今朝は地引き網に参加しました。
海の近くに住んでいてもこんなに朝早くから海には
行きません。
家族5人、寝ぼけ&空腹で現地集合。
照りつける太陽。
しかし、ほとんどのことは漁師さんたちがしてくれました。
先ず、いそいそと船が出ていきます。
眺めてると軽く沖合いに網を落としてる様子。
すぐに戻ってきます。
地面にはたより無さそうな綱があっちとこっちにハの字に。
これを引っ張るのか?
いきなり引っ張る訳ではなく、まず手動?のウインチで
ある程度手繰り寄せてからスタートです。
数十人のおとなと子どもがあっちとこっちの綱に群がる。
それを手に海から岸に向かって歩きます。
綱はちょっと重いけど、綱引きほどの本気じゃないです。
勝ち負けないから適当に手抜きも可能です。
さすがに何往復もするから、小さい子は段々いなくなり、
気付くと綱も重くなりますが、網の先端が見えると
最後の頑張り?です。
おお、網の中で魚が跳ねてるよ。
生しらすに混じってアジ、カマス、イワシ…
子どもたちは好奇心の塊なんですね。
カマスでも結構躊躇なく掴もうとします。
ちょっと怖いんですけど。
そのあとも 漁師さんたちが適当に魚を集めて選別、
私たちは食べるのを待つだけに。
こういうところで食べるお魚が美味しいのは当たり前です。
お魚さんと言っても結構個性があるんですね。
同じくらいの大きさでもアジのお口は小さいけど、
イワシの口は大きくて中の歯も凄そう。
スーパーで買うときには気にしない些細なことも
気付きます。
ここではちゃんと生きてたんだからね。
子供は好奇心の塊…ほんとそうですね。
我が家も子供が幼稚園~小学校低学年の頃、氷見の海で何度か地引網の体験をしましたよ。
ある時、漁師さんから、「網に入っている魚を自由に持って行ってもいいよ」と言われたので、クロダイが一匹入っているのを見つけていただこうとしたら、「ああ、クロダイはちょっとごめんなさい。他の魚ならどうぞ!」と言われてしまいました(笑)
子供のためといいながら、私自身もイベントを楽しんでいたのだな…と当時のことを懐かしく
思い出しました♪
日本海の地引き網は色んな種類がたくさん掛かりそうで興味あります。
漁師さんの話では、「いつもはこんなに掛かんない。今日は奇跡だ」みたいなことを言ってましたが、残念ながらタイは見当たりませんでした。
確かに地元の魚屋と同じ顔ぶれでした。
まず親が楽しまないと始まりませんよね。ひなわんこさんのお子さんたちもきっとひなわんこさんの経験をたくさん引き継いで大きくなられたんだと思います。夏休み、まだまだ色々挑戦したいですね。