詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

浅田次郎 究極のデフレ対策 アイヌ民族の裁判 ベーシックインカム 

2012年11月30日 | 歴史
日本作家の中では、開高健と自衛隊出身作家浅田次郎作品を時々読み返す。『きんぴか』『プリズンホテル』シリーズを読む楽しさは冬のコタツの中での贅沢かな。煎餅を齧っては苦いお茶を啜りながら・・戦車を奪ってぶっ放すシーンと、隣り合わせで忘年会の暴力団と警察との乱闘シーンが特にお気に入り

デフレギャップが50兆円以上という日本ではいくら金融機関に流しても国債購買になる。金融マネーとして各国や企業を空売りで破綻させたりよはましだけど・・エンデ的地域通貨(定期的に価値を減額し5年後くらいに貨幣価値ゼロ)で数十万円記載通帳を全住民に配り購買力を高めて内需拡大するしかない

『沖縄問題から逃げる今度の総選挙はごまかしである』はー『ここ』
肝心な、米国では違法なオスプレイを属国日本全国で訓練飛行と沖縄基地問題を忘れていた。
アメリカは日本を、「黄色い猿」の住むやりたい放題できる属国ととしか考えていないので、ますます資産強奪やTPPでのあらゆる物の収奪は加速化することだろう。
それを防ぐには売国奴的な自公民維等の政治家や官財マスコミの売国奴たちを一掃するしかない。
オスプレイ配備反対と治外法権「日米地位協定」改定がその第一歩になる。

これもまた小泉竹中政治以降加速化しつつある米国の収奪。
『森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 郵政上場は財務省の焦りか』はー『ここ』

とてもわかりやすい『世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第1回「デフレと情報の歪み」』はー『ここ』
自民党の論客としての彼の政治的発言にはみるべきものは皆無だけど・・

日本にはあらゆるトーテムが存在(各家には家紋があり柳が民族全体のトーテムのアイヌでも各家系には男女双系の家紋が)。モンゴル等騎馬遊牧民では鉄が多い。女真等周辺民族では金が・・は騎馬民の祖で黄金好きスキタイの影響だろう。
ヒッタイトが紀元前千数百年に滅亡後製鉄技術が世界中に拡散し、西ではギリシャ東では秦漢から日本列島へまで

北大がアイヌ民族の墓から無断で遺骨副葬品を掘り出したため祖先供養が妨げられ、憲法で保障の信教自由が侵害とアイヌ民族3人が北大に遺骨返還と慰謝料の支払いを求めた裁判開始。『十勝平野』(上西晴治)に詳しい・・若かりし彫刻家砂澤ビッキやアイヌ語学者知里真志帆が過激な遺骨返せ運動を展開を

官僚裁量政治を無くす基本所得保障(ベーシックインカム)は、最低労働保障をその両輪の輪とすべき。そう可能なのがエンデ提唱地域通貨「定期的に減価し最後は貨幣価値ゼロ」。約5年後に雲散霧消の通貨なのでいくら発行分配しても非インフレ的。その通帳を発行配布する時間貯蓄銀行で仕事の斡旋も

ベーシックインカム(2)ーこの年金版が、三年前小沢民主党政権公約「月7万円の最低保障年金」で、年金支払い額を平均余命で割った額を上乗せしー①現在の消費税全部をこれに当て、不足分は贅沢税(ギャンブル・宗教・冠婚葬祭・ペット・麻薬・売春等すべての贅沢行為に課税)②↓地域通貨で支払い

東京電力を頂点とする原子力ムラという政官財学マス複合体こそが日本亡国推進の元凶!『東京電力がひた隠す「暴力団」「作業員大量死亡」「原発周辺の被曝線量」「電気料金」など悪事が噴出!』はー『ここ』

滋賀県知事を脅迫して再稼働させた資源エネルギー庁次長今井尚哉は安倍元首相の元秘書官の経産省のエース級の閨閥馬鹿。『原発再稼動の黒幕がやっているコト』はー『ここ』

法治国家の放棄での退廃は、東電をJAL的破綻処理をという法律がありながら、株主たちの利益のために急遽新法で東電救済→加害東電に被害者への賠償金査定とエスカレートし、3・5兆円税金支援の上に天井知らずの電気料金値上げ(他電力会社も追随)。どこかでこの違法国家の悪の連鎖断ち切りを!


大恐慌が舞台のスタイインベック原作『怒りの葡萄』(ヘンリー・フォンダ)をまた観る

2012年11月29日 | 映画

すべては消え去る運命なのだから、すべては愛おしいもの・・
『Quantic - Time Is The Enemy 』はー『ここ』

猪瀬用に新都庁舎に数百万円トイレ新設には呆れた。いつも上から目線は親分の石原慎太郎と同じで、より冷たい視線でよりこうるさい。『忘れてはならない!【猪瀬直樹 対 山崎養世、高速道路無料化について検証】からみる対米隷属は現在でも止まぬ』ー『ここ』
最後の国民共有財産強奪の「高速道路民営化」推進の中心になり、どれだけ多額の金を親分小泉からもらったんだろうか。
変わり身が早いのが多いという・・日本人知識人の典型的タイプ

今日も不調

2012年11月28日 | 食・環境
途中まで読んでいま一服中、とても格調高い文章・・『『フクシマ、真実を目指す戦い』(Global Research誌全訳)日本人口の大きな部分が著しいレベルの汚染を体内に蓄積しつつある』はー『ここ』

昨日の鉄についてのブログ記事の補足的記事『鉄の歴史』はー『ここ』
補足ー①日本の最古の鉄器は縄文時代後期の紀元前約千年前②鉄器の歴史はより古くて隕鉄(鉄分を含む隕石)利用は倍くらい古く

日本人いままさに死刑台へのエレベーターの上。自民党が勝つとそのファシズム的公約(改憲、原発全再稼動、国防軍軍事独裁国家、侵略戦争可能な手段的自衛権行使)を実行する権利と義務を持つことになる。『12/16の意外な審判 - 民意は原発推進と国防軍を選択』はー『ここ』

ー2/16の選挙結果は、安倍晋三の国防軍と石原慎太郎の核武装と橋下徹の赤狩りを支持し信認した民意の証明となり、9条破棄と軍国日本の出発点となる。選挙の勝利者は極右である。この瞬間、12/16の午後8時、戦後の平和憲法体制は死刑宣告され、来年7月の執行を待つ死刑囚の身となるー『ここ』

