と墨で紙に書くだけでなく、それを現代の最新技術と組み合わせることで、異なる芸術作品が生まれることがわかります。
伝統は、時代と共に歩んでこそ未来に生き残るのです。
川尾先生には、12月9日(水)の1時間目の1年生「キャリア形成入門」の授業の中で、この作品を制作過程を含めた講演をZoomでしていただく予定です。
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