8月13日(火)~17日(土)、お盆に実家に用事があって帰省してきました。台風を縫っていったのですが、多くの時間は実家の荷物の片づけ作業に追われ、その間に、春に亡くなられた恩師、青木廣安先生の初盆のお参り、善光寺良性院へのお参り、上田の友人宅への訪問などを済ませました。今回は仕事に追われ、猛暑のなか少し体重を減らして昨晩徳島に戻りました。戻る途中に、ようやく少し余裕ができたので風景を点描しました。12時ごろに姨捨SAから、長野盆地を撮影しました。私の実家のある盆地です。
駒ヶ岳SAから駒ヶ岳方面を撮影しました。
途中、名古屋の叔父・叔母と会って食事をした後、新名神を経由して一人で徳島に行く途中、夜の9時ごろにさすがに眠気に襲われ、吹田SAで休憩しました。そこでお遍路さん風のヒッチハイカーがいたので、途中まで話し相手になってもらおうと乗せたところ、徳島まで同乗していくことになりました。札幌から富士山登山を経て福岡を目指す、福島さんという男性です。
珍しい体験談を楽しく聞きながら、お陰で眠気にも襲われずに安全に帰ることができました。それでも夜の12時近くになって疲労がピークに達したので、徳島の「八寸」に彼を託して、翌日にお会いすることを約束して帰宅しました。この夜は、彼はたまたま八寸にいたお客さんであるオーストラリア人のラリーさんのヨット(ケンチョピアに停泊)で一泊させてもらったとのことです。
翌日は、昼食をウッドアイビスでご一緒した後に、阿波踊り会館に案内して眉山頂上まで往復し、阿波踊り体験をさせたら、運動神経がよほど良い方と見えて、初めての体験なのに優秀舞踊者に選ばれて表彰されました。この会館の阿波踊りの見せ方や教え方はたいへん上手で、観光の質としては極めて優れていると思いました。
彼もたいへん良い思い出になって、徳島が大好きなったとのこと。またもう一晩ヨットで宿泊後に、香川・岡山を経て福岡を目指すということです。体も精神もたくましく話も魅力的な方なので、今後の旅も心配はないと思います。お母さまが三味線を弾かれるそうなので、いずれ親子で來徳されるのではないかと思います。
偶然にも珍客と知り合いになり、お互いにプラスになりました。自分自身も徳島の町の魅力を再認識でき、観光方式について考えることができました。
さて、休みも今日で終了で、明日からは夏季錬成会や、書教育研修会などがあって、大学の仕事が始まります。猛暑は続きそうですが気持ちを切り替えて頑張りましょう。