共産党のオリーブの木への参加で「小異を別にして大同につく」という両極対立に持ち込まない限り後戻りのできない自民公維のナチ的ファシズムが成立!改憲、アカ狩り(共産党がまず餌食に)、徴兵制軍事独裁、全原発再稼動、増税、TPP、米国ための戦争ー『ここ』

自衛隊の防災的公共事業(橋道路等償還期限切れのインフラ交替)は、角栄氏がすでに佐渡等で道路建設自衛隊で実行。現自衛隊の災救と矛盾しない広義の安全保障。その分の国地方予算を他に回せる。小泉猪瀬での膨大な国民共有財産強奪「高速道民営化」を地方へで再度経済成長や失業率半減可能

反原発・反増税・反TPP・反ファシズムで二極対立点を明確に!自衛隊の防災的な公共事業(橋道路等償還期限切れのインフラ交替)と自衛隊半分「災救隊・原発管理廃炉省」と、小泉猪瀬での膨大な国民共有財産強奪「高速道民営化」を地方へで再度経済成長や雇用をしかない。『日本亡国を救うため(1)』はー『ここ』

社民党は消滅だろから未来入党で議席確保の方がいい。共産党は、反原発反増税反TPP反独裁で一致するのだから、オリーブの木的選挙協力をすべき。今なによりも大事なのはより多くの反自公民維の政治家当選であり、党勢拡大を一時置いての協力なしには自公民維が勝ち赤狩りで真っ先に血祭りに

自民党勝利だと 鉄 墨家と甲賀伊賀雑賀 親分を変えて巧妙に世渡りしてきた猪瀬直樹 大麻

2012年11月27日 | 政治

共産党もオリーブの木的選挙協力へ参加して、「小異を別にして大同につく」という両極対立に持ち込まない限り後戻りのできない自民公維のナチ的ファシズムが成立だろう!
共産党は結果的に民意を反映しない事になり、ファシズム側に「敵に塩を送る」結果になる・・全選挙区への候補者擁立をこのような亡国の瀬戸際には変更しなければならない。
そうでなければ共産党こそが、日本の再度の軍事独裁国家化と戦争と亡国の責任を最も問われる事になるだろう。
改憲、言論弾圧アカ狩り(共産党がまず餌食に)、徴兵制・核武装・軍事独裁国家、全原発再稼動、増税、TPP、米国ための戦争へとは間違いない。
違う型での原爆原発という人体実験の上に、韓国のようにあらゆる主権を奪われて亡国してゆく・・哀れなるかな、鶏よりも忘れっぽい日本人はー『ここ』

自衛隊の防災的な公共事業(橋道路等償還期限切れのインフラ交替)は、角栄氏がすでに佐渡等で道路建設で自衛隊で実行。現自衛隊の災救活動と矛盾しない広義の安全保障。その分の国地方予算を他に回せる。
自衛隊半分を「災害救助隊・原発管理廃止省」にが、近い将来の想定される「平成関東大震災」(日本史では東北の大地震と10年以内に99%連動)への最大の備えともなる。

さらにこの上に、小泉・猪瀬での膨大な国民共有財産強奪「高速道民営化」を地方へ払い下げるべき。
耐震工事と渋滞緩和(料金所撤廃同様に)のための出入り口倍増公共事業は国でやり、車検的年間使用料ワッペン収入を地方財源にして、出入り口の再開発等で再度経済成長や失業率半減可能になる!
これらもどこかの党の公約にして欲しい。

鉄についてとても参考になった『鉄の道、海の道』はー『ここ』
鉄の「浸炭法」発見(ヒッタイト人が錬鉄を木炭に混ぜて熱しハンマーで叩く工程を繰り返すことで青銅より硬くて強靭になる事を発見。紀元前1500年頃)からすぐにと言っていいほどアジアでも。
これは時代的に騎馬民の祖スキタイが東征して残した墓遺跡の時代(紀元前十数世紀)と一致する。
ステップの道を騎馬で移動する騎馬民とそれ以外は、ジェット機と徒歩くらいの差がでる。
これが日本(東北以外)~中国~モンゴル~トルコでの鉄=テツというチュルク語系呼称と、日本東北地方~朝鮮半島~満州~シベリアでのツングース語形呼称という鉄の伝播路の違いであり、後者の方がステップの道を使ってより早く伝わったのではと思う。

ただ以下からは、より南の後のシルクロード経由や、海の道経由のどちらかが鉄(テツ)呼称の理由と思うが・・どちらもありえる。
《日本最古の製鉄遺跡といえば今のところ広島県三原市の小丸遺跡だと言われますがだいたい3世紀頃で古墳時代初期か弥生時代晩期とされます。そして製鉄技術は朝鮮半島から渡って来たと一般に言われます。
朝鮮半島では紀元後(何世紀かは不明)半島南部に製鉄遺跡が見つかっていますが、これは中国から渡ってきた技術でした。
では中国ではどうでしょうか?最古の製鉄遺跡はだいたい紀元前8世紀頃のものが河北省で見つかっています。しかしこれは鋳鉄(鋳型に流し込んだだけのもの)で、脆く壊れやすいものでした。

 実は鉄器自体は青銅器とそう変わらない時期に見つかっているのです。しかし銅と錫の合金である青銅器のほうがはるかに強靭で鉄よりも融点が低い(鉄1200度に対し700~900度)ので世界中で急速に普及しました。
鉄器が青銅器にとって代わるのはアナトリア(現在のトルコ半島)に勃興した古代帝国ヒッタイトにおいてでした。ヒッタイト人は錬鉄を木炭に混ぜて熱し、ハンマーで叩くという工程を繰り返すことで、青銅より硬くて強靭になる事を発見し所謂「浸炭法」を確立します。紀元前1500年頃のことです。》

《こうしてできた鋼(はがね)は青銅製の武器を駆逐し、ヒッタイトはオリエント世界においてにわかに強大化しました。しかし浸炭法は莫大な火力を必要としそのための木炭を製造するために森林を伐採したため、国土が荒廃し最期は海の民という謎の民族の侵攻をうけ紀元前1200年滅亡します。》

