ちょっとピンぼけ/倉敷界隈

日々の記録。見たり、聞いたり、買ったり、食べたり。

今日の見もの(コンスタンティン)

2010年11月27日 22時19分11秒 | 見もの

コンスタンティン (Constantine) 121分 2005年 アメリカ

 ある男がメキシコの廃墟でナチスの旗に包まれた槍を発見する。ロンギヌスの槍が再び日の目を見た。

 ところ変わって、ある少女が暴れている。押さえるために手足を縛りベッドにくくりつけられている。ジョン・コンスタンティンが呼ばれたが、いつもと違うようだ。大きな鏡に閉じ込めて悪魔を祓った。だが、その悪魔がこちらに出てこようとしていた。おかしい、この世には人間界と天国と地獄の三つがある。天使は天国、悪魔は地獄。お互いに干渉し合わないようにバランスを保っている。悪魔が人間界に出てくることは出来ないはず。それではバランスが崩れる。しかし、、、おかしなことになってきている…。

 精神病院から女性が飛び降り自殺した。それを夢で知ったのは双子の女性。警察に勤めている。自殺などするはずがない。神父にカトリックの正式な葬式を頼みに行くとそこにはコンスタンティンがいた。彼はガブリエルと話している。彼女の背中には黒い翼がある。白い翼ではなかった。鷲のような毛(羽毛?)むくじゃらの。彼女は彼に言った・・。

 始まって何度かデジャヴにおそわれた。地獄にイザベルを捜しに行った時、最後のガブリエルとのシーン、どこかで見た。確かに見た。映画館には行ってない。DVDを借りてみるようになったのは8月以降で、それまではケロロとかは借りたけど2時間の映画など借りなかった。疲れるばかりだと感じていたから。じゃぁTVのロードショー?? きっとそうなんだろうが、記憶は定かでない。こう言う映画なら印象に残っているだろうに・・。

 若い時に坊さんになりたかった私は、仏教以外にも神道やキリスト教、もちろん旧約聖書も読んで多少の知識はある。マンガを始め、小説も含めて悪魔とか伝説(聖なるものも)にも多少の知識はある。そんなこともあってこの手の映画はわかりやすく興味深い。ただ、何か違和感がある。こんなに神や悪魔とは醜い(考えにしても行動にしても)ものか、キリスト教とか宗教って本当は人をだまくらかすものなんじゃないか。子どもの頃よく感じていた『人間が神を信じて祈りを捧げる姿を、神は慈悲深い顔で見ながら、後ろを向いて舌を出しているのではないか』そんな思いが再び頭をよぎった。これは言っても考えてもいけないことなんじゃないかとも思いながらも。

 いまもうこれ以上考えたり深入りしない方がいいと感じている。映画として楽しめばいいし、謎めいた展開に興味を抱く人も多いだろう。BDで見たけど、画像も美しく見応えもある。これ以上は見た人が感じてください。

ランク:宗教、伝説、地獄や悪魔に興味ある人はどうぞ。
    せめて聖書ぐらいは読んでおかないと楽しみが半減するよ。

 もう一つ、エンドロールが始まってもトイレなど行かずに最後まで見てください。こう言うのってどんでん返しがあって楽しいけど、個人的にはやめて欲しい。延々と文字の羅列を見ていないといけないのは時間の無駄だから。まぁ映画館でならいいけど。

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