ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

夏季錬成会2019

2019年08月21日 | 日記

8月19日(月)~21日(水)、大学の書道文化館と日本文学館の、書道実習のできる教室を使って、標記の錬成会が実施されました。1~3年生の学生が各自の作品制作に向けて、熱心に学びました。まずは開会式での委員長挨拶。今年の委員長は、3年生の宮崎葵さんです。

1~3年生の縦割り班が6班あって、それぞれの班長が各班の行動を指導します。6名の班長は3年生です。挨拶がありました。

早速各教室に分散して錬成の開始です。

時間節約のために、昼食だけは弁当を用意しました。近所の食堂から学生が選んで頼んできた弁当で、単品の弁当にサラダがついて500円です。3日間、毎回内容が変わります。今回はドライカレー、鶏から揚げ、鶏照り焼きの3種でした。教員がメニューを選ぶと、どうしても栄養を考えた幕の内弁当的なものを選んでしまい、結局残飯がたくさん出がちですが、学生の感覚で選ぶとこうなって、結果的に残飯がほとんど出ないので、驚きまた感心しました。今後のイベントではこの方式が良いと意識を新たにしました。

1日1回は、2班ずつ集まって、批評会を実施します。各自の作品の説明をした後に、他の学生からの批評を受けます。最後に先生からの批評を聞きます。

20日(火)の夕方には、全員で集まって簡単なリクレーションをして、親睦を深めました。じゃんけん列車をした後に、目隠しをしてのリレー書道です。班のメンバーで一画ずつ書いていきました。

学生がアイデアを出し合って、上手に運営していました。良い作品を作ることと共に、集団としての交流や、先輩・後輩とのやり取りを楽しんでいました。お互いにたいへんな作業なのですが、やはりこのような行事は、彼らが大人になった時に必ず役立つ力を身に着けるだろう、と改めて感じました。

閉会式の最後に全員で記念写真を撮りました。お疲れ様でした。