詩人PIKKIのひとこと日記&詩

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詩二編   かもしれん   受験生たちに

2015年12月29日 | 最新の詩

詩  おいらの口癖

おいらの口癖は「かもしれん」
知ってていても「かもしれん」

なんでもかんでも「かもしれん」
面倒くさいので「かもしれん」

女も男も「かもしれん」
草木鳥獣「かもしれん」

生きるも死ぬるも「かもしれん」
食べるも糞するも「かもしれん」

 

もしも君が受験生で
一階と二階の英語もわからないようなら
受験など止めた方がいい
(試験用紙を百点満点になるまで繰り返さない奴も!)

これらの英語は
中学校一の優等生に教えられたので
いまでも時々思い出して苦々しくなる

中学三年最初の模試で
学年一番になった僕に
それまでは鼻もひっかけなかった奴が
話しかけてきた(東大かどっかの医学部に)

僕はといえば
毎日の牛乳配達で眠くてうとう居眠り中か
教科書の陰で本を読んでるかだった

アップ・ステアーやダウン・ステアーって
ダンスの種類なんだべか?

あああの頃にもっと素直に
事典の引き方くらいは
聞いとくべきだった
漢和辞典など宝の山また山だ

辞書なんか引くのが面倒というなら
勉強などさっさと止めろ!
どの世界にも楽な近道なんかありはしない



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