《浸炭法を独占していたヒッタイトが滅亡したため、新しい製鉄技術は世界に拡散しました。古代世界においてはインドが最も高い製鉄技術を持っていたと言われますが、これはヒッタイトと同じ印欧語族であるアーリア人に伝わったものでしょう。
中国大陸で浸炭法が普及したのはおそらく戦国時代から秦漢時代にかけて。ですからヒッタイト滅亡から1000年ほど後になります。》

《製鉄技術が海路から伝わった傍証として、アンコールワットを建造したクメール王朝(カンボジア)や古代海洋交易民族として名高いベトナム南部にあった占城(チャンパー)王国はインドの影響を強く受けヒンドゥ-教や小乗仏教あるいはそれを基に独自に発展した宗教を信仰していました。
また中国においても春秋戦国時代を通じて最も鉄器製造が盛んだったのは呉越の地(江蘇・浙江省)、次いで斉の地(山東省)と皆海に面しているのです。また蜀の地(四川省)も鉄器で有名ですがこれもインドや東南アジアに面しています。
一説では三国志で有名な諸葛亮の南蛮遠征も交易路確保の他に良質な鉄を求める目的もあったといわれているほどです。》

伊賀・甲賀・雑賀等と似ていて非攻・専守防衛・中立(傭兵的)で、「任」や「兼愛」(=博愛)を重視した墨家は日本列島へと亡命したのでは・・
呉越や秦から大船団でやって来た徐福以外にも歴史に残らない渡来文化は多い。『墨子』はー『ここ』

日本人はいままさに死刑台へのエレベーターの上にいる。
自民党が勝つとそのファシズム的公約(改憲、原発全再稼動、国防軍・軍事独裁国家、侵略戦争や米国的先制攻撃可能な集団的自衛権行使)を実行する権利義務を持つ『12/16の意外な審判 - 民意は原発推進と国防軍を選択』ー『ここ』

西の大嘘つきは橋下、東の大嘘つきは野田&石原だったが、彼らの後継者になりそうなのが小泉から石原とろくな親分に仕えてこなかった猪瀬。『忘れてはならない!【猪瀬直樹 対 山崎養世、高速道路無料化について検証】からみる対米隷属は現在でも止まぬ』ー『ここ』

↑はもともとこの記事からリンクなんだけど、読みにくいし半分くらいたってから猪瀬直樹に関する記事『誠天調書ー首都高を外資に・・』はー『ここ』

大麻は世界最古の医薬品の一つだったし、戦前日本でも医薬品だった。『アノニマスが大麻合法化作戦を開始すると発表』はー『ここ』
大麻関係を網羅してある『がんの治療と医療大麻:米国の国立ガン研究所(NCI)がマリファナの抗癌作用を正式に認める』はー『ここ』

久しぶりのNHK日曜討論では”高給官僚から最も嫌われた政治家”(質問趣意書の提出数が膨大なのと容易に妥協しない点から)鈴木宗男氏が存在感が際立っていた。彼のような政治家をもっともっと増やさなければならない。小沢内閣の法相になると面白いんだけど・・

恐るべき日本破壊のための秘密兵器(青森県原発処理施設、福井県もんじゅ同様)かな・・『MOX燃料・高速増殖炉「常陽」』はー『ここ』

次の選挙は天下分け目の関が原の戦いで、争点は消費増税(20年間デフレ不況)、脱原発、TPP・・勝った方へと舵が切られもう後戻りはできない。その争点を何とか誤魔化して電波ジャックと民自公維は懸命だが・・日本人が米国属国奴隷のまま戦前的軍事独裁を選ぶ可能性は大きい。

「多数の小党は小沢の下で団結しなければ民自公の大連立に勝てない」であり、そうでなければファシズムで日本が終わりになってしまう。脱原発、反消費増税、反TPPでのオリーブの木的選挙協力以外にこの国を救う道はない。
共産党が望んできた党勢拡大もまた、この協力で大人の対応をする事が結局は「急がば回れ」になるのだと気づくべき時代

相変わらず鋭い、天木直人『民・自の談合解散と総選挙後の民・自連立が明らかになってきた』はー『ここ』


日本のランボーと思う・・左川ちか

2012年11月26日 | 食・環境

   五月のリボン    左川ちか

窓の外で空気は大聲で笑つた
その多彩な舌のかげで葉が群になつて吹いてゐる
私は考へることが出来ない
其處にはたれかゐるのだらうか
暗闇に手をのばすとただ風の長い髪の毛があつた


    【花咲ける大空に】   左川ちか

それはすべて人の眼である。
白くひびく言葉ではないか。
私は帽子をぬいでそれ等をいれよう。
空と海が無数の花弁(はなびら)をかくしてゐるやうに。
やがていつの日か青い魚やばら色の小鳥が私の顔をつき破る。
失つたものは再びかへつてこないだらう。


    雲のやうに

果樹園を昆虫が緑色に貫き
葉裏をはひ
たえず繁殖してゐる。
鼻孔から吐きだす粘液、
それは青い霧がふつてゐるやうに思はれる。
時々、彼らは
音もなく羽搏(はばた)きをして空へ消える。
婦人らはいつもただれた目付で
未熟な実を拾つてゆく。
空には無数の瘡痕がついてゐる。
肘のやうにぶらさがつて。
そして私は見る。
果樹園がまん中から裂けてしまふのを。
そこから雲のやうにもえてゐる地肌が現はれる。


    【Finale】    左川ちか 


老人が背後で われた心臓と太陽を歌ふ
その反響はうすいエボナイトの壁につきあたつて
いつまでもをはることはないだらう
蜜蜂がゆたかな茴香の花粉にうもれてゐた
夏はもう近くにはゐなかつた
森の奥で樹が倒される
衰へた時が最初は早く やがて緩やかに過ぎてゆく
おくれないやうにと
枯れた野原を褐色の足跡をのこし
全く地上の婚礼は終わつた



    【青い馬】    左川ちか 

馬は山をかけ下りて発狂した。その日から彼女は青い食物を食べる。
夏は女達の目や袖を青く染めると街の広場で楽しく廻転する。
テラスの客等はあんなにシガレットを吸ふのでブリキのやうな空は
貴婦人の頭髪の輪を落書きしてゐる。
悲しい記憶は手巾のやうに捨てようと思ふ。恋と悔恨とエナメルの靴を
忘れることが出来たら!
私は二階から飛び降りずに済んだのだ。

