今までの経験を総合すると、
外資系は単刀直入、
日本企業は雰囲気、
と言うことになります。
(なんか当たり前の話かもしれませんが...)
外資の場合は先ずメリットを並べます。
報酬、待遇、福利厚生、
場合によってはストックオプションまで。
韓国では家族帯同の場合のマンションや
インターナショナルスクールまで見せて
くれました。
そして面接は、
「我々は○○の××で困っているが、
あなたはそれを解決できるか?」
と。
多分ここで評価が分かれるんだと思います。
日本人にとっては「使い捨て」、「技術の流出」。
でも彼らは至って正直。
新聞で取り上げられた東芝のケースの様に直接データを
持ち出せば足が着くけど、
実際問題頭の中のノウハウだけでも十分やっていける
はずだし、その場合は特許にでも抵触しない限り
「機密漏えい」の立証は難しいと思います。
本当に力がある人はそこを上手く乗り切り、
その後さらに新しい分野を切り開き、定年まで働く人もいる。
そうでない人は数年で行き詰まり、
辞めざるを得ない雰囲気になる。それが「使い捨て」と映る。
韓国に限らず外資ではそれが当たり前。
だからそれは行く人自身の問題であって
先方を責めるのは「お門違い」かもしれない。
それにそれを斡旋している会社は日本企業の子会社だったり
しますからね。
でもまだ40歳代前半でそんな賭けをする気もないし、
正直単刀直入なノウハウ提供はためらわれる。
それを自分自身できちんと確認したかった。
(と言って信じて貰えるかどうかは微妙ですが)
それはできることだったけど、
「できない」と言って帰ってきてしまいました。
逆に今の会社のいいところも分かった気がした。
色々と問題はあるけど、まだまだ頑張れますよ。