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ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

セレモニーホール「花水木」の看板 

2016年09月21日 | 日記

9月21日(水)、1週間前に標記の板の扁額を2枚依頼されて、1枚を2年生の遠山颯希さんにお願いしました。彼女は重厚な隷書が書ける学生です。「遍照殿」と隷書で書く依頼を受けました。何度か紙に練習してから、一気に板に書きました。

印を押して出来上がりです。板がカーブしているので、少しだけ扇型のように書いてもらいました。うまく入っています。板の割れ目がありますが、「花水木」の社長の柳本さんによれば、仏教で縁起の良い木なので、割れ目は気にならないそうです。

本日夕方に、大学に取りに来られましたので、遠山さんと一緒に記念撮影させていただきました。縦書きの方はたいへん難しい配置を要求されたので私が書きましたが、もう少し線が太くてもよかったです。これらの看板は「花水木」の香川県坂出市のホールに飾られるということです。

この書が、ご葬儀の雰囲気を少しでも和らげる存在であればうれしいことです。

これがかかる場所は、下記のサイトに示された場所のようです。

http://www.setouchiseremo.com/


エクセレント両国での書道教室3

2016年09月21日 | 日記

9月21日(水)、ゼミ学生4年生の赤瀬美乃里さんが標記の授業に取り組みました。施設は両国本町商店街の中ほどにあり、ウッドアイビスの少し北側です。私の妻が撮影係で参加して、写真データをもらいました。もう同施設での3回目の授業なので、本人も慣れたもので、事前に作品の題材をアンケートにとり、手本を書いておいて、参加者に書いてもらいました。俳句が趣味で、ご自分の俳句を書かれた方もいます。参加者は約20名でした。

職員さん3名がお手伝いをしてくださいました。慣れた職員さんがお年寄りに声かけしてくださるので、皆さん、安心して取り組んでいます。

最初は、あまり乗り気でない人もいましたが、だんだん皆さん楽しさに目覚めてきて、最後は和気藹々とした雰囲気で、約1時間を過ごしました。一人一作品は必ず提出ということで行ないました。

第1回目の教室の作品を裏打ちして、色画用紙に貼り付けたので、この日に展示して頂きました。楽しい作品がたくさんできていました。

福祉施設で、書を活用する方法を模索する卒業研究が着々と進んでいます。彼女も、このような授業を1人でどんどん進めることができるようになってきて、頼もしい限りです。