   
     【昆虫】    左川ちか

昆虫が電流のやうな速度で繁殖した。
地殻の腫物をなめつくした。

美麗な衣裳を裏返して、都会の夜は女のやうに眠つた。

私はいま殻を乾す。
鱗のやうな皮膚は金属のやうに冷たいのである。

顔半面を塗りつぶしたこの秘密をたれもしつてはゐないのだ。

夜は、盗まれた表情を自由に廻転さす痣のある女を有頂天にする。

海が天にあがる。


   【The street fair】   左川ちか

舗道のうへに雲が倒れてゐる
白く馬があへぎまはつてゐる如く

夜が暗闇に向つて叫びわめきながら
時を殺害するためにやつて来る

光線をめつきしたマスクをつけ
窓から一列に並んでゐた

人々は夢のなかで呻き
眠りから更に深い眠りへと落ちてゆく

そこでは血の気の失せた幹が
疲れ果て絶望のやうに

高い空を支へてゐる
道もなく星もない空虚な街

私の思考はその金属製の
真黒い家を抜けだし

ピストンのかがやきや
燃え残つた騒音を奪ひ去り

低い海へ退却し
突きあたり打ちのめされる


    【緑】   左川ちか

朝のバルコンから波のやうにおしよせ
そこらぢゆうあふれてしまふ
私は山のみちで溺れさうになり
息がつまつていく度もまへのめりになるのを支へる
視力のなかの街は夢がまはるやうに開いたり閉ぢたりする
それらをめぐつて彼らはおそろしい勢で崩れかかる
私は人に捨てられた


    錆びたナイフ    左川ちか

青い夕ぐれが窓をよぢのぼる。
ランプが女の首のやうに空から吊り下がる。
どす黒い空気が部屋を充たす―― 一枚の毛布を拡げてゐる。
書物とインキと錆びたナイフは私から少しずつ生命を奪ひ去るやうに思はれる。

すべてのものが嘲笑してゐる時、
夜はすでに私の手の中にゐた。


     素朴な月夜

ルーフガアデンのパイプオルガンに蝶が止つた
季節はづれの音節は淑女の胸をしめつける
花束は引きむしられる 火は燃えない
窓の外を鹿が星を踏みつけながら通る
海底では魚が天候を笑ひ 人は眼鏡をかける
ことしも寡婦になつた月が年齢を歎く
  

    毎年土をかぶらせてね

ものうげに跫音もたてず
いけがきの忍冬にすがりつき
道ばたにうずくまってしまう
おいぼれの冬よ
おまえの頭髪はかわいて
その上をあるいた人も
それらの人の思い出も死んでしまった。


    言葉

母は歌うように話した
その昔話はいまでも私たちの胸のうえの氷を溶かす
小さな音をたてて燃えている冬の下方で 海は膨れ上がり 黄金の夢を打ちならし
夥しい独りごとを沈める
落葉に似た零落と虚偽がまもなく道を塞ぐことだろう
昨日はもうない 人はただ疲れている
貶められ 歪められた風が遠くで雪をかわかす そのように此所では
裏切られた言葉のみがはてしなく安逸をむさぼり
最後の見知らぬ時刻を待っている


    緑の焔

私は最初に見る 賑やかに近づいて来る彼らを 緑の階段をいくつ
も降りて 其処を通つて あちらを向いて 狭いところに詰つてゐる
途中少しづつかたまつて山になり 動く時には麦の畑を光の波が畝
になつて続く 森林地帯は濃い水液が溢れてかきまぜることが出来
ない 髪の毛の短い落葉松 ていねいにペンキを塗る蝸牛 蜘蛛は
霧のやうに電線を張つてゐる 総ては緑から深い緑へと廻転してゐ
る 彼らは食卓の上の牛乳壜の中にゐる 顔をつぶして身を屈めて
映つてゐる 林檎のまはりを滑つてゐる 時々光線をさへぎる毎に
砕けるやうに見える 街路では太陽の環の影をくぐつて遊んでゐる
盲目の少女である。

私はあわてて窓を閉ぢる 危険は私まで来てゐる 外では火災が起
つてゐる 美しく燃えてゐる緑の焔は地球の外側をめぐりながら高く
拡がり そしてしまひには細い一本の地平線にちぢめられて消えてし
まふ

体重は私を離れ 忘却の穴の中へつれもどす ここでは人々は狂つ
てゐる 悲しむことも話しかけることも意味がない 眼は緑色に染まつ
てゐる 信じることが不確になり見ることは私をいらだたせる

私の後から目かくしをしてゐるのは誰か? 私を睡眠へ突き墜せ。


    【死の髯】

料理人が青空を握る。四本の指跡がついて、
――次第に鶏が血をながす。ここでも太陽はつぶれてゐる。
たづねてくる青服の空の看守。
日光が駆け脚でゆくのを聞く。
彼らは生命よりながい夢を牢獄の中で守つてゐる。
刺繍の裏のやうな外の世界に触れるために一匹の蛾となつて窓に突きあたる。
死の長い巻鬚が一日だけしめつけるのをやめるならば
私らは奇蹟の上で跳びあがる。

死は私の殻を脱ぐ。



    【眠つてゐる】

髪の毛をほぐすところの風が茂みの中を駈け降りる時焔となる。
彼女は不似合な金の環をもつてくる。
まはしながらまはしながら空中に放擲する。
凡ての物質的な障碍(しょうがい)、人は植物らがさうであるやうにそれを
全身で把握し征服し跳ねあがることを欲した。
併し寺院では鐘がならない。
なぜならば彼らは青い血脈をむきだしてゐた、背部は夜であつたから。
私はちよつとの間空の奥で庭園の枯れるのを見た。
葉からはなれる樹木、思ひ出がすてられる如く。あの茂みはすでにない。
日は長く、朽ちてゆく生命たちが真紅に凹地埋める。
それから秋が足元でたちあがる。


    【海泡石】

斑点のある空気がおもくなり、ventilator が空へ葉をふきあげる。

海上は吹雪だ。紙屑のやうに花葩(はなばな)をつみかさね、
焦点のないそれらの音楽を舗道に埋めるために。
乾いた雲が飾窓の向ふに貼りつけられる。

うなづいてゐる草に、lantern の影、それから深い眠りのうへに、
どこかで蝉がゼンマイをほぐしてゐる。

ひとかたまりの朽ちた空気は意味をとらへがたい叫びをのこしながらもういちど
帰りたいと思ふ古風な彼らの熱望、暗い夏の反響が梢の間をさまよひ、
遠い時刻が失はれ、かへつて私たちのうへに輝くやうにならうとは。

