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ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

外国人との書道交流

2016年09月09日 | 日記

9月9日(金)、10:00~12:00、書道教室で、駅前の花壇整備のボランティアとして徳島に来ている外国人4名と書道交流をしました。3ヶ月ごとに異なるメンバーが来ています。この日に来られたのは、イギリスのケーラーさん、チェコのルーシーさん、ギリシャのヤニスさん、ロシアのナタリアさんです。ヨーロッパ各地から来られた方々です。手伝ってくれたのは書道クラブ学生で、外国人それぞれに、1年の坪井佳代さん、松木綸平くん、泊奈央さん、3年の米澤優香さんが担当しました。外国人1名に日本人学生1名がついてマンツーマン指導です。外国人4名は日本語の少しだけわかる方もいましたが、こちらは片言の英語とジェスチャーで進めました。

一文字作品が主体で、色紙や団扇にも書いていただきました。なかなかの出来です。最後に記念の寄せ書き作品も作りました。この寄せ書き作品は両国本町商店街のプチレストラン「ウッドアイビス」に差し上げました。今回の書道交流はこのレストランからの依頼で実現したものです。

皆さんで記念撮影をして終わりました。

外国人の皆さんは、とても楽しかったと感想を述べておられました。学生たちにとってもよい経験になりました。

 

 

 


かぜまーる いっさんじゃい

2016年09月09日 | 日記

9月8日(木)、21時~23時、夜の徳島空港に、昨日の作品の展示に行きました。最終便が着いて、乗客の迷惑にならないように、遅くの時間に開始です。2年生の矢部育実さんも、制作者の一人として同行しました。

昨日既に軸を入れてあるところを空港の展示器具に結束バンドで結び付けます。美波町の皆さんも大勢来られて作業に余念がありません。祭りを盛り上げるために大勢の方が汗を流しています。

器具を徐々に上げてもらいます。

最上部まで上げてしまう前に、矢部さんとコーディネーターの久米さんに写っていただきました。作品の巨大さがよくわかると思います。

作品がとうとう上まであがりました。全体風景はこんなふうになります。「いっさんじゃい」とは、美波町ちょうさ祭りの神輿を担ぐときの掛け声で、「勇んで行け!」という意味の美波町方言だそうです。これは書道文化学科2年生の有志グループ「かぜまーる」の5名が書いた記念すべき作品です。玉城千博、星川遙香、矢部育実、宇良樹希、仲井眞歩加の5名が、文字を分担して書いています。「海」と「いっさんじゃい」がセットの作品といえます。

川尾先生の作品、「海」の一字は、エスカレーターに乗りながら見るのが最も迫力があります。横5m、縦6mあります。

9月23日(金)まで、2週間の展示だそうです。ぜひ、空港でご覧ください。その後は美波町に移動して、町役場などに展示の予定とのことです。