(註)
 海泡石=かいほうせき。粘土鉱物。
      主成分は酸化マグネシウムと二酸化ケイ素。土状の白色の塊。


    【白く】

芝生のうへを焔のやうにゆれ
アミシストの釦がきらめき
あなたはゆつくりと降りてくる
山鳩は失つた声に耳を傾ける。
梢をすぎる日ざしのあみ目。
緑のテラスと乾いた花弁。
私は時計をまくことをおもいだす。


     白と黒

白い箭(や)が走る。夜の鳥が射おとされ、私の瞳孔へ飛びこむ。
たえまなく無花果の眠りをさまたげる。
沈黙は部屋の中に止まることを好む。
・・・・・・・・・・・・
おお、けふも雨の中を顔の黒い男がやって来て、
私の心の花苑をたたき乱して逃げる。
長靴をはいて来る雨よ、
夜どほし地上を踏み荒らしてゆくのか。


      乾燥すると水に浮く。タバコのパイプなどにする。メアシャム。
 ventilator=ベンチレーター。通風機。送風機。換気扇。
 lantern=ランタン。角灯。カンテラ。ちょうちん。

貧乏人の食材(8)ーカボチャー 世界史と日本・アイヌ民族理解の仮説

2012年11月26日 | 歴史
安くてとても長持ちして栄養が満点。道産カボチャは甘くてほっこり。
切って皿にラップをかけレンジでチンするのが一番うまい。味噌汁や鍋やけんちん汁に入れても美味。
南瓜と人参を細かく切ってレンジで10分蒸すし、ミキサーにかけて牛乳かスキムミルクでのばすのは命のスープと呼ばれるとか・・

世界理解のために使える仮説として、砂漠ステップ地帯を真ん中にしたユーラシア大陸のヨーロッパと東アジアを比較する方法が。確かに日本はブリテン島アイルランド島に、朝鮮半島満州沿海州はゲルマンに、中国はギリシャローマ文明やキリスト教を継承した他のヨーロッパ(ゲルマン以外のラテン系等)に類似を

世界理解の仮説(2)ー↓をただ類似というだけではまだ不十分。砂漠ステップ地帯を近代までを支配し自由に行き来し交易した騎馬遊牧文明やそれを受け継いだイスラム理解が不可欠。トルコは東征した騎馬民開祖スキタイ(紀元前十数世紀古墳が露チューバ共和国に)が再び西征して最古のユーラシア文明継承者に

世界理解の仮説(3)ー騎馬遊牧文明の特徴は騎馬と金属加工。これは現在の車と車産業に匹敵。モンゴルのように馬を交換しながらだと瞬時にユーラシア大陸横断可能。その武器は騎上から射矢と鉄器。特に後者は約五千年前に黒海で開始以来、農耕古代文明を破壊し漢等大帝国やギリシャ以降のヨーロッパの基礎に

世界理解の仮説(4)ー鉄は、漢時代すでに溶鉱炉で数千万トン製鉄し、塩同様に国家管理には、韓国ドラマ『朱蒙』に詳しいが、高句麗の遺跡は紀元前3C~なので要注意(このドラマは韓国最古の新羅人の史書「三国史記」に基づくせい)。高句麗の源は扶余で、これから高句麗・百済や靺鞨(渤海・女真の源)が

世界理解の仮説(5)ー鉄の呼称が興味深い。トルコ~中国・東北・アイヌ以外の日本列島の呼称はチュルク語形テツなのに、満州~朝鮮半島~シベリア~東北にかけてはツングース系の呼称・・これは鉄の伝播経路の違い。後者はより北方経路で駿馬秋田犬同様にスキタイ→靺鞨(多賀城石碑に靺鞨までの距離が)

世界理解の仮説(6)ー靺鞨は東アジア最古の民粛慎の後継(中国から見て東北全体の呼称で匈奴突厥等トルコ系以外の呼称)。中国史上初は舜代(史記)、中国最古の書物の1つ『書経』や孔子も言及。その千年後に再朝貢には驚く。ここからの進出で扶余等が成立や扶余等から再流入という大陸の日本的存在

世界理解の仮説(7)ー農耕民は海を渡ってまで侵略はしないのに比べると騎馬遊牧民はまるで違う。現露国チューバ共和国まで東征した金好きの騎馬民祖スキタイ(紀元前十数Cの古墳群)がすぐ先の日本海へ行かないのは不自然。そこで豊富な鉄資源を見つけた彼らの次の行き先は当然金の豊富な日本列島

騎馬遊牧民の祖といわれる黄金好きのスキタイと、東でのその後継と思われる匈奴について詳しい『林俊雄 スキタイと匈奴 遊牧の文明』はーhttp://1000ya.isis.ne.jp/1424.html・・ただ最近はスキタイ東方起源説も多いとか

明治以降の家父長制や天皇制も日本の伝統とは違うもの。明治までは家父長的な武士や藩でさえも、親族どころか家臣に「能力がない」と判断されたら、家も相続できなかったり、廃嫡されたり暗殺されたり、婿取りや分家から等が日常茶飯事・・特に商売人やに西日本はは血統よりも能力重視で婿取りが多い

靺鞨(後半分が女真にでモンゴルとは犬猿の仲)は樺太アムール川にもいたので、彼らの先祖と縄文人は数千年間北海道黒曜石や沖縄貝製品交易(大陸からアスベスト)で蝦夷とは顔見知りで血縁関係もでモンゴルの北からの元寇に対して共に戦いアイヌ民族が形成された。それは異民族との戦いを描いたカムイユーカラ(神話)に生々しく

このように蝦夷を中心にしながらも、長い間交易関係のあった大陸樺太の靺鞨をも加えてアイヌ民族が形成されたので、熊祭り等のツングースと共通する文化があるのではと思う。それ以外に、同質性が高く、平和的なアイヌ民族の形成の説明は難しいし、倭人への親近感(大陸民に比べて)の説明も

今日は体調が悪い

2012年11月25日 | 食・環境

今日は調子が悪いので、ツイッターを見て欲しい。『道産子詩人(投票は生活党では×生活は○)』はー『ここ』

笑いの不足してる人必見!
いつも面白いんだけど、特に今日の記事には大笑いした。映画の師匠の『6往復目で、やっとハイになる』はー『ここ』


貧乏人のための食材(7)ー納豆ー
この記事を読んでから、納豆はもっぱらお茶漬けか納豆汁に。『魯山人と納豆/400回もかき混ぜたのは本当?』はー『ここ』
納豆は混ぜるほど栄養と旨みが増すとか。
魯山人作品を嫌になるくらい読めるのはー『ここ』

山椒魚は一度だけ三重県の山奥で見た。《味はすっぽんを品よくしたような味で、非常に美味であった。汁もまた美味かった。すっぽんとふぐの合の子と言ったら妙な比喩》と魯山人『山椒魚』はー『ここ』

久しぶりの夢をみたら田宮次郎のような相棒の夢だった

2012年11月25日 | 食・環境
勝新太郎の『兵隊やくざ』をギャオで観たら、『悪名』シリーズの相棒の田宮次郎が出演してなかったので、『まるでクリームの入ってないコーヒー、唐辛子のかかってないウドンみたいだだな』と呟いたのがたぶん原因に違いない。

連れ立って降りた駅は岡山駅だという(全然縁もゆかりもないが『悪名』で度々出てきた因島関連かもしれない)。
「古臭い街でんな」「なんか建物がみんな傾いでるな」「ずっと座りぱなしだったせいなんかも・・」「こっちまでくらくらしてくるな」

相棒は女とみると声をかける癖があるらしい。二階から顔をだした中年女にも「おねえさんこんにちは、良い天気でんな」・・
そういえばこんな調子のいい大阪男と以前旅先で一緒になったことがあった。女とみると口説きにかかって、「どっから来たん?」「それ何の本?」等と質問攻めにしては「ええなー」と褒め称える。

自分たち二人は職を探してるようで、ある木工場の前に立つ。
門衛に「仕事を探してるのですが」と言うと、すぐさま担当者がやってきてじろじろ上から下まで見る。
「そんなちっこい身体で大丈夫かな?」。すぐ隣で「お前は小さすぎるから無理」とまるで小学生みたいに小さい男が門から追い出されている。

目を凝らして工場内を見ると、屈強な身体つきの男が二人で、大きな丸太を抱えて運んでいる。「あんな仕事だけど、どうやできそうか?」。相棒がすかさず言う「あんなもん朝飯前ですわ。」「そんなら試しにやってもらおうか」
・・・・
お代わりし放題の飯をたらふく食って、風呂場へと向かう。
大浴場に仕事帰りの男たちが頭を浮かべて湯に浸かってる『まるで芋でも洗てるようだな』・・とため息ついたら目が覚めた。

 年譜  青葡萄  一つの星をうたおう   李陸史(イユクサ)

2012年11月24日 | 食・環境
 
    李陸史(イユクサ) 訳/安宇植(アンウーシク)                                        
「おまえは石橋の袂(たもと)で拾ってきた」といっていた
祖母の叱言(こごと)をまこととしよう

おれは本当に堤防の傍のあの村に
捨てられた 孤児たっだのかもしれない?

だから十八歳の新春は
柳笛の調べに託してやり過ごし

初恋が流れていった港町の夜
涙混じりに飲んだ酒は 真っ赤な血よりも甘かった

功名がおれを嫌ってるといわれようと 一度でも声をかけたことがあったか
風まかせに帰ってきた村もからっぽで

霜を踏んで歩いた夜明けの路上で
肝臓ばかりが白っぽく紅葉し

蜘蛛の巣だけが足首に絡みつくにしても
鉄鎖につながれたように重くなる

雪の上を歩いていくと 足跡が地図になり
ときには不安におののき 風も吹く
(安宇植訳「李陸史詩集 韓国文学名作選」講談社より)


    青葡萄    李陸史(イユクサ) 訳/安宇植(アンウーシク)

わがふるさとの七月は
たわわの房の葡萄の季節

ふるさとの伝説は一粒一粒に実を結び
つぶらな実に遠い空の夢を宿す

空の下の青海原は胸を開き
白い帆船が滑るように訪れると

待ち詫びる人は船旅にやつれ
青袍(あおごろも)をまとって訪れるという

待ち人を迎えて葡萄を摘めば
両の手のしとどに濡れるも厭わず

童(わらべ)よ われらが食卓に銀の皿
白い苧(からむし)のナプキンの支度を


    一つの星をうたおう   李陸史(イユクサ) 訳/安宇植(アンウーシク)


一つの星をうたおう。たった一つの星を
十二星座のあのおびただしい星の群れを どうしてうたえようか

たった一つの星! 朝 消え去るときに見て 夜 現れるときに見る星
ぼくらとものすごく親しく もっとも輝かしい星をうたおう
美しい未来を切り開く 東方の大きな星を持とう

一つの星を持つことは 一つの地球を持つこと
染みだらけの悲しみよりほかに失うものとてない 古臭いこの地上で
一つの新しい地球をわがものとする 来たる日の喜びの歌を
喉も裂けよと声を張り上げ 心ゆくまでうたってみよう

乙女の瞳を感じつ帰っていく 軍需夜業の若き友たち
青いオアシスを思い描く辛い砂漠の キャラバンも心を潤すがいい
火田(かでん)に石くれを拾う農民たちも 沃野千里をわがものとしよう

だれもがおのれにふさわしい豊饒の地球の主宰者として
主(あるじ)のなき一つの星をわがものとする 歌をうたおう

一つの星一つの地球がしっかりと鍛えられたその地上に
あらゆる生産の種をわれらが手で蒔いてみよう
嬰粟(えいぞく)のような輝かしい実を穫り入れる饗宴では
礼儀にこだわることなしに半酔の歌でもうたってみよう

厭離穢土(えんりえど)し人々を治めたまう神はつねに神聖にして
新星を求めていく移民の群れに加わることはないから
新しい地球に寄せられた罪なき歌を 真珠のごとく撒き散らそう

一つの星をうたおう。たとえ一つの星であれ
一つまた一つの十二星座すべての星をうたおう


素敵な詩人はどこ国にでもいる。心惹かれる詩も・・
最近のぼくのお気に入りの詩人が戦前の朝鮮半島の詩人、李陸史(イユクサ、1904~1944年)。抗日運動家でもあった李陸史(イユクサ)が日本の官憲によって殺されたのは、まだ41歳の時だったという。
【訳注】
・火田(かでん) ・・・ 焼き畑のこと。
・罌粟(えいぞく) ・・・ ケシが嬰粟と誤伝されたのであろう。ケシは韓国では、楊貴妃と呼ばれるほうが多い。
・厭離穢土(えんりえど) ・・・ 仏教で、汚れたこの世を嫌って離れること。

最近のメモ帳からー

2012年11月24日 | 日記

ここはほんとにすごい!ほぼあらゆる分野の問題が図録されてるブログ『社会実情データ図録』はー『ここ』

管直人が街頭演説で「売国奴」と罵倒というならなら・・野田は「奴隷豚」か・・民主党はみな同じ植民地の奴隷集団。まるで反省する気がなく上から目線の世襲馬鹿ばかりの自民党は「原発事故デフレ不況反省しろ」。維新は「ペテン師詐欺師」。公明党は「ゴキブリほいほい」

これがいつも人体実験しか考えない奴らのやり口ー『ここ』

自民党が国防軍公約をマスコミで宣伝中だが、自民党の改憲の狙いは憲法の制約を無視して「集団的自衛権行使を可能に」。集団的自衛権とは、自国が攻められてもないのに同盟国が戦争開始したら参加する権利。維新も野田も同じ方向。完全な憲法違反で米軍尖兵にされる自衛隊が米軍の弾除けに

必見!翼賛民自公推薦の猪瀬都知事候補を田中康夫前長野県知事がメッタ斬りの対談『「現実主義」という名のイデオロギー』はー『ここ』

『自民党・CIA・統一教会・北朝鮮が一体物だという事実がよくわかる秀逸な資料集ですね』はー『ここ』

福田氏の引退で、自民党にはもうまともな政治家がいなくなってしまった。自民党も維新もナチスと変わりないファシズム政党に変貌中・・それについてゆく公明党は相変わらずのゴキブリほいほい党

韓国はアジア金融危機後のIMF支配(日本の金で)で構造改革、国営企業民営化と外資へ市場開放強制され、米韓FTAで植民地化完了。TPPでは日本も同じ運命に。『米ファンドが韓国政府を提訴 「韓国銀の売却巡り損失」 』はー『ここ』

自民党案:「軍事裁判所新設」って書いてある…。基本的人権の削除といい、ヤバすぎと話題に・・
『日本国憲法改正草案』がヤバすぎだ、と話題に・・・』はー『ここ』

日本はもうナチス政権樹立直前常態なんだから・・党利党略ではなくもっと大人になってファシズムに反対の統一戦線が急務!今度の選挙で、共産党は社民と生活との共闘を実現できなければ、もはや多くの国民から見放されてしまうだろう。その崖っぷちに立ってる、という自覚が必要!

「青い薔薇」で、『虚無への供物』(中井英夫)連想ー『ここ』
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、夢野久作『ドグラ・マグラ』とともに、日本探偵小説史上の三大奇書と並び称される

何故かいつも、他の所は大丈夫なのに・・フォローも、リツイートも、お気に入りもできない謎のツイッターはー『ここ』


小栗虫太郎は好きな女性から薦められて読んだけど、とても読みやすい作家だった(彼の家に居候してたのが、確か、懐かしい絵本『セロ弾きのゴーシュ』で有名な茂田井武)。右翼の大物の息子夢野久作もほとんど読んだけど・・こっちは映画化してもらいたい物語が多い

「独裁者ごっこ」をやってる石原や橋下や自民党を見るといつも思い出すのが・・小学校に入る前に生まれて初めて観た映画チャップリン『独裁者』ー『ここ』


子供の頃、従兄弟に借りて最初に読んだのが松本清張や開高健や坂口安吾やチェーホフだったので、どうも幻想的な作家は苦手・・
チェーホフや開高健や坂口安吾はいま読み返しても面白い。
チェーホフは現実と幻想とを行き来する描写が上手い『牡蠣』ー『ここ』

倚りかからず 夏の星に (茨木のり子)

2012年11月23日 | 
      倚りかからず

 もはや
 できあいの思想には倚りかかりたくない 
 もはや
 できあいの宗教には倚りかかりたくない
 もはや
 できあいの学問には倚りかかりたくない
 もはや
 いかなる権威にも倚りかかりたくない
 ながく生きて
 心底学んだのはそれぐらい
 じぶんの耳目
 じぶんの二本足のみで立っていて
 なに不都合のことやある
 倚りかかるとすれば
 それは
 椅子の背もたれだけ


     夏の星に

まばゆいばかり
豪華にばらまかれ
ふるほどに
星々
あれは蠍座の赤く怒る首星アンタレス
永久にそれを追わねばならない射手座の弓
印度人という名の星はどれだろう
天の川を悠々と飛ぶ白鳥
しっぽにデネブを光らせて
頚の長い大きなスワンよ!
アンドロメダはまだいましめを解かれぬままだし
冠座はかぶりてのないままに
誰かをじっと待っている
屑の星 粒の星 名のない星々
うつくしい者たちよ
わたくしが地上の宝石を欲しがらないのは
すでに
あなた達を視てしまったからなのだ


*政治家をみても、女性の方がしっかりしていて変節するのが少ない。
公約として「女性差別撤廃」「議員や管理職の三分の一を女性に」を掲げる党があってもいいなと思う。

貧乏人の味方の食材シリーズ開始を・・今日は原発・政治問題を中心に情報収集中

2012年11月23日 | 食・環境

(1)酒粕-
そろそろ新酒の季節。「酒粕が入荷」いうので早速酒粕を1キロ500円で購入し、鍋・味噌汁や甘酒に(酒が飲みたい時はその代用になる)・・
出汁代が要らないのでかなりの節約になる。
さらに酒粕は点滴と同成分のほぼ完全栄養食品で腐敗しない点もいいが・・鍋や味噌汁の味が全然違う。酒粕なしの石狩鍋なんてとてもまずくて食べられない!
注;今月は、引越しやパソコン故障や新しいPC環境のためや、家賃等に10万円近くの出費だったので、ほとんど小遣いがないな・・

(2)ー鯖の缶詰ー
少し前の大阪の代表的料理が「船場鍋」。主人一家が食べた後の鯖の骨で出汁をとった鍋で、これが大阪商人の活力源に。自分なりに工夫して鯖の水煮缶で鍋や煮物を。味噌煮缶は味付けいらずで大根煮に

(3)ー温泉卵ー
好きな卵料理の順番はー①温泉卵(カップ麺の開いたのに熱湯と卵を入れて約3分)②卵掛けご飯③オデン(味のコツは美味しいガンモドキと米のとぎ汁で下煮した大根)④出汁巻き卵⑤目玉焼き

(4)ー野菜編ー
北海道のジャガイモ(熱を加えてもビタミンが破壊されない)やカボチャはネットで買っても安くて美味しいので断然得。血液をサラサラにして殺菌作用の強い玉葱も・・風通しのいい暗い場所に吊るしておくと一年は持つ。切った玉葱同様に、小松菜やエノキは冷凍すると栄養価が増しより美味しく

(5)ー保存食編ー日本は世界でも最も多種多様で優れた保存食が多いが、体験的に優れてるなと思ったは-①凍み豆腐(簡単で味噌汁や煮物に重宝)②乾燥海草や乾燥野菜(簡単に味噌汁や麺類の具に。特に三重県産を重用)③スルメや魚の乾物(酒のツマミに最高)

(6)ー鮭ー夕食の石狩鍋は酒粕のおかげか絶品だった。今月11日は鮭の日だったとか・・鮭は一切捨てる所がない国民食(お握りも焼鮭やイクラ)・・アイヌには鮭の靴や着物も。最近では鰹節の代わりに利用とか・・新潟の代表的郷土料理のっぺ汁は村上の鮭じゃないと駄目


◆「国民の生活が第一」のジャンヌダルク三宅雪子議員の近況は(投票で「生活党」では認められず「生活」ならいいとか。ほんとに訳のわからない情けない低国かな)
『「さっき、今年の漢字は「嘘」では、というツイートを見てガクリ。この間見かけたのは「保身」:三宅雪子候補」』(晴耕雨読ブログ)はー『ここ』

◆維新の裏ボスの竹中(候補者選定委員長)はゴールドマンサックスの手先(ホリエモンで私欲の元日銀総裁福井も、クリントンは会長、キッシンジャーも最高幹部)・・山一證券を空売りで破綻させ、海外取引きをしない銀行に世界で唯一自己資本率を適用し、日本経済の基本の土地担保制禁止し、GSが都内一等地やゴルフ場買占めを

◆またアメンバーブログで以下の内容がアップ不可能。よっぽど都合の悪い事が背後にあるらしい!
《野田選挙区での違法行為、法治国家ではありえない悪質虚偽記載で逮捕すべき!
『野田首相資金団体でまた公務員が会社役員、1人は船橋市選管事務局長』はー『ここ』

  紙の上   山之口貘

2012年11月22日 | 食・環境

  紙の上   山之口貘

戦争が起きあがると
飛び立つ鳥のように
日の丸の翅をおしひろげそこからみんな飛び立つた
                                    
一匹の詩人が紙の上にゐて
群れ飛ぶ日の丸を見あげては
だだ
だだ と叫んでゐ

発育不全の短い足 へこんだ腹 持ちあがらないでっかい頭
さえづる兵器の群れをながめては
だだ
だだ と叫んでゐる

だだ
だだ と叫んでゐるが
いつになつたら「戦争」が言えるのか

不便な肉体
どもる思想
まるで砂漠にゐるようだ

インクに渇いたのどをかきむしり熱砂の上にすねかへる
その一匹の大きな舌足らず

だだ
だだ と叫んでは
飛び立つ兵器をうちながめ
群れ飛ぶ日の丸を見あげては
だだ
だだ と叫んでゐる


*これほどの反戦詩があるだろうか・・
詳しくは『検閲逃れた反戦の叫び 山之口貘の傑作詩「紙の上」』ー『ここ』

アルチュール・ランボー  『地獄の季節』より

2012年11月21日 | 


戟叉の一撃
火の雫
いいとも、けっこうさ

もう一度
探しだそう
永遠を

それはきらめく太陽と海

待ちわびた魂よ
ともにつぶやこう
空しい夜と
烈火の昼の
せつない思いを!
            (アルチュール・ランボー『地獄の季節』より)


*高校時代にランボーのこの詩を読んで以来、まるで燦然と輝く北極星だった。
初期の彼の詩にも素晴らしい詩が多い。でも無理は禁物だ。ランボーみたいに墓場へ急ぐ競争をしたってしょうがない。
むしろ正岡子規のような諦観こそ我々日本人に欠けているものに違いない。
《余は今まで禅宗のいわゆる悟りという事を誤解していた。
悟りという事はいかなる場合にも平気で死ぬる事かと思っていたのは間違いで、悟りという事はいかなる場合にも平気で生きて居る事であった》

人間は間違いが多く、妥協し汚辱にまみれながら生きてゆかねばならぬ時も多いが・・
「正義はつねに永遠に美しく清らかなものである」(ビクトル・ユーゴー)
一兆円の利権に目がくらんで瓦礫を日本中に運んで放射能をばら撒くな!
福島の子供たちでもうこれ以上人体実験しないで安全な地へと運べ!
加害東電て被害者からの賠償請求を査定するという不正義をもう止めろ!
水俣病の後のように、賠償だけをやる特別委員会を作ればすむ話しだ・・

*沖縄の放浪詩人山之口貘の自伝的詩『生活の柄ー高田渡』はー『ここ』
彼と彼の友人だった金子光晴同様に関東大震災後に詩人となったののが宮沢賢治だった(↓の彼らの詩参照を)。
小熊秀雄ほではないが、明治末の大逆事件に反対の石川啄木を受け継ぐ反戦的詩人たちだった。
賢治の詩や童話には革命についての作品(「オッペルと象」「ビジテリアン大祭」や多くの詩)や、軍隊を皮肉ったり(「バナナン大将」)や、戦争の空しさ(「カラスの北斗七星」)や、詩「鼓者」のように国を奪われて異国をさすらう朝鮮の人々への哀切な詩も。
山之口貘は『紙の上』を読めば、その反戦の意思の強さは明らか。

*シャーマン論を付け加えた『反対 金子光晴』はー『ここ』
この画像で○○法という言論弾圧法で逮捕されないかどうか心配だけど、内容に合った写真を探してる